お茶には強力な殺菌効果や消臭効果があるのは有名で、ご存知の方も多いと思います。
ところが意外と口臭予防を意識してお茶を飲んでいる人は少ないように思います。
消臭力が高いのはお茶の中でも緑茶なのですが、緑茶は消臭力の他にも殺菌効果(超音波クリーナー )がありますから、出がらしまでも利用されています。もちろん飲んでも美味しいです。
では、緑茶のどんな成分がこれらの効果を引き出しているのでしょうか?緑茶には、カテキン、フラボノイド、カフェインなどの成分が含まれています。先ずカテキンには殺菌作用があるとされているのですが、コレステロールの低下や、体脂肪の減少、さらにがん予防、虫歯予防、抗酸化作用までもあるんです。超音波スケーラーは必要です。
口臭予防効果だけではなく、消臭素材としても有名なのが、緑茶抽出物です。緑茶だけではなく、お茶には口腔内のタンパク質を除去してくれる効果があり、歯周病の予防にも大きく貢献してくれます。口腔内のタンパク質は、まさに口臭の元ですから、臭いの原因をすっきり流してくれるお茶エキスは口臭にお悩みの方にとって心強い味方です。
最近は口臭対策用の各種お茶抽出物商品もたくさん販売されていますが、食後に緑茶やウーロン茶を飲むだけで、だいぶ口臭の発生を予防してくれます。 歯磨きはできれば1日3回、毎食後に行うのが理想的です。
ニンニクやニラ、生のネギやたまねぎなど、特別に刺激臭が強い食材を含むお食事の後は、お茶を飲んだだけでは完全に口臭を予防することは難しいかも知れませんが、それでもかなり臭いは軽減されますし、普通のお食事なら食後の口臭の発生を食い止めてくれます。緑茶のカテキンにはとても強い殺菌力があります。普段飲むお茶の2分の1程度の薄い濃度のカテキンで、ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌、コレラ菌、ボツリヌス菌をやっつけています。
それに、カテキンが持つ解毒作用により、コレラ毒素、百日咳毒素、腸炎ビブリオ耐熱性溶血毒、黄色ブドウ球菌の腸管毒、O-157のベロ毒素を解毒します。さらに、最近、問題になっているO-157を1万個1ccの緑茶の中に入れたところ、5時間後O-157がゼロとなったという実験結果もあります。
これほど強力な殺菌効果が緑茶にはあります。 すると、口は茶葉を異物と感じ、どんどん唾液をだします。また、お茶の成分のカテキンも口臭予防に有効に働きます。この方法は、女性の生理時の口臭予防も期待できるそうです。
お茶の葉の情報は、口臭予防で有名な、ほんだ歯科・本田俊一先生の著書でも紹介されていますので、かなり確かな方法です。ただ、あまり回数が増えると便秘のもとになるようですのでご注意ください。