「歯医者さん」あなたはお好きですか?。実はあんまりお好きでないという方が多いはず。まして何の自覚症状もないのに「検診」(口腔内カメラ)にいくなどもってのほかと思っていらっしやる方が大半でしょう。どの様な疾患でも早期発見・早期治療が患者さん、術者の双方にとって技術・時間的にそして経済的にも負担が少ないことは常識です。現代は長寿社会といわれ、このこと自体は喜ばしいことですがそれも五体健全であってこそ。歯がしっかりしていて美味しく食事が味わえるということは人人生の喜びであると同時に全身の健康にもおおいに関係してくることなのです。
メインテナンスは、治療によって得られた口腔の健康を持続させ、再発を防止することを目的としています。虫歯や歯周病を発症する前の潜伏期または、ごく初期の病気のうにに発見し、予防処置を行います。これにより、自分の歯を生涯健康に保つ可能性が高くなります。また、口腔内の健康から全身の健康の維持増進につながるようなメインテナンスに心掛けています。 歯科x線で清潔を守ることは大事です。
定期検診では、まず問診によって患者様の現在の状態や主訴などを伺った後、口腔内診査を行います。口腔内診査では、ミラーなどを使って虫歯やその他の異常が無いか、視覚的にチェックします。
視覚的なチェックが済みましたら、次はお口の中全体のレントゲン写真と口腔内写真を撮影します。(20歳未満の方はレントゲンは撮影しません)視覚的にチェックできるのはあくまでも見えている表面だけですので、詰め物やかぶせ物の中や、歯の根っこの状態などを見るためにはレントゲン写真の撮影は不可欠です。(当医院はデジタルX線を使用しておりますので、放射線被曝は通常のレントゲンの1/10程度です)
お口の中の状態を確認できましたら、お口の中の状態と患者様のご希望にそって、治療やお掃除を開始します。一回の診療だけでは終わらない場合は、ご予約をお取り頂いて次回ご来院時に続きを行います。
お痛みが出てから急患でご来院頂く方は、毎週の通院でも治療終了まで1ヶ月以上かかる方もたくさんいらっしゃいます。何年も歯科医院に通院していない方ですと、半年以上も通わなければならないということもあります。定期的に検診をお受けになっている方の多くは、1〜2回のご来院で終了になりますので、結果的に検診を受けている方の方が、トータルの通院日数は圧倒的に少なくて済みます。
「虫歯や歯周病の原因となるのは細菌。その細菌の固まりである強固な歯垢や歯石は、普段の手入れだけでは取りきれない」と、ウチヤマ歯科医院(埼玉県所沢市)の内山茂院長は話す。特に歯と歯の間や歯の裏は磨きにくいため、歯垢がたまりやすい。
PMTCは、主に歯科衛生士が、虫歯の有無や磨き残しをチェックしながら、歯磨きだけでは取りきれない歯垢や、茶渋などによる歯の汚れを取り除いていく。
実際のPMTCの処置は1.歯垢や歯石の付着状態をチェック、2.歯の裏や歯と歯茎の間に付いた歯石の除去、3.歯を強くするフッ化物を含んだ研磨剤で歯ブラシが届きにくい歯を磨く、4.歯の表面やかみ合わせ部分を研磨剤で磨く、5.歯と歯茎の間に入り込んだ研磨剤や歯垢を殺菌剤入の溶液で洗浄、6.歯の表面にフッ素を塗る――といった手順を踏む。
歯の定期検診「PMTC」の流れ
1.歯垢や歯石の付着状態をチェック |
2.歯の裏や歯と歯茎の間に付いている 歯石を取る |
3.歯ブラシが届きにくい歯間部を フッ化物入りの研磨剤で磨く |
4.表面のデコボコをなくし、 歯垢や着色物をつきにくくするため、 歯の表面やかみ合わせ部分を磨く |
5.歯と歯茎の間に入り込んだ研磨剤や歯垢を 酸性水や殺菌剤入りの溶液で洗浄 |
6.歯を強くする効果があるフッ素を 歯の表面に塗る |