カテゴリ
-
最近の投稿
アーカイブ
- 2018 年十月
- 2018 年九月
- 2018 年八月
- 2018 年七月
- 2018 年四月
- 2018 年三月
- 2018 年二月
- 2018 年一月
- 2017 年八月
- 2016 年九月
- 2016 年八月
- 2016 年四月
- 2015 年十一月
- 2015 年十月
- 2015 年九月
- 2015 年八月
- 2015 年七月
- 2015 年六月
- 2015 年五月
- 2015 年四月
- 2015 年三月
- 2015 年二月
- 2015 年一月
- 2014 年十二月
- 2014 年十一月
- 2013 年六月
- 2013 年五月
- 2013 年四月
- 2013 年三月
- 2013 年二月
- 2013 年一月
- 2012 年十二月
- 2012 年十一月
- 2012 年十月
- 2012 年九月
- 2012 年八月
- 2012 年七月
- 2012 年六月
- 2012 年五月
- 2012 年四月
- 2012 年三月
- 2012 年二月
- 2012 年一月
- 2011 年十二月
links
タグ
ledライト 歯科用 led光重合器 led照射器 オートクレーブ コントラアングル スキンアナライザー スケーラー ハンドピース ホワイトニング ホワイトニング装置 光重合 光重合器 双眼 ルーペ 口腔内カメラ 嗽水 増速コントラ 根管治療 根管長測定 歯の矯正 歯科x線 歯科 ルーペ 歯科ハンドピース 歯科バー 歯科レントゲン 歯科医療機器 歯科口腔内カメラ 歯科器具 歯科材料 歯科機器 歯科機器 通販 歯科用 歯科用バー 歯科用ルーペ 歯科用双眼ルーペ 歯科用品 歯科用拡大鏡 歯科通販 歯科重合用光照射器 超音波クリーナー 超音波スケーラー 超音波洗浄器 超音波洗浄機 重合器 高圧蒸気滅菌器 高速ハンドピース
月归档:九月 2012
歯ぎしりの治療について
一緒に寝ている家族に指摘されて初めて気づく歯ぎしり。歯ぎしりは睡眠中などに無意識に症状が出ることが多く、自分ではわかりづらいのです。知らずに放置しておくと様々な疾患の原因となりうるので、歯ぎしりをしていることが判明したらすぐに対処し、治療する必要があります。 歯ぎしり治療の必要性。歯ぎしりは無意識に行っているため、非常に強い力で歯や歯茎、顎にダメージを与えてしまうという特徴があります。ledライト 歯科用自分が歯ぎしりをしていることに気づかずに放置していると、歯の摩耗や歯茎の炎症、顎関節症、睡眠時無呼吸症候群の原因ともなりかねません。 「歯ぎしりは単にクセだから」「たかが歯ぎしりくらいで」などと思わずに、早めに歯科用品治療を始めることが望ましいでしょう。 どこで治療する?歯ぎしりは、「歯ぎしり専門外来」「口腔外科」などで治療できます。また、お近くの歯科医院でも治療が可能ですので相談してみましょう。 どんな治療が行われる?led光重合器どのような治療が行われるかは、歯ぎしりの原因によります。歯の詰め物が不適合の場合には再度詰め物を歯に合うように調整する必要があります。また、もともとの歯並びの悪さによるものならば歯列矯正も視野に入れるべきかもしれません。 また、ストレスが原因になっている可能性もありますので思い当たる方はなるべくそのストレスを減らすようにする努力が必要となります。歯ぎしりが根本的に完治するまでの間、歯や歯茎を守るためにマウスピースが用いられることが多いようです。
歯ぎしり二つの原因
