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月归档:九月 2012
歯にかぶせ物をした
歯にかぶせ物をしたときなどに、咬合紙と呼ばれる薄い紙を挟んで、カチカチ噛んだり、左右にずらしたりして、様子を見て、かぶせ物の高さや形の微調整をします。これは、数ミクロン単位の微妙な調整ですが、この調整でかぶせ物がしっくり来たり、今ひとつ馴染まなかったりする感覚は、皆さんもご経験があると思います。 入れ歯を入れたときの調整なども含めて、これらの咬み合せの調整がうまくいかないと、不快感を覚えたり、肩こりや頭痛、内臓の不調など、体にさまざまな影響を及ぼすことがあります。 また、歯ぎしりをする人や、顎を強く噛みしめたりする人の場合、歯と歯が強くこすれあいます。こうした癖のある人は、咬みあわせが変化しやすく、口腔内の不快感、筋肉や関節の異常を起こしやすくなります。 逆に、咬み合わせの改善を行うことで、長年の偏頭痛や肩こり他、体の不調に悩んでいる方が、これまでの症状がうそのように良くなる症例も多く紹介されています。寝たきりの老人が入れ歯を調整することで、自立歩行を取り戻した例もあります。そのような悩みを抱えている方や、歯科治療後の不調が改善しない方は、一度歯科医師に相談されて咬合を診てもらうことも、有効なアプローチのひとつです。 歯科 ルーペ 咬み合せの異常は、一見して上下の歯が咬みあわないなど目に見えるような大きな異常というのはあまりありません。その多くは、先ほど述べたような数ミクロンの違いで違和感を覚える鋭い感覚が、わずかな歯の接触の変化を発端として、症状となって現われるものです。 また、その症状も明らかに咬み合わせが原因と特定できるものは限られています。首の筋力不足や精神的なストレス、悪い姿勢などとの複合的な要因で口腔内の不快感が現われるケースもあります。口腔内の違和感に慣れてくるとともに、症状もなくなることも多くあります。 拡大鏡 ルーペ このように、咬みあわせの不調や異常は、原因も症状も難解で微妙ですので、その治療も歯科医師とよく相談しながら、慎重に進める必要があります。まず、慣れとともに改善する可能性があることから、歯を削るなど後戻りのできない医療は、安易に行わないことです。また複合的な要因も考えられることから、姿勢の矯正や歯ぎしりの癖を改善することを先に進めるべきでしょう。
顎関の節症理学療法や薬物療法
人間の顎は、雑食動物であるがゆえ、草をすりつぶす草食動物の顎の動きと、肉を食いちぎる肉食動物の顎の動きが、両方でき、かつ、様々な発音を駆使して言葉によるコミュニケーションを実現することができる、とても複雑な構造になっています。そして、複雑であるために、種々のトラブルを起こしやすい構造であるともいえます。 そのなかで最近増えてきている顎関節症では、あごの関節やその周辺の筋肉に痛みがあったり、口を開け閉めするとカクカク関節部が音がしたり、口そのものがひらきにくくなったりします。顎関節症は、まだはっきりとした原因がわかっていません。 咬み合わせや歯ぎしり(ブラキシズム)、精神的社会的ストレス、などが原因として疑われていますが、いずれのケースにも当てはまらない場合もありますし、他の要因も含めて、いくつかの要因が重なり合って引き起こすともいわれています。したがって、その治療法も確立されていませんが、現在の一般的な治療法を紹介します。 1.セルフケア(日常生活の中で自分自身で行うケア) 歯科医の指導で、顎をいろいろな方向に動かしたり、開口訓練をする運動療法、やわらかい食事をとる、症状によってマッサージ・温湿布・冷湿布 等を行います。日常生活の姿勢に気をつけることも重要です。 歯科重合用光照射器 2.スプリント療法 歯ぎしりの習慣がある人に対して、口腔内にプラスティック製の装置を入れて、歯の異常な接触を防いだり、筋肉の緊張を和らげます。 歯科用品 3.咬合治療 近年、咬み合わせが原因であるという考えを否定する研究も見られますが、奥歯の欠損など、咬み合わせの不具合は、頭痛や肩こりなど、様々な不快症状を引き起こしたり、消化活動や発音の障害ともなるので、治療すること自体は、全身の健康を促進します。 他に、理学療法や薬物療法を行うケースもあります。 拡大鏡 ルーペ 近年の研究では、顎関節症は、長期的には回復に向かう病気であることがわかってきました。したがって、治療にあたっても長期的な視点での治療が大切です。
