あまり他人には言えない女性のお悩み…お仕事でお客様を相手にしているとき、オフィスで話をしているとき、デートのとき…。ふと相手と接近したとき、「におってないかな?」と心配になった経験、あるのではないでしょうか。歯科材料は役に立ちますか?
でも、毎食後きちんと歯みがきしているのにどうして臭うの? というも多いはず。口臭は、歯みがきをしてから時間がたってしまうことや、緊張やストレスなどでだんだん口の中の水分が減少して雑菌が増えることが原因です。そのため清潔にしている人でもずっと水分が取れないと多少は臭ってしまうものなのです。
でも接客業など、長時間人前に出ていることが多い人はこまめに飲み物を飲んだりできないし、ましてやしょっちゅう歯みがきすることなんて難しいですよね。思春期になると、急激に歯肉炎にかかる女性が多くあります。初潮の前後2年間は、歯ぐきに炎症を起こすことがあり、思春期性歯肉炎と名付けられています。思春期の女性の歯肉炎は、歯垢(プラーク)の増加だけでなく、性ホルモンの生成量が上昇する時期であるためとされます。
女性ホルモンの分泌が増加すると、歯肉の血液量が増えるため、刺激に対して過敏になり、その結果として、歯肉が赤くはれたり、痛みを伴って出血したりします。歯垢がある状態でも口臭を発生しますが、さらに細菌が繁殖してして炎症を起こした歯肉炎になると、もっと強い口臭となります。
女性の歯ぐきは、非常にデリケートにできています。思春期、月経時、妊娠など、ホルモンのバランス変化によって歯ぐきが影響を受けるため、女性は非常に重症の歯周病にかかりやすいです。歯周病にかかっている男女比は同じくらいですが、歯ぐきがザクロのようにブヨブヨになるような重症は、女性に多く見られます。風邪の場合は、抵抗力が落ちていることが多く、口腔内の細菌が増えやすくなっています。これらが原因となっている口臭は原因となっているものが改善されれば自然と治ってきます。超音波スケーラーは大人気です。
もしそれでもあまり改善されない場合は、虫歯や歯周病などからきているかもしれません。歯医者へいけば検査し原因を特定することができるので、受診されるとよいと思います。口臭が気にならない時でも定期的に歯科を受診しましょう。