月归档:十月 2012

床矯正は顎の拡大治療

床矯正とは、取り外しができるタイプの装置を使った予備(1次)治療で、顎を拡大することを主な目的にしています。このページではその床矯正について、くわしくご説明します。床矯正は顎の拡大治療です。従来の矯正治療では、歯を抜くことで歯が並ぶスペースを確保して矯正をしていました。一方の床矯正においては、主に小学生くらいの時期(特に低学年が有効)にプレートを装着し、顎を拡げて歯が並ぶための充分なスペースを作ります。これにより健康な歯を抜かずに矯正がしやすくなるのです。   具体的には矯正装置を装着し、装置の真ん中のネジを回すことで顎を拡げていきます。痛みがないように少しずつ拡げて、歯を動かしますのでご安心ください。拡大治療とはあくまで小児期に顎を拡大することですので、これだけで歯がきれいに並ぶものではありません。将来の矯正治療を円滑に進めるための予備治療とお考えください。   大人になってからの床矯正(拡大)治療も可能ですが、床矯正は顎が成長途中である子どものほうが、肉体的にかなり負担が少なく済みます。個人差もありますが、顎を拡げるには6才ぐらいから治療をはじめ思春期までに一旦終え、大きな成長が終了してから矯正(2次)治療を開始するのが望ましいでしょう。   歯並びは歯の生え方の問題ではなく、骨格の不正常な発育の問題です。顎が発育せずに小さいままだと、歯は並びきれずに必ず乱れてきます。また下顎の成長が悪いと前歯が出っ歯のように見え、逆に上顎の成長が悪いと平面的な顔、もしくは反対咬合(受け口)になって下顎が前に出てきます。   ヨーロッパでは骨格の正常な誘導を主眼とした床矯正が盛んです。床矯正とは骨格を正常な状態誘導することで歯並びを改善します。顎が小さく並びきらない場合は顎を正常な大きさに誘導し、上下の顎の位置が悪い場合はその位置関係を正していきます。   床矯正装置は一種の入れ歯のようなものです。装置本体は入れ歯と同じプラスチックのプレートで成り立ち、その内部にスクリューやスプリングがついた構造になっています。このスクリューを回すことでプレートが変化し、その負荷がゆっくりと、顎を拡げ、歯を動かし、歯並びをきれいにしていくのです。床矯正にとって、あごの成長は矯正治療を行うための大切な要素です。そのため出来るだけ小さいうち(4歳ぐらいから)に床矯正を始めることをお勧めします。   歯の移動期間は6ヶ月から1年程で終了するケースが多いです。期間は症例や患者さんの装置の使用量によって変わってきます。また概ね初期の移動が完了したあとも後戻り防止の為引き続き保定という作業が必要ですし、新たに生えてくる歯に問題があれば同装置にて再び治療を開始する場合もあります。 歯科用ルーペ

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受診の情況

「痛い」「怖い」というイメージを持たれがちな歯科治療。歯医者さんに行かなければと思いながら、この程度なら……と、ついつい先延ばしにしている、ということはないだろうか。しかし、見過ごしがちな小さな症状が、思わぬ大きな疾患のサインということもある。大切な永久歯を守るためにも、異常を感じたら、できるだけ早めに受診するよう心掛けたい。   歯科医院に行くきっかけとして最も多いのが、「歯が痛む」「しみる」という症状が出たときだろう。真っ先に疑われるのは虫歯。たとえ自分では虫歯が見当たらなくても、実は歯と歯の間や詰め物の下などが虫歯になっていることもある。虫歯は自然治癒することがなく、放置するとどんどん進行して、大切な歯を抜かなければならなくなることもあるので、できるだけ早く治療する必要がある。 また、痛みの原因には、虫歯以外にも次のようなさまざまな疾患がある。   知覚過敏:歯の表面のエナメル質が傷ついたり削られたりして、象牙質が露出することで発症する。飲食物などの酸によってエナメル質が溶けたり、歯周病で歯茎の位置が下がることも原因の一つ。冷たい物を口にしたり、歯磨きでブラシが患部に当たると、キーンとしみるような鋭い痛みが起きる。   歯髄炎:一般に歯の“神経”といわれる部分が歯髄。虫歯の進行が主な原因だが、打撲・外傷などによる損傷、歯科治療の切削による刺激、強い歯ぎしりなど、さまざまな原因で起きる。進行した歯周病により歯槽骨の吸収が起きた部分の歯茎から、細菌が侵入して発症することもある。歯髄は根管内にあるため、治療が遅れると膿がたまり、激しい痛みとともに歯茎・頬の腫れを起こす。放置すると顎の骨にまで炎症が及び、治療が困難になったり長期に及ぶ治療を要することもある。   他にも歯周病やかみ合わせのずれ、かみしめや歯ぎしり癖などでも歯痛は起きる。ひどい場合は歯が割れたりひびが入ってしまうこともある。   さらに、歯そのものには全く異常がないのに、精神的なストレスや、頭痛・肩こりなどから歯痛が起きる場合もある。ときには内臓疾患などによって歯が痛くなることも。このような痛みを関連痛(または連関痛)といい、歯の痛みをきっかけに、思わぬ内科的疾患が見つかることもある。まずは受診してみることだ。 歯医者 鏡    

