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歯周病と骨粗鬆症の関係について
歯周病は歯槽骨吸収を伴い、重症の場合は歯を失う疾患ですが骨粗鬆症との関係性も重要視されてきており、愛知学院大学歯周病学講座野口先生らは、歯周病と骨粗鬆症との関係について長期にわたり研究をされています。 骨粗鬆症は、米国国立公衆衛生研究所のコンセンサス会議で『骨強度(骨密度と骨質)の低下によって骨折リスクが高くなる骨格の疾患』と定義されています。骨強度は、従来重視されていた骨密度と骨質の双方を総合的に評価して決定されています。 骨粗鬆症と歯の喪失に大きく寄与する歯周病との関係は、1960年代後半より骨粗鬆法や骨量減少症に起因する全身の骨量減少と歯周炎に起因する局所の歯槽骨吸収に関心がもたれ、その因果関係を解明するために多くの研究が報告されてきました。 日本人の大部分の人が摂りたいと思っているが実は摂れていないカルシウム摂取量は、最低1日600mg(国民栄養調査)です。 しかし、「美食・飽食」「運動不足」「ストレス」「日に当たらない」「コーヒー」「アルコール」「たばこ」などの 不摂生が原因で、このカルシウムの1日の摂取量は最低限の必要量ですが、適当量ではありません。 では、骨粗しょう症(骨粗鬆症)にならなくて済む、充分なカルシウムの摂り方はいくらなのでしょうか?それは、1日2,500mg です。 これだけ摂ると年を取っても血中副甲状腺ホルモンは、骨からカルシウムを引き出して骨粗しょう症(歯科材料) を起こさないので、老化とこれに伴う生活習慣病を予防出来ます。 最近の研究では、骨粗鬆症も歯周病と同様に歯の周りの骨を溶かすこと、そして、双方の骨を溶かすメカニズムが極めて類似しているということが解明されました。 この事は、骨粗鬆症の方は歯周病にもかかり易く、尚かつ重症化し易い、すなわち歯が抜け易いということを意味します。更に困ったことに、骨粗鬆症の治療薬の1種であるビスフォスフォネート剤は、顎骨(がっこつ)壊死(えし)を発症する危険性が指摘されていて、歯科治療の内容によっては顎骨壊死やその他の危険性が増大する可能性が考えられます。 現在、我々はこれらの互いに密接に関係しあう疾患の進行を遅延させ、副作用を予防すべく、疾患の早期発見・早期治療、および定期的なお口のお手入れに取り組んでいるところですが、この薬を服用されている患者様に対して、歯科医は特に慎重な対応が求められます。 歯周病は慢性疾患であり長期的に放置される傾向が強いのですが、罹患期間が長ければ長いほど歯槽骨の吸収も進行しているため歯を喪失したのちの顎骨の形態にも影響を及ぼします。臨床的にも義歯患者さんで、歯周病が原因で歯を喪失した方の顎は歯周病以外で歯を喪失した場合よりも骨吸収が進行している場合が多いことがわかっています。歯科口腔内カメラは大事です。 世界一の高齢社会となった日本ですから加齢変化に伴う骨強度の低下と閉経後女性の骨粗鬆症は顎の骨強度にも少なからず影響を与えていることは多くの研究データからもあきらかになってきています。早い時期から歯周病予防に取り組む必要性があることと骨粗鬆症に対する対応が相互に重要であるということです。