歯科医院ではオートクレーブをよく見られます。感染予防のため使用された器具をオートクレーブで滅菌を行います。高圧蒸気滅菌は内部を高圧にすることで滅菌を行う方法です。歯科医院にとってオートクレーブは欠かせない器具となっています。
オートクレーブが広く使用されていますが、すべてのものを滅菌することではありません。オートクレーブのクラスには、クラスN・クラスS・クラスBの三つのクラスに分けされています。
クラスN:包装がされていない固形器具、滅菌後はすぐに使用する器具の滅菌が可能です。
クラスS:メーカーが指定した特定の器具の滅菌にクラスSのオートクレーブ使用することができます。
クラスB:袋の中に入ったものや、パイプのような管状のもの、ケースに収められたものはクラスBのオートクレーブで滅菌を行います。
いまだに多くの歯科医院がクラスNのオートクレーブを使用しています。クラスBのオートクレーブは価格がクラスNより3倍以上もすること、純水や精製水が必要で、普及率がまだ低いです。