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糸切り歯

糸切り歯(犬歯)の後ろに生えている歯を、臼歯といいます。臼歯は、大きくがっしりしており、咀嚼能力も大きいことが特徴です。臼歯のうち後方の3本が大臼歯ですが、最初に生えてくるのが第一大臼歯です。生え始めは小学校入学前の6歳ごろで、「六歳臼歯」のニックネームで呼ばれています。   臼歯の働きは、食物をすりつぶす、噛む、砕くです。これがしっかりしていないと、満足な食事ができず、栄養の摂取や成長に問題が生じます。 また、大人の歯は、この六歳臼歯を生える場所の基準として生えてきますから、途中で虫歯になって抜けたりすると、他の歯の歯並びがおかしくなります。 お子さんをきれいな歯並びの永久歯に育てたければ、この歯を虫歯から守ることが大事です。六歳臼歯が生えたら、ぜひかかりつけの歯医者さんに定期的なチェックを受けるようにしましょう。   臼歯は、食品を砕いたりすりつぶしたり働きをするために、てっぺんにたくさんのきざキザした溝がはいっています。六歳臼歯が生え始めたころの子供は、成長が激しいこともあって食事以外にも食べ物を口にする機会多く、しかも甘いものをほしがる時期でもあります。食べたものは、生えたての臼歯の溝につまり、歯磨きもヘタなためそこから虫歯が始まってしまいがちです。虫歯になりやすい条件を備えた六歳臼歯の寿命は、40年といわれます。この寿命がどれだけ延びるかは、お母さんと歯医者さんの協力にかかっています。   六歳臼歯が生えたら、虫歯がなくても歯医者さんを受診しましょう。正しい歯の磨き方、仕上げ磨きの方法などの指導を受けましょう。信頼できる歯医者さんを見つけ協力関係を築くことが、この歯を虫歯にしないコツです。お子さんのお口の虫歯危険度に応じて、適切な間隔で定期的なチェックを受けるようにしましょう。 歯科用拡大鏡

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歯並びが悪くなる理由

「やわらかいものばかり食べているから歯並びや噛み合わせが悪くなるんだよ。」などと言われたことはありませんか?歯医者でそう言われてしまったお母様方も少なくないでしょう。確かに食生活が変わってきて、やわらかい食べものを多く食べるようになった現代、先進諸国などを中心にどんどん顎の骨が小さくなってきています。   数世代という長い目で見れば間違った考えではありませんし、根本はそこにあることも事実です。でもあなたのお子様が固い物を食べないから、よく噛まないからということが歯並びが悪くなってしまう大きな原因ではありません。   それだけが原因というのであれば、お父さん、お母さんが子どもの時によく噛んで食事をしていなかったことを反省すべきかもしれません。とはいえ、固い食べものをよく噛んで食べさせることは、「よくものを噛んで食べないと、おデブさんになったり、病気になったりしてしまうよ」と教えることになり、「食育」として重要なことですし、将来の自分の子孫達が良い歯並びや噛み合わせを得るためには大変重要なことです。   なぜ歯並びが悪くなってしまうのでしょうか。みなさんのなかには、「こういう歯や顎の形に生まれてしまったのだからしかたないわ」と、体質のせいにして諦めている人もいるのではないでしょうか。しかし歯並びは遺伝や体質というよりも、生活習慣で悪くなることのほうが圧倒的に多いのです。   そもそも歯並びが悪くなるのは、私たち現代人にとって宿命のようなものです。木の実や肉や魚を生で食べていた古代の人たちに、一人も不正咬合はありませんでした。縄文時代の人たちの、あのガッチリした顎を見ればわかるでしょう。親知らずも含めて、永久歯32本が全部、顎の骨にきっちり並んでいたのです。   ところが今や、三割の人は親知らずが生えてこないといわれています。生えてきても歯列からはずれてくることがほとんどで、その歯を咀嚼に使っている人は数えるほどしかいません。   なぜかといえば、柔らかく煮炊きしたものばかり食べているので、顎がどんどん小さくなっているからです。硬いもの、噛み切りにくいものは、しっかり歯を食いしばり、何度も何度も噛んですりつぶさなければ食べられません。それだけ顎は大きく成長します。   ところが、柔らかいものばかり食べてあまり噛まないと、顎が発達する余地がありません。狭くて華奢な「く」の字型の顎になってしまい、そこに32本の歯が並び切らなくなってしまいます。とりわけ、現代人は乳児のときから十分な栄養を得て、歯が大きくなっているので、いっそう納まりきらなくなっているといっていいでしょう。   その結果、スペースがないために歯は歯列からはずれたり、ほかの歯と重なって生えて、乱ぐい歯になったりします。しかもなかには、歯が垂直ではなく、斜めに生えている人もよく見かけます。 歯科重合用光照射器  

