ブリッジ治療は、歯を失った個所が比較的少ない場合に用いられる治療法の一つです。ブリッジとは、その名のとおり、歯のない部分に橋を架けるように人工の歯を入れるものです。イメージとしては、失った歯の隣接する歯を削って橋げたを作り、そこへ人工の歯を橋のように入れるイメージです。
歯のブリッジの本数を数える時は、抜歯してある部分だけではなく、その前後の土台となる自分の歯を基準にして本数を決定します。そのため、1本の抜歯した空きスペースに対して最低2本の土台が基本。ブリッジは最低3本からと覚えましょう。
ただし空きスペースが2カ所に分かれていたり、歯のない部分が3本以上あったり、同じ1本でも犬歯のように使用の際に負担が大きい歯などは、咬み合わせの際の力や歯ぎしりなどに対応するため、本数がさらに多く必要になることもあります。
ブリッジとは何らかの理由で欠損した所を両隣の歯を支持として使い、欠損した所を補う治療です。ブリッジの長所は取り外しがないため、違和感が少なく使用できる事にあります。短所は支持として用いる歯は削る必要がある事と力学的に負担がかかる事です。そのためブリッジ成功の鍵はブリッジの設計とブリッジを支持する歯の診断です。「ブリッジ」とは、両隣の残った歯を削り土台とし、人工の歯で「橋を架けるような形」にした「かぶせ物」のことです。
残っている自分の歯を橋桁(はしげた)として使うわけですから、橋桁となる歯が丈夫であることが条件です。そしてその位置も大事な要素になります。3本分となっていますが、場合によっては橋桁が3本以上になったり、欠損部分が2歯以上になることもあります。きちんとかぶせられた物は、ほとんど元の自分の歯のように使えます。