無意識のうちに行ってしまう歯ぎしり。睡眠中に症状が出ることが多いので、一緒に寝ている家族に不快な思いをさせてしまうのではないかと心配されている方も多いことでしょう。では、歯ぎしりは、どのような原因で起こるものなのでしょうか。歯ぎしりの原因1.かみ合わせ もともとの歯並びによるものもありますが、虫歯治療によってかみ合わせが悪くなってしまう場合があります。詰め物が歯に対して大きすぎたり、高さがありすぎたりすると噛みあわせが悪くなり、歯ぎしりの原因となることがあります。 歯の詰め物によるかみ合わせの悪さは、歯科医による調整が必要です。もともとの歯並びによるかみ合わせの不適合は歯列矯正も視野に入れなければならないかもしれません。拡大鏡 ルーペ歯列矯正は詰め物の調整と違い、かなりの費用がかかることが予想されますので、歯科医に納得のいくまで説明を受けましょう。 歯ぎしりの原因2.ストレス なにかとストレスの多い現代社会。歯科用双眼ルーペハードな仕事や人間関係など、ストレスになる原因は沢山存在します。そのストレスが、喰いしばりなどの歯ぎしりの原因になっていることもあるのです。 ストレスそのものをなくすことは非常に難しいでしょう。しかし、規則正しい生活、充分な睡眠、栄養バランスの整った食事、適度な気分転換などにより、ストレスを受けにくい体にすることは可能です。歯ぎしりは放っておくと、拡大鏡 歯科顎関節症や睡眠時無呼吸症候群の原因にもなりうるので、たかが歯ぎしりなどと思わずに、しっかりと対策をとるなどして治療をすすめましょう。
虫歯に なりやすい人
同じような生活パターンをしていて、同じものを食べている人でも、虫歯のでき方には差が出てきます。虫歯ができやすい、できにくいについて、いくつかの要因があるからです。 双眼 ルーペ まずは、口の中の状態です。歯の質、唾液の量と性質、虫歯の原因菌の量、飲食の回数、などによって変わってきます。 歯科 ルーペ 唾液の量が少ない人や、酸を中和するはたらきが弱いというような性質をもつ唾液の人は、虫歯への耐性が低いと言えるでしょう。口の中に虫歯菌(ミュータンス菌)がいるかどうか、多いか少ないか、も大きく関係します。虫歯は細菌による感染症なので、虫歯菌がいなければ発症しません。 生まれたときの赤ん坊には虫歯菌はいません。多くは、乳幼児期に親から感染すると言われています。スプーンの使いまわしや、時には愛情表現のキスが、菌を媒介しています。周囲の大人が気をつけて、乳幼児期に菌の侵入阻止に成功すれば、一生虫歯の心配のない人生が過ごせるのです。また、飲食の回数が多ければ、口の中が中性に近づく時間が少なくなり、むし歯への危険度は増します。いつも飴をなめたりしている人は、酸性の状態が続くことになり、それだけむし歯になりやすいでしょう。 歯科用拡大鏡 年齢によっても大きく変わってきます。最初の要注意年齢は、永久歯とくらべて酸に弱い乳歯の生える3歳ごろです。続いて永久歯もはえ始めは酸に弱いので、5~6歳の時期、特に複雑な形をしていて、生えそろうまで時間のかかる第一大臼歯は要注意です。中学、高校にかけての食生活の乱れも虫歯になりやすい要因です。 さらに年齢を重ね、歯茎が下がり、象牙質が露出するようになると、歯と歯茎のすき間に虫歯ができやすくなります。成人病などで薬を常用していると、唾液の分泌が少なくなることが多いので、その場合も注意が必要です。 最後にできやすい場所です。歯を磨きにくい部分はプラークが残りやすく、虫歯になりやすいことは容易に想像できます。具体的には、奥歯上面のかみ合わせ部分(小窩裂溝)、歯と歯茎の境目部分(歯頸部)、歯と歯の隣接部分、などです。唾液の検査は歯科医院で行うことができますし、自分の歯の弱点を知って、予防に役立てることは、虫歯をできにくくする方法の一つです。
虫歯の原因菌
歯はつねに唾液に包まれています。唾液は、そのときの状態によって、酸性が強くなったり、中性に近づいたりしています。口の中が酸性(PH5.5以下)の状態になり、そのなかに歯のエナメル質を溶かす酸が存在すると歯は少しづつ溶けていきます。これを脱灰といいます。 led光重合器 一方、唾液が中性に近づくと、唾液中の成分を取り込んで再石灰化という作用が起こり、溶けた部分を修復します。虫歯の原因菌(=ミュータンス菌)は、食事をとると食物から糖を取り込んで強い酸を形成します。このとき、口の中は酸性になっており、脱灰が起きます。 