母親が歯周病の場合、低体重児や早産になるリスクは、正常な人の7倍にも及びます。細菌が血中に入りこみ、全身をめぐって子宮に到達して収縮させるのが原因だと考えられています。妊娠中は月に一度はクリニックで歯と歯ぐきの状態をチェックしたほうがいいです。
妊娠周期によっては麻酔が使えなかったり、使用できない鎮痛剤や抗生物質もあるなど、治療に制約が生じることがあります。そのため、結婚や出産を考えている女性は早めに歯や歯ぐきをケアしておくことが重要だと言います。
健康な歯ぐきをキープするには、歯科器具を使って歯科クリニックでの定期的なケアが欠かせません。歯間クリーニングや歯周ポケットの深さチェックのほか、歯のみがき方や口内環境にあわせたアイテムについても専門医にアドバイスしてもらうことをオススメします。