食材や調理法で噛む回数を増やす工夫を
みなさんは、食事のときにひと口何回噛んでいますか? やわらかく、あまり噛まずに食べられる食品が豊富な現代では、昔に比べて噛む回数が減ったといわれています。しかし、よく噛んで食べると、体によいことがたくさんあることがわかっています。 肥満を防いで脳の血流もアップ――よく噛むとうれしい効果が厚生労働省では、ひと口30回以上噛んで食べることを目標とする「噛ミング30(カミングサンマル)」を提唱しています。これは、十分に歯・口を使う「食べ方」を通じて国民の健康増進を図ろうというもの。ではいったい、よく噛むことで健康にどのような影響があるのでしょうか。 早食いの人ほど肥満傾向にあることが、数々の調査で明らかになっています。よく噛むと満腹中枢が刺激されて満腹感を得られるので、食べすぎを防ぐことができます。肥満を予防することは、生活習慣病の予防にもつながります。 よく噛むことで唾液の分泌が促されます。唾液は口の中の細菌を洗い流し、う蝕(虫歯)や歯周病を予防します。また、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素がでんぷんを分解し、消化吸収を助けます。さらに唾液に含まれるたんぱく質の一種には、味覚を敏感にする働きがあります。さらに、ペルオキシターゼを中心とした唾液に含まれる酵素群が食品中に含まれる発がん性物質を抑える効力をもちます。 よく噛むことで口の周りの筋肉を使うことになり、言葉の発音がきれいになります。また、表情筋が鍛えられて表情がイキイキとします。よく噛むと脳の血流がアップし、脳の働きが活発になり、反射神経や記憶力、集中力、判断力などが高まります。その結果、寝たきりや認知症の予防にもつながります。 双眼 ルーペ よく噛むことの健康効果をご紹介しましたが、ひと口食べるごとに30回数えるのは大変です。そこで、自然に噛む回数が増える食品を選んだり、調理法を工夫するとよいでしょう。食物繊維の豊富な食品(ごぼう、れんこん、たけのこなど)、ナッツ類(アーモンド、ピーナッツなど)、こんにゃく、たこ、いかなどがおすすめです。 歯科用拡大鏡 みじん切りや千切りよりは、乱切りなどのように大きめに切ったほうが、噛む回数が増えます。野菜は加熱時間が短いほど噛みごたえがあります。しかし、加熱したほうがカサが減ってたくさん食べられるので、昼食で生野菜サラダを食べたら、夕食は煮物にするなど、一日のうちでバランスをとるとよいでしょう。また、肉や魚は加熱するとたんぱく質が収縮して硬くなりますが、長時間過熱すると、今度は逆にやわらかくなります。 歯科 ルーペ よく噛んで食べていても、左右どちらかのあごでばかり噛むのがクセになっていると、筋肉の使い方が偏り、顔のゆがみや、顎関節症の原因になったりします。そのほかにも、頭痛や疲れ目、肩こりや腰痛などの体の不調を引き起こすことがあります。片側噛みは、虫歯や歯並びの悪さが原因の場合があるので、一度歯科医に相談するとよいでしょう。
口臭を防ぐこと