ledライト 歯科用 やがて、唾液の持つ作用で酸は洗い流され、中性に近づき、再石灰化が進むはずですが、この作用を妨げるものがあります。それが歯垢(プラーク)です。 虫歯の原因菌は、その他のいろいろな細菌とともにプラークとなって歯にこびりつきます。 プラークは粘着性が強くネバネバしていて、一度こびりつくと口をゆすいだくらいでは、落とすことはできません。プラークには唾液も浸透しにくく、付着している部分はつねに酸性状態が保たれ、歯を溶かしてしまいます。 歯科重合用光照射器 こうして誕生した虫歯は、最初はちょっとした歯のくぼみでしかなく、少し黒ずんでいる程度ですが、やがて、菌の進行は、歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、末端神経の通った象牙質に到達することで、痛みを伴う虫歯となります。 最初は冷たいものがしみる程度ですが、やがて神経を直接刺激する象牙質奥まで進むと、痛みは強まります。さらに進行が進んで歯髄に達して歯髄炎となると、ズキンズキンとした痛みに襲われることとなります。 歯髄炎が歯の根の方まで進んだり、歯髄の奥まで細菌が侵入すると、歯根膜炎となり、噛むこともままならなくなり、膿がたまったり、歯槽骨を溶かしたりすることとなるので、歯を抜いて処置するしか方法がなくなることもあります。 ブラッシングを中心とした日ごろのケアで虫歯の発症を防ぎ、虫歯菌に侵されても初期の段階で、プラークを取り除くための適切な処置を施して、虫歯が進行していくのを防ぐようにしたいものです。
大人の方で矯正治療
歯の矯正というと、歯がまだ成長過程にある子どものうちに行った方がよいと考える方も多いと思います。しかし最近では、大人の方でも矯正治療をする人が増えてきています。 確かに、顎も含めて成長期にある子どもは、大人に比べて、歯を動かしやすく、顎の大きさをコントロールできるなど、いろいろな方法やテクニックを使うことができます。一方、大人の場合は、歯周病やむし歯などの病気が原因で、動かせる歯が限られてしまうこともあります。 光重合 また、治療期間が長くかかり、その間、矯正装置をつけていなければいけないことも、大人の方にとっては、より大きな問題と感じるかもしれません。後戻りについても、大人は子供より後戻りしやすいと言われていて、リテイナーという保定装置もある程度の期間つけなければいけません。 それでも、大人の矯正治療が増えている原因のひとつは、歯を美しくしたい、という意識が皆さんの間に広まってきたことにある、といえるかもしれません。 その意識が、長期にわたり矯正装置をつけることなどの、矯正治療への抵抗感を小さくしました。最近では、色つきのカラフルなプラケット(矯正装置)などをつけて、矯正を楽しんでしまおうと考える人もいます。 歯科用品 意識の高まりにあわせて、いろいろな技術も開発され、以前は難しかった症例でも対応できるようになりました。矯正装置についても、職業柄目立つ装置はつけられないという方や、そうは言っても抵抗感があるという人には、セラミックなどを使って目立たなくしたものもありますし、歯の裏側(舌側)に装置をつける方法もあります。前述のリテイナーも、プラスチック製の透明で目立たないものなどがでています。 歯科用拡大鏡 また、治療期間についても、レーザーなどを使って、短く済ませる方法が開発されてきています。大人の矯正の場合、本人が自分の意思で自分で費用を負担して、矯正を行うわけですから、途中であきらめずに最後まで治療しようという意識も高い人が多いですし、むし歯や歯周病になりやすい、矯正装置をつけている間の歯のケアも、きちんとできます。こういった点は、子どもの矯正治療より、むしろ治療を進めやすくします。 患者さんの意識とそれに応えようとする技術は、大人の矯正治療をいまや一般的なものにしました。矯正を始める年齢に遅すぎるということはありません。歯並びの悩みをお持ちの方、一度、歯科医に相談されてはいかがでしょうか。
笑顔を磨こう!!
