舌小帯強直症

舌小帯強直症は、臨床でもよく見られ、舌小帯の短縮により舌の運動が制限され、その程度にもよりますが、授乳困難、言語障害、舌突出癖、咀嚼障害などの原因になるといわれています。

舌小帯が短すぎると、舌が充分に動かないため発音に影響して舌足らずなしゃべり方になったり、歯ならびやかみ合わせに悪影響をおよぼす場合があります。簡単な判別方法としては、思い切り「あっかんべー」をしたときに、正面から見て舌の形がハート形になるようだったら、舌小帯が短すぎる可能性があります。

舌小帯強直症は、望月らの分類によると、1度:十分開口させ、舌尖を挙上しても口蓋に届かないもの。舌尖がくびれて二つにみえるもの。2度:舌尖を挙上しても、咬合平面よりわずかにしかあがらないもの。3度:舌尖をほとんど挙上し得ないもの。に分類されます。

また、舌小帯強直症には、小帯が挙上訓練により伸展する粘膜性のタイプと伸展しない太い線維性のタイプがあります。舌小帯切除手術は、舌の運動障害や構音障害の有無によって実施されます。成人の場合は特に、術前の挙上訓練と瘢痕による強直を防止するために術後の挙上訓練が必要です。

舌小帯切除により、舌尖の挙上が可能になり、運動範囲は広くなりますが、発音障害は必ずしも改善するわけではありません。通常は、発音障害については3~4歳までに行えば、自然治癒も考えられますが、成人の場合、言語治療士などによる訓練を行わないと改善がみられない場合があります。

患者さんの回復に対する意欲が改善に影響することがいわれています。成人は、自分の意志でトレーニングを行いますので、協力がよく習慣化もされやすいこともあります。子供よりむしろ良いケースもあります。ただしやはり高望みはしないことです。

あごのずれに関しては、もちろん程度によりますが、骨格自体の改善を望まれるのであれば、矯正治療と手術を組み合わせた治療法が、必要かもしれません。一般に上顎あるいは下顎が前に伸び過ぎていたり、逆に顎が小さいなどで上下の歯の噛み合わせが大きくずれてしまっていたり、あるいは顔が非対称で歪んでいるような場合、「顎変形症」と呼ばれます。

このような状態ですとうまく噛めませんし、言葉がわかりづらいなどのいろいろな障害がでてきます。また口元が出ているなど容貌に悩むことも少なくありません。他にも前歯がでている、アゴが横にずれている、なども問題になってきます。

まだ小さい子供のうちは歯の矯正で対処できることもありますが、成人してからは医学的な理由からもなかなか矯正治療のみで治療することは難しくなってきます。現在ではこのような方々に対しては多くの場合、矯正治療に顎矯正手術を組み合わせることで、治療することが可能になっています。

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