口臭を防ぐことをうたい文句にした歯磨き剤、洗口剤、ガムなどが多く売られていることや、「口臭外来」の看板を掲げる歯科医院が増えてきていることを見ても、口臭で悩んでいる人は多くいらっしゃると考えられます。口臭の原因は発生原因や症状から次の4つに分けられます。 1.生理的口臭 誰にでもある口臭で、起床時口臭、空腹時口臭、緊張時の口臭、生理時の口臭、加齢による老人性口臭など。 2.病的口臭 口腔内に原因のあるものと全身的原因(糖尿病、肝機能障害、胃潰瘍、肺膿瘍、蓄膿症など)によるもの。 3.食餌性口臭 食品による一時的な口臭。納豆やニンニク、アルコール、喫煙によるものなど。 双眼 ルーペ 4.心因性口臭 実際にはほとんどにおわないのに、口臭がある思い込んで悩む。自臭症、口臭恐怖症ともいう。 led光重合器 このうち、8~9割は、口腔内が原因であり、全身的なものは僅かです。ニンニクを食べた後、いつまでもにおいが残ることから、口臭が胃から来ていると思っている人も多いと思いますが、あのにおいも実際は口の中に残っている臭いです。 重合器 そして、口の中の口臭の発生源は、歯についた歯垢よりも、舌の表面の白い苔のような部分(舌苔)や舌の付け根あたりだといわれています。したがって、ほとんどの場合、口の中を清潔に保つことで、口臭を防ぐことが出来ます。 具体的には、 ○ 歯の疾患(虫歯・歯周病)の治療 ○ 毎食後のブラッシング、入れ歯の清掃、舌苔の除去(舌ブラシ等の使用) ○ 洗口剤・清涼剤などの使用 ○ 口の中を乾かないようにする (ガムを噛んで唾液を出したり、水分を充分とる) ○においの強い食物を頻繁にとるのを控える 、などです。 歯科医院の定期検診でのクリーニング(PMTC)も効果がありますし、最近では、レーザーで口臭の発生源を除去してくれる歯科医院もあります。
病気の進行具合を適切に把握すること
歯周病の治療は、病気の進行具合を適切に把握することから始まります。基本的な検査はプローピングと言って、歯周ポケットの深さを測ることで、細い針(プロープ)を歯周ポケットに入れて、深さを測ります。また、歯の動揺度(ぐらつき)を調べたり、レントゲン撮影をして、歯槽骨の状態を調べる検査も行います。 歯周病の程度によって、その後の治療プロセスは変わってきますが、全ての基本となるのは、プラークコントロールです。プラークコントロールとは、口の中の歯垢(プラーク)を、正常なレベルに保つことです。 プラーク内の歯周病の原因菌の繁殖を抑え、住みにくい環境にする事で、歯周病の進行を止めることができ、初期の歯周病であれば、治すことが出来ます。 プラークコントロールには、患者さんが行うブラッシングによるセルフ・プラークコントロールと、歯科医や歯科衛生士が行う歯石を取り除くスケーリングなどによるプロフェッショナル・プラークコントロールがあります。 ledライト 歯科用 歯石は固く、歯にこびりついていて、特に歯周ポケット内に付着した歯石は、プラッシングや歯間ブラシ・デンタルフロスを使っても、取ることはできません。これを除去するには、歯科医院に通って、スケーリング(スケーラーという器具を使って歯石を除去)やルート・プレーニング(キュレットを使用して歯の表面を滑沢にする)をしてもらう必要があります。 歯科 ルーペ その他の歯周病のリスクファクター(危険要因)の排除も含めて、この段階までの処置を初期治療(基本治療)といいます。この初期治療を徹底しなければ、他のどんな治療も効果を得られません。そして、プラークコントロールが歯周病と虫歯の予防にも、大切であることは、言うまでもありません。 歯科用品 進行した歯周病には、外科的治療(歯周外科)が行われます。最もよく行われるのは、歯石剥離掻爬(そうは)手術です。これは、進行した歯周炎の部位の歯肉を剥離し、歯根面に付着している歯石や細菌を取り除き、歯槽骨や歯肉を整形する方法です。また、3mm以上の深さになった歯周ポケットの歯石を取る場合にも切開が必要となる場合があります。外科的処置のタイミングを誤ると、さらに歯周病が進行して、抜歯するしか方法がなくなってしまうこともあります。
歯周病の危険要因