日本では昔から、人前で歯を見せて笑うのはあまりよくない、とされていましたが、口を大きく開けて、健康的で華やかな笑顔を作っている女性も、またとても魅力的に見えるものです。 今回は、笑顔について考えてみます。白い歯やきれいな歯並びなど、口元は美しい笑顔への大きなポイントで、歯科医院では、審美的治療であるホワイトニングや歯列矯正など、笑顔を魅力的にするお手伝いをさせていただいています。そして、美しい口元をいっそう引き立てるもう一つのポイントが、「美しい笑い方」です。笑顔は、笑ったときに口の端が上がり、美しいアーチ状になっていると、きれいに見えます。 歯科用品 しかし、現代人の多くは、あごの骨が小さくなってきたことや、やわらかい食べ物を多く摂る等、食生活が変化してきて、咀嚼の回数が減ってきたことなどで、口の周りの筋肉(口輪筋)や頬の筋肉(頬筋)の働きが悪くなっています。それが原因で口の端がうまく上がらず、自然で美しい笑顔にならない方もいらっしゃると思われます。 重合器 そこで、美しい笑顔のために、口輪筋や頬筋の動きを良くするトレーニング方法をご紹介しましょう。まず一つめの方法は、指で笑顔を作る方法です。人差し指を鼻の下において、上唇を指で下に引き伸ばします。同時にもう一方の手の親指と人差し指で左右の口の端を持ち上げます。鏡を見ながら行えばコツをつかめるでしょう。一日数回気づいたときにやればよいでしょう。 別の方法としては、舌を使って行う方法があります。 ledライト 歯科用 笑顔のトレーニング まずは口を閉じて行う方法です。舌を歯と唇の間に沿わせて、ゆっくり口の中をまわします。左まわり、右まわりそれぞれに3回ずつ程度が目安です。 次に舌を頬の内側につけ、上下に動かします。左右いろいろな場所で行います。 口をあけて行うトレーニングでは、口をあけ、舌を思い切り突き出して、上下、左右に動かします。それぞれ、5秒間ずつ3回程度行えばよいでしょう。 笑うことは、全身をリラックスさせるので、ストレスの解消にもなります。また笑顔は相手をリラックスさせ、人間関係を良好にし、周りの人も幸福な気分にしてくれます。患者さんの笑顔をより美しくすることも、歯科医師の役割の一つです。笑顔で悩んでいる方や、笑顔を磨きたい方、お門違いと思わずに、歯科医にご相談されてみてはいかがでしょうか。
ホワイトニングで好印象
「色の白いは七難隠す」とは、肌の色のことかもしれませんが、歯の色が相手に与える印象も決して小さくありません。最近は、白い歯への関心も高くなってきたのか、ホワイトニング(漂白=ブリーチング)治療を行なう歯科医院が増えてきました。 重合器 ホワイトニングは、健康な歯を削ったり、人工物をつけたりすることなく、変色した歯そのものを白くすることができます。ただし、変色の原因によっては、適応できないケースもあります。 歯の変色の主な原因は、 ・ コーヒー、紅茶、赤ワイン、コーラ、カレーなどの飲食物の色素やタバコのヤニの沈着による変色 ・ 加齢による黄ばみ ・ 虫歯などの病気や外傷、抗生物質など薬剤の副作用による変色 拡大鏡 ルーペ このうち、飲食物の色素やタバコのヤニの沈着による変色と加齢による変色は、ホワイトニングが有効ですが、他の原因の場合は、漂白しにくい傾向にあります。そのような場合は、ラミネートベニアやオールセラミックスクラウンなどの方法があります。 ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスブリーチングと家庭で行うホームブリーチングがあり、歯科用拡大鏡併用して行うことが効果的です。オフィスブリーチングでは、過酸化水素水を含んだペーストを歯の表面に塗布して化学反応させ、そのあと可視光線やレーザーを照射して、さらに活性化させて漂白します。 治療時間は一回1時間前後で、1週間に1度くらいのペースで、1~2ヶ月くらいかけておこなっていきます。ホームブリーチングでは、歯科医院で自分の歯の形にあったカスタムトレー(マウスピース)をつくり、そのなかに薬剤を入れ装着して、薬剤を浸透させて漂白します。いずれの場合も使用する薬剤は、消毒剤として使われている過酸化水素水・過酸化尿素が主成分ですので、人体に影響はありません。 ご結婚前に歯を美しくされたい方、加齢による黄ばみでお悩みの方、営業職などで人に会って話をする機会が多い方などは、ホワイトニングで、「七難隠す」ことができるかもしれません。
審美歯科って、なんだろう?
