口角炎の原因には、どのようなものがあるのでしょうか。口角炎とは、上下の唇の境目あたりが切れてしまって、血が出てきたり、口を開けるたびに痛くなるという症状です。 そういえばそんな症状になったことがあるという方は、意外に多いのではないでしょうか?口腔内カメラでよく検査しましょう。
そんな口角炎の原因には、様々なものがあります。まず、カンジダやヘルペスウイルスなどの細菌による感染があるといわれています。また、よだれが多い人や、唇をなめる癖がある人も、感染しやすいといわれています。さらに、ビタミンB2、B6の不足や貧血なども原因になるとされています。口角炎は、原因をある程度特定できれば、治療法も限られてきて治療しやすいのですが、口角炎には様々な要素が絡み合っているため、なかなか治りづらいというのが実際のところです。
時々しかならないという方は一般的な治療法で十分ですが、度々かかるという方は、皮膚科や耳鼻科に相談してみることをおすすめします。超音波スケーラーは大人気です。
カンジダが原因の場合、カンジダが口角に増殖することで起こり、白い苔のようなものが付着したり、ただれがあります。細菌では、ブドウ球菌や連鎖状球菌の感染によるものがほとんどで、黄色のかさぶたができたります。ウィルスは、ヘルペスウィルスによるもので、一般的には子供に多く、ヘルペス性口内炎が起きてから口角炎が起こります。大人の場合は、口角炎だけが起こるようです。ビタミン不足は、口角炎だけでなく、口内炎の原因ともされていますが、特に、ビタミンB2の欠乏が口角炎の原因とされています。乳幼児では、よだれが多いことが原因で口角炎になることがあります。また、唇を舐める癖がある人は、口角が常に湿った状態になるので、口角炎になりやすくなります。
口角炎とヘルペスの見分け方としては疾患ができる部位、口角炎なら唇の端、ヘルペスは唇の端以外の場所にも発症します。あとは水ぶくれができているのか、単に切れて炎症を起こしているのかなどで大まかに判断することは可能ですが、口角炎もときに水ぶくれを起こします。
口唇の端に炎症がおきた場合はいずれにせよ皮膚科で診てもらう方が良いといえるでしょう。
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