歯周病はプラークのなかの細菌が起こすことが知られています。しかし近年では、疾患を進行させる原因としては、他にも多くの要素が関わっていると言われるようになっており、それらをリスクファクターと呼びます。 以下にリスクファクターを整理します。 1.歯周病菌の感染度合いが大きい Aa菌、Pi菌、Pg菌などの歯周病菌に感染していて、led光重合器なおかつ口の中を不衛生にしているケースでは、細菌が大量に生息していると考えられます。 2.口腔内の不衛生、唾液量が少ない、歯並びが悪い、歯の治療が不十分 これらの人は、歯垢がたまりやすく、リスクが大きいと言えます。歯科用双眼ルーペ歯のかぶせものにすき間があるケースでは、そういう部分に歯垢がたまりやすくなります。 3.喫煙 ニコチンは歯に歯垢を付着させやすくし、免疫力も低下させると考えられています。喫煙者の口の中は、歯肉がゴツゴツと固く厚みを持っているので、歯肉の炎症を起こしていても、ブヨブヨしないうえ、出血も見られないので、発見が遅れがちです。ヘビースモーカーは、喫煙経験のない人に比べて、重度の歯周炎になる確率が5~7倍高く、進行速度も平均20年早いと言われています。 4.ストレス 精神的・肉体的なストレスは、歯科 ルーペ唾液の性状を変えたり、免疫力を低下させます。 5.口呼吸 鼻ではなく口を中心に呼吸する人は、口の中が乾燥して、唾液の働きが弱まります。 6.妊婦・思春期の女性 歯茎から染み出る体液と女性ホルモンが混ざると歯周病菌の増殖を助けるとされています。 7.糖尿病 糖尿病の高血糖や血液中のブドウ糖のアンバランスが歯周病を起こしやすくすると同時に、歯周病になると血糖値コントロールを阻害するとされ、糖尿病のリスクにもなっています。 他にも唾液の分泌が少なく、免疫力が低下している高齢者、薬の副作用、歯の噛みあわせ、遺伝的要因などもリスクファクターであると言われています。
静かに深く進行する
歯周病は、以前は歯槽膿漏といわれることが多かった疾患で、その進行度合いで「歯肉炎」、「歯周炎」とも呼ばれます。読んで字のごとく、歯肉や歯槽骨といった歯の周りの歯周組織が炎症を起こす疾患で、虫歯のように歯そのものを侵す病気ではありません。歯周病はひどくなると歯を失うことになるのですが、最初は痛みもなく、時間をかけて進行するので、処置が遅れがちです。 「歳を取ると歯が抜ける」とよく言われがちですが、必ずしも歳をとると自然に歯が抜けるわけではありません。歯周病では若いうちに発症していることが多く、若いうちのケアを怠った結果、歳を取って歯を失うということもあるのです。 歯肉に炎症がおこった状態を「歯肉炎」といい、これがもっとも軽度な歯周病です。炎症がおこると歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)が深くなります。この深くなった溝を歯周ポケットといい、プラークがたまりやすく、除去しにくいので、双眼 ルーペ歯周病菌にとっては繁殖しやすい格好の棲家となります。しかしこの段階では、歯磨きのとき多少の出血があるとか、歯肉の薄い人であれば知覚過敏の症状が出る程度です。 さらに炎症が深まり、歯と歯肉がくっついている部分まで達して、その付着がはがれてしまうと、歯周ポケットはさらに深くなり、健全な状態に回復させるのは非常に困難な状態となります。歯肉溝の深さは、歯周病の進行と密接に関係しているので、歯科 ルーペ進行の度合いの目安となります。健全な歯肉では、歯肉溝は1~3mmしかありませんが、歯周病が進むと5mm以上、ひどいときには10mm以上にもなることがあります。 歯周ポケットが深くなり、セメント質や、led ライトガイド歯根膜といった歯周組織まで炎症が広がると、「歯周炎」と呼ばれる状態となります。そして、もっともひどい状態になると歯の土台骨である歯槽骨を溶かし、土台を失った歯はグラグラになり、やがて抜け落ちてしまいます。 歯周病予防においても、日ごろからブラッシングなどのケアに努めて、プラークを取り除き、必要に応じてプロフェッショナルによるスケーリング等で、健康な歯肉の状態を保つようにします。