審美歯科は「歯のエステ」と呼ばれるように、歯と口全体のトータルバランスを考えて、より美しく、より健康的な口元にするという考えから生まれた治療分野です。口元全体が対象なので、その領域はとても広く、歯の汚れを落とすクリーニングから、歯を白くするホワイトニング、歯並びや咬み合わせを改善する歯列矯正、失ってしまった歯のための入れ歯、インプラントなどがあります。 スケーラー 審美歯科の必要性とその効果も様々です。例えば、歯の色が少し黄色い、と気になって、口を大きく開けて笑えない人、歯並びがよくない、とコンプレックスがあって、口に手を当てて話をする人、そんな人が歯を治すことで、性格が明るくなって、積極的になれるという面があります。口は顔の一部であると同時に消化器系のはじまりです。 歯並びや咬み合わせを治すことで、消化系の機能が高まり、より健康になるケースもあります。自分にあった良い入れ歯を持っている方は、硬いものでもご自分が食べたい物が食せる幸福を感じるでしょう。 歯科用品 審美歯科の治療内容には、主に以下のようなものがあります。 ●クリーニング 歯の着色や歯石を取り、歯と歯肉を本来の健康的な美しさにしていきます。歯石をとるので、歯の疾患の予防にもなります。 ●ホワイトニング(ブリーチング) 変色した歯を歯科用の漂白剤で白くします。家庭で行うホームブリーチングと歯科医院で行うオフィスブリーチングがあり、併用して行うことが効果的です。 ●ラミネートベニア 歯の表面を薄く削り、重合器ラミネートベニアと呼ばれるセラミック製の薄い付け歯を貼り付けます。生まれつき変色している歯、歯のすき間や変形した歯を改善できます。 ●セラミックスインレー・クラウン 金属の詰め物(インレー)、被せ物(クラウン)の代わりに見た目が白く美しいセラミックのインレー、クラウンを入れます。 ●歯列矯正 矯正装置によって、歯を少しずつ動かし、歯並びを矯正します。 ●入れ歯 マグネットやアタッチメント(維持装置)を使った方法など、従来のバネ式よりも歯の負担が少なく安定感の高い方法もあります。 ●インプラント 顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に冠を装着する方法です。自分の歯のような感覚が得られます。 現在の保険制度では、審美治療は、保険対象外となる処置が少なくありません。治療前には歯科医と費用について、充分相談しましょう。
「かかりつけ医」ってなんだろう
以前は、多くの家庭に家族全員がお世話になっているお医者さんがいて、何かあったら、先生が黒い大きなかばんを持って、すぐに往診に駆けつけてくれる、という場面がよくありました。 歯科用拡大鏡 しかし、最近は、核家族化が進んで、地域との結びつきが弱くなってきたこと、代々地元で開業していて地域やそこに住む人々をよく知っている、というような医師が減り、逆に出身地や住まいとは違う場所に開業する医師が増えていること、また、大学に残って開業しない医師も増えていること、などから、患者と医師との関係は希薄になってきました。 歯科用双眼ルーペ なにかの病気になったとき、近くのよい診療所を知らない、何科に行けばよいかわからない、ということで、とにかく大きな総合病院へ、という方は多くなっているのではないでしょうか? このような状況のなか、あらためて、かかりつけ医の重要性がいわれるようになっています。 かかりつけ医とは、患者さんがよく受診する、患者さんの病歴や生活習慣をよく知る医師で、通常なにかの病気のときは、最初に受診する医師のことです。かかりつけ医は、患者さんの病状が自分で治せるものであれば、自分で治しますし、自分の専門外の病気や、高度な医療設備が必要な治療であれば、それぞれ専門医や大規模病院などを紹介します。 かかりつけ医を持つことによって、総合病院のように何時間も待たされずに、すぐに診てもらえるでしょうし、かかりつけ医は患者さんのことをよく知っているので、総合的で的確な診断をすることができます。そしてなによりも、なにかあったときに、いつでも診てもらえる信頼できる医師がいる、という安心感は大きなものです。 双眼 ルーペ 多くの自治体や医師会では、かかりつけ医機能推進の事業を行っています。これは、住民への福祉の充実だけでなく、初診をかかりつけ医が担当することで、大学病院など大規模病院は本来なすべき、高度な先端医療の実践をより効率よく行える、かかりつけ医の診断で的確な判断がなされることで、健康保険の医療費抑制にもつながる、といった医療行政の面でのメリットも考慮してのことでしょう。 小さな診療所だと不安を覚える方もいらっしゃるでしょうが、信頼できる「かかりつけ医」を見つけることができれば、病気になるたびに悩むことなく、一生、安心に包まれた暮らしが送れることでしょう。さて、歯科についても、同じような趣旨で「かかりつけ歯科医」が提唱されています。次回コラムで詳しく見て行きたいと思います。