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FLO システム

FUKASAWA Lingual Orthodontic system(フカサワ舌側矯正システム)は、これまでの2000症例の治療から開発された舌側矯正のためのシステムです。コンピューターを用いてより精密な調整を行うこのシステムなくして舌側矯正によるスピード矯正は不可能です。   このシステムを用いることで、裏側からの矯正治療期間を表側と同等程度に短縮することができるようになりました。もちろんこのシステムにより、表側(唇側)矯正の治療期間を短縮することもできます。   より良い治療結果を得るために、現在のFLOに固執することなく常に改良を加えております。そのため、システムについて詳しくご説明することができないことをご了承ください。   FLO システムの80%を15 年前に思いつき使用してきました。その間残りの20%の部分をたえまなく考えて改良してきました。先日STb のコースで見たレジンベースシステムは私が15 年前からおこなっているレジンベース、コアシステムと同じでした。私が15 年前に考えたシステムを今、すばらしいとSTb の先生方に言っていただき感慨無量です。   私のレジンベースコアシステムは、TOP の論文の写真でみることができます。たったこれだけのことを彼らは私より15年遅れて今、取り入れているそうです。FLO システムがいかに優れているシステムかおわかりになると思います。だからスピード矯正ができるのです。このシステムがなければ不可能です。   検査した結果と患者様の希望(顔、前歯、咬み合せ)より、最終的なゴールを設定し、患者様の歯の模型で、上下歯列の精密な咬合模型(セットアップ模型)を製作します。最終ゴールは患者様によって違いますが、セットアップ模型の製作法は、これまでの2,000症例から導いたもので、院長・深沢の監修のもと熟練の歯科技工士が精密な模型を作り上げて行きます。   従来のものよりも小型で歯の裏側にフィットしやすいFLBにレジン(プラスチック)を加えて、個々の歯にぴったり合うように追加加工します。この加工により装置がはずれにくくなり、またワイヤーの力が正確に歯に伝わりますので仕上がりが美しく、治療期間を短縮することができます。   密に作った歯列の模型と矯正装置をコンピューターにとり込み、コンピューター画像上で治療のためのワイヤーを曲げます。ワイヤーの大きさはすべて院長の診断に基づき決定されます。ワイヤーの曲げや大きさが仕上がりを左右しますが、やはりこれまでの2,000症例を基にして、精度が高い最善の調整を行っています。 歯科用拡大鏡  