歯ぎしりの種類と予防
ひとくちに「歯ぎしり」といっても、症状によっていくつかの種類に分けられます。 歯ぎしりの種類1.グラインディング 歯ぎしりの中でももっとも多く見られる症状です。上の歯と下の歯を強くこすり合わせ、ガリガリという大きな音を生じます。眠っている時に起こるので自分ではわからず、人に指摘されて初めて気づく人も多いようです。歯や歯茎への影響も大きく、酷い場合は頭痛や肩こりなどの原因にもなりうるので、歯ぎしりを専門に診ている医師のもとで治療をすすめましょう。 歯ぎしりの種類2.タッピング 上と下の歯を合わせてカチカチと音をたてる状態をタッピングといいます。グラインディングと違って、歯の損傷を招くほど大きな影響はないと考えられます。しかし「どうしても気になるので治療したい」という方は歯科医に相談の上、マウスピースなどで対症療法を行うと良いでしょう。 歯ぎしりの種類3.クレンチング 上下の歯を合わせた状態で喰いしばる症状をクレンチングといいます。上に記した2つの歯ぎしりと同様、無意識の状態で起こることが多いようです。クレンチングの原因として、ストレスによる顎周辺の筋肉が緊張することで起こることが考えられます。何かに集中しているときに症状が起こることが多いので、時々手を休めて症状を自覚することが大切です。強く喰いしばることによって歯周病を悪化させてしまう場合もあるので歯科医の診察を受けることをおすすめします。 歯ぎしりは、歯の摩耗や歯茎の損傷、頭痛、肩こりなどの原因になるだけでなく、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなることがあるため、是非予防しておきたいところです。大きな音を伴う歯ぎしりの場合には一緒に寝ている家族の睡眠を妨害する可能性もあるので是非予防したいところです。 では、歯ぎしりの予防にはどのような方法があるのでしょうか。 歯ぎしり予防法1.マウスピースの使用 マウスピースは、一番手軽に出来る歯ぎしり予防法と言えるでしょう。マウスピースは市販されているものもあるのですが、歯科用品出来ることならば歯科医と相談の上、自分の顎や歯のサイズにきちんと合ったものを作ることが望ましいでしょう。 気になる料金ですが、保険が適用になると5000円前後で作れるようですが、事前にしっかりと確認するようにしましょう。歯ぎしりは就寝中に症状が出ることが多いので、led光重合器就寝前に忘れずに装着するようにしましょう。 歯ぎしり予防法2.かみ合わせを改善する 過去に治療した際の歯の詰め物や被せ物、または入れ歯が合っていないとかみ合わせが悪くなります。そのような場合には歯科医院を受診し、きちんと適合するように治療をしましょう。また、もともとのかみ合わせが悪いという場合にはledライト 歯科用矯正治療も視野に入れる必要があります。 歯ぎしり予防法3.リマインダー リマインダーとは目印のことです。就寝中ではなく、何かに集中している時に歯ぎしりの症状が出ているという方におすすめの方法です。集中して作業を行う場所(たとえばパソコンなど)に目印を付けておき、その目印を見たら歯ぎしりを辞めるという癖を付けるのです。
虫歯などで痛くなった歯