トリボスフェニック型臼歯とは
“tribosphenic”型臼歯のトリボスフェニックとはトリボス(tribos=摩擦)とスフェン(sphen=くさび)の合成語で、”噛み砕き“あるいは”すりつぶし“と”切断“あるいは”切り裂き“の2つの機能を同時に備えている臼歯をいう。イヌやサルなどの高等哺乳類の根幹をなす原始食虫類がもっている歯で、この臼歯からすべての高等哺乳類の歯はその形を多様に分化をしながら進化してきた。和訳では「楔状摩擦型」などの用語があてられている。我われの歯の形もこのトリボスフェニック型臼歯が基になってできている。 この歯の形態はヒトの歯と基本的によく似ている。上顎のトリボスフェニック型臼歯の特徴はヒトの上顎大臼歯に比べて遠心舌側咬頭の高さが低く、大きさが小さい構造をしている。また頬側にある2咬頭よりさらに頬側に小咬頭を有している点である。下顎でもヒトの下顎大臼歯に類似しているが、近心舌側咬頭の前方に1個の咬頭(パラコニッド)を有している点が大きく異なる。その他に違っている点は、上下顎臼歯とも咬合面は平坦でなく、近心部が高く、遠心部が低いこと、各咬頭を結ぶ隆線や尖頭が尖って鋭く、鋭角的であることである。 この歯のもつ2つの機能のうち”噛み砕き“あるいは“すりつぶし”の機能は上顎大臼歯の近心舌側咬頭(プロトコーン)と下顎大臼歯の中心窩(タロニッド・ベイスン)、下顎大臼歯の遠心頬側咬頭(ハイポコニッド)と上顎大臼歯の中心窩(トリゴーン・ベイスン)で行われる。歯科医にとって最も基本となる上下顎の咬合関係は、実は哺乳類の基幹に位置する初期食虫類の歯の構造まで遡ることが出来ることになる。この咬合関係はおよそ1億年前に確立された原始的な形態構造であることに留意してもらいたい。 歯科用品 歯の種類によっては上顎のハイポコーンと下顎のプロトコニッド、メタコニッド、パラコニッドにより囲まれる窩(トリゴニッド)の間でも“噛み砕き”と“すりつぶし”機能が営まれているが、霊長類ではメタコニッドの近心にある咬頭(パラコニッド)が欠如するため、この機能はみられない。 もう一つの “切断”あるいは“切り裂き”機能として、上顎大臼歯のパラコーンとプロトコーンを結ぶ隆線と、下顎大臼歯のプロトコニッドとメタコニッドを結ぶ隆線があり、互いにナイフのように鋭くすれ違って、ハサミやカッターのように物を切り裂く作用を形作っている。もう1ヶ所すれ違い機能が見られる場所は、上顎のプロトコーンとメタコーンを結ぶ隆線と、下顎の一つ後方の歯のプロトコニッドとパラコニッドを結ぶ隆線がある。しかし、ヒトを含めた霊長類ではこのパラコニッドは欠如していることから、切断の機能はここでは行なわれていない。ヒトでは各咬頭を結ぶ隆線は上顎大臼歯の対角隆線を除いてはっきり現れることはない。 光重合 肉食類であるライオンなどの上下顎臼歯も始めはトリボスフェニック型の歯から始まり、それぞれの機能を変化しながら、現在ある形に歯は進化してきた。歯の機能をみると、“すりつぶし”機能として働く部位の構造は臼歯にわずかしかみられない。それに対し“切断”機能は逆に非常によく発達し、結果的に臼歯の形は横からみると咬頭や隆線が鋭く三角形をし、ヒマラヤ山脈の様相を呈し、肉を引き裂くのに適した構造(切断歯型)になっている。 歯科用 光重合器 一般に食肉類の臼歯の歯冠は鋭い隆縁や尖頭を備えており、鋭縁歯と呼ばれている。動物によっては鋭縁歯のうち上顎第4小臼歯と下顎第1大臼歯の形態がとくに巨大となり、ハサミのように肉を鋭く引き裂くように発達した歯(裂肉歯)を有している。ネコやイヌではこうした裂肉歯をもち、“切断”機能を発達しているが、近年にみられるようなドッグフードやキャットフードではこの歯の働きが十分発揮されることは残念ながらあるとはいえない。ただ単に食餌を噛み、砕くという行動をしているだけである。
发表在 健康話題
评论关闭