歯を失う原因のほとんどが虫歯や歯周病によるものです。虫歯を防ぐために最も有効なのは毎日の歯磨きですが、「歯を磨いているつもりなのに虫歯になってしまう」という方も少なくはないでしょう。このような方は、今一度、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
スウェーデンの人口12万人のカールスタットという小都市の統計では、予防歯科受診率は19歳まで100%、20~59歳が90%、60歳以上でも80%ときわめて高い比率です。アメリカではどうかというと、年間所得が日本円にして約400万円以上の層でほぼ80%、200万円以下の層でも50%の人が予防歯科を受診しています。
では、日本ではどうでしょうか。実は日本国内の受診率については、はっきりしたデータはありませんが、厚生労働省の平成11年保健施設動向調査の「受療の状況」から割り出される受診率はわずか2%です。虫歯の原因は、歯垢とよばれる細菌のかたまりです。しかし、プラークができてしまったからといって、すぐに虫歯になるわけではありません。
プラークは「歯に付いた食べカス」や「ブラッシング不良による磨き残し」などが、お口の細菌と混じり合ってできるものです。このプラークは、飲食物に含まれる糖分をエサとして増殖するだけでなく、時間が経つと酸を作り出します。ここで作り出された酸が、歯の表面を溶し始めます。
食物を噛むことで、食べ物とこすれ合い歯がきれいになります。硬いもの、食物繊維が多い野菜や果物などは、掃除効果が高くなります。 また、唾液には、歯を丈夫にする成分が含まれています よく噛むと唾液がたくさんでるため、歯も丈夫になります。超音波洗浄機は大切です。
歯並びがよくなる。よく噛むとアゴが発達し、永久歯がきれいに並びます。 歯垢がつきにくいので、虫歯になりにくいのです。
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