取り組みとして、どちらが医学的だと思いますか?ほんだ歯科では、病的舌苔の原因が歯科以外の問題の場合は関連科の医師に治療を委託し、それ以外の舌苔に関しては口腔生理の立場から消化器としての機能を充実させると同時に、副作用の全くない漢方的な手法を平行させた口腔生理的な治療が行われるのです。
取り去ろうとするのではなく治療して治そうと試みます。それでも、だめだったら、安全にとり続けるしか方法がありませんが、治癒の見込みの無い生活習慣病を抱えた老人以外では、たいてい短期で解決できますが。
したがって、病的な場合を除き、治療が終了することは、患者は健全な舌の状態になると同時に、以後舌を磨かなくていいようになるのです。
病的舌苔の場合は、原因となる疾患を内科医に委託して治したり、生活習慣や、口腔生理機能を高めることで、舌を磨かなくてもよい健康な舌を作ることを最初に行ないます。
さらに、ほんだ歯科で開発された、舌専用の漢方系ジェルを用いて、指で舌や粘膜をマッサージして、舌苔の改善を図ると同時に舌苔由来の悪臭や不快も取り除きます。舌に刷り込むので長時間作用します。唾液もどんどん出ます。超音波スケーラーで口腔内の清潔を守ることが大切です。
この特殊ゲルは、ダメージを受けた舌粘膜を改善し、舌の乾燥を防ぎ、舌に取り付いた細菌による炎症を抑える効果ががあるのです。=現在特許を申請しています。これは、私が考案したもので、ほんだ歯科で患者専用として使われていたものです。
「口臭予防に舌磨き」の認識は口臭ケアグッズを売るための過剰な宣伝によるものですから、やり過ぎは禁物ですよ。インターネットの広告や書き込みで、舌磨きの有効性を訴えている記載も見受けられますが、それは医学的な根拠のない宣伝です。実際に口臭で悩んでいる人は、それまでに、舌磨きを続けていたはずで、気休めにしかならず、効果のないことを一番よくご存知だと思いますがいかがでしょうか?
舌磨きと口臭予防は密接な関係があります。舌には舌苔(ぜったい)と呼ばれる汚れが付着します。この舌苔は食べ物の残りカスや口の中の細菌でできており悪臭を出します。超音波洗浄機は重要です。
この舌苔を舌磨きで除去してあげることで口臭をすくなくすることができるのです。ただし、この舌苔を完全に取ろうとしてはいけません。逆に舌が乾燥したり、傷つけてしまうことで口臭が悪化したり舌の病気になる恐れがあります。