毎日歯磨きしても歯と歯の間のプラークが取り除けないところがあるので、プラークが積み重なった部分は酸素が欠乏し、歯周病菌が繁殖しやすい環境になります。
歯周ポケットは深くなると酸素が届かなくなり、歯周病菌が好む環境になります。３mm以内の歯周ポケットであれば、歯ブラシやデンタルフロスで空気を送り込むように磨くと歯周病菌の活動が弱くなります。
体の抵抗力が下がると、歯周病菌の予防力も弱くなり、歯周病菌が血液に侵入しやすくなります。敵が弱った歯周病菌は増殖し、攻撃してきます。
タバコのニコチンは歯茎の毛細血管を収縮し、歯茎の細菌抵抗力が弱くします。プラークが溜まると、歯周病菌を増殖させます。
４ｍｍ以上の歯周ポケット内の歯周病菌は自分で除去できませんから、歯医者で定期的に歯周ポケット内を超音波スケーラーで機械的に歯周病菌を落とします。