虫歯などで痛くなった歯は、放っておいても自然に治ることはないので、歯が痛み出したら、できるだけ早めに歯科医に診てもらうことが一番です。しかし、休日や夜間、そのほかどうしても歯医者に行く時間が取れないときに、とりあえず少しでも痛みを和らげる方法など、応急処置について、ご紹介しましょう。 ぬるま湯でよくうがいをします。イソジンなどの消毒・殺菌効果のある薬を入れて行うとより効果的です。痛い歯に穴が開いているようでしたら、歯のまわりや歯にはさまっている食べ物のカスを取り除きます。歯ブラシを歯磨き粉をつけずに使うか、またはデンタルピックなどでそっと取り除きましょう。 クラウンがかぶせてあったり、神経を抜いた歯が痛む場合(神経がなくても歯は痛むことがあります)は、できるだけその歯で噛まないようにします。かぶせ物が取れたときは、瞬間接着剤でつけたりしてはいけません。普段はつけていても外れない程度なら、食事中だけ外しておくようにします。着きが悪い場合は、外しておいて、穴には脱脂綿などを詰めておいてください。 歯科用品 氷水に浸して固く絞った冷たいタオルや、冷却シートなどを使って、全体を覆う感じで頬部に当てて、冷やします。逆に体が温まると痛みは強くなります。入浴、運動、飲酒などは避けた方がいいでしょう。喫煙も歯肉粘膜を刺激するので止めましょう。 歯科 ルーペ 市販の鎮痛剤や解熱剤は、頭痛だけではなく歯痛にも効くので、服用してみてもいいでしょう。 歯の痛みを和らげる合谷(ごうこく)というツボがあります。手の親指と人差し指の付け根部分にあり、痛い歯がある側を指圧します。5秒くらいずつ5~10回ほど、少し痛いくらいの強さで行います。 光重合 これらの方法でも痛みがあまり改善せず、我慢できないほど痛い場合は、休日夜間急患センターや当番医療機関などに行って、早めに治療を受けたほうがいいでしょう。 また痛みが治まったからと言って、そのままにするといつの間にか進行して、さらに痛みが増すばかりでなく、細菌などが入り込んで別の病気を引き起こすことさえあるので、必ず歯科医の診察を受けましょう。
虫歯菌を除去すること
虫歯の治療といっても、虫歯になって融かされ穴のあいた歯は決して元には戻りません。傷ついた皮膚や折れてしまった骨、といった他の体の部分では、多くの場合、ある程度元どおりふさがったり、つながったりします。ところが虫歯で融けた穴は、皮膚や骨のように再生しません。したがって虫歯の治療とは、他の部位のように「治す」と言う言葉はやや当てはまらないかもしれません。 では、虫歯の治療ですることとはなんでしょう。これには大きく言って、3つの段階に分かれます。 第一段階は、これ以上虫歯が拡がらないように、歯の中に入り込んだ虫歯菌を除去することです。その為に感染した部分を削り取ったりします。最近では、削る以外にもレーザーやエアブレイジョン(アルミニウムの微粒子を高速で吹き付けて歯を削る)、薬液でやわらかくして掻き出す方法など、「痛くない歯科治療」といわれような方法も使われています。 第二段階は、削ることで剥き出しになった歯の内部の傷口をふさいで保護する処置です。 この二つの処置は、このあと穴を埋める処置をしてしまうと見えなくなります。しかし、これらの処置をきちんとしていないと痛みが残ったり再発することがあります。 第三段階は、再生できない穴を埋める処置です。比較的小さい穴から、大きくあいてしまった穴まで、虫歯の程度で治療方法は変わってきます。歯科用拡大鏡初期の虫歯では充填処置をします。充填する材質は、樹脂、セラミック、銀化合物など、強度や審美的観点から種々開発されています。 もう少し大きい場合はインレーと呼ばれる詰め物を入れます。金属のものや歯と同じ色のセラミック製のものなど、です。さらに大きな時には、双眼 ルーペというかぶせもので被覆します。金歯や銀歯と言うように金属が一般的ですが、審美的にセラミック製のものも使われます。 インレーやクラウンといった処置で治療は完了ですが、重合器これらの人工物と歯の境目から、菌が侵食して虫歯が拡がることもあるので、治療後は、境目のケアを一層気をつけて行う必要があります。 さらに痛みがひどいときには、ついには神経を抜き、根の治療と言われる根管治療をしなければならないケースがあります。歯髄と歯の根の部分に溜まった膿を完全に除去し、空いた穴に人工物を充填して、その上にかぶせ物をします。根の治療をきちんとしておかないと、歯の土台である歯槽骨に病変がおよぶ恐れがあります。