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明眸皓歯

その昔、唐の詩人杜甫は美人の誉れ高い楊貴妃を、「明眸皓歯」という言葉で讃えました。明眸皓歯とは、澄んだ明るい瞳ときれいな白い歯並びをさします。これが当時の美人の条件だったとしたら、おそらくそれは今も変わらないのではないでしょうか。   きれいな歯並びによって得られるメリットは、計り知れません。まず、笑顔が変わります。若々しくて明るい笑顔になります。そして清潔感と知的な印象を人に与えることができます。   またきれいな口元は、アンチエイジングにもつながります。歯並びが悪かったり、歯が一本でも欠けていたりすると、それだけで老けて見られてしまうものです。こうした外見的な変化は、心のありようにも大きな影響を与えます。自信や積極性は、自信のもてる外見から得られることが多々あります。私は口元の外見的な変化よりも、外見が変化したことによって得られる内面の変化のほうが、はるかに大きなメリットではないかと思っています。   先ほどの三人の手記(お客様の声)からもわかるように、歯並びに自信がもてるようになったことが内面の自信につながり、積極的な生き方ができるようになる。今まで諦めていたことを、諦めなくてすむようになる。それによって人生が大きく変わることもあるのです。   さらに歯並びがよくなれば、発音もよくなります。歯並びが悪いと空気がもれやすく、サ行やタ行が発音しにくくなります。聞き取りにくい会話は、仕事や対人関係にマイナスになることもあるでしょう。 歯並びが悪いことで、あなたがもっている本来のよさが失われているとしたら、大きな損失ではないでしょうか。きれいな歯並びを手に入れることは、もっと輝いているほんとうの自分を見つけることでもあるのです。   何となく首や肩がこる、腰が痛い、頭が重い、便秘がちである……。みなさんにはこんな症状がないでしょうか。原因不明で起きるこうした不定愁訴は、じつは歯並びに起因していることが少なくありません。 歯並びが悪いということは、噛み合わせがよくないということです。この悪い噛み合わせを放置しておくと、さまざまな弊害が生じてきます。   たとえば、歯並びが悪くていつも片方の奥歯だけで噛んでいるとしましょう。正常な噛み合わせなら、噛みしめた奥歯には約60キロの力がかかるといわれています。ところが片側噛みだと、噛んでいる側の歯や顎や関節、筋肉、さらには頸椎に、その四倍もの無理な力がかかるのです。これが全身のバランスを崩す要因になり、原因不明の体調不良を招くのです。   この片側噛みが続くと、顔が非対称になったり、鼻筋が曲がったり、片方の肩が下がったりしてきます。これがさらに全身のゆがみをひどくするという、ゆがみの連鎖の原因になるのです。 重合器  

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水道水フロリデーション

水道水フロリデーションとは、虫歯を予防するために、飲料水中のフッ化物濃度を、歯のフッ素症の流行がなく虫歯の発生を大きく抑制する適正量(約1ppm)まで調整するという自然を模倣した方法です。現状の虫歯有病状況を半分以下にするという効果が確認されており、安全性と効果については専門機関が保証しています。   水道水フロリデーションとは、飲料水中に存在するフッ化物の量を適正な濃度に調整し、その飲料水を摂取することによって虫歯を予防する方法です。実際には、以下の3つの方法があります。   天然の適正濃度水源をそのまま利用する。天然のフッ化物濃度が不足している場合、適正濃度までフッ化物を追加して調整する。天然のフッ化物濃度が高すぎる場合、適正濃度までフッ化物を除去して調整する。水道水フロリデーションの安全性、および効果については、世界保健機関(WHO)、米国疾病コントロール・予防センター(CDC)および世界中の各国歯科医師会など、国際的あるいは国家的な専門機関が保証しており、その普及を支持しています。   米国国立公衆衛生局のディーン(Dean,T.)は、歯のフッ素症と虫歯有病状況について、飲料水中フッ化物濃度の異なる21地域の12~14歳の約7,400名を対象に調査を行いました。その結果、飲料水中フッ化物濃度が0.9ppmまでの地区では歯のフッ素症の流行はほとんどみられないこと、1.2ppmを越えるあたりから軽い歯のフッ素症が発現し始め、1.8ppm以上になると誰が見てもそれと気付く中等度以上の歯のフッ素症が発現していることが分かりました。   また、虫歯有病状況は、飲料水中フッ化物濃度が0ppmから1.2ppmの範囲において急勾配で減少し、それ以上のフッ化物濃度になると、減少傾向は緩慢になっていきました。こうしたことから、「飲料水中フッ化物濃度が1ppm以下であれば歯のフッ素症の流行がなく、また、1ppm前後のフッ化物を含む飲料水は、虫歯の発生を大きく抑制する」という結論が出され、このような自然の模倣によって、フッ化物が不足した水道水にフッ化物を添加すれば、虫歯が予防できるということが分かったのです。   その後、水道水フロリデーションは、米国内はもとよりオーストラリア、ブラジル、香港、アイルランド、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、英国など多くの国々や地域に導入されるようになりました。世界的にみると、61カ国、3億5,600万人が水道水フロリデーションからの利益を受けていると見積もられています。   また、世界23カ国から集められた永久歯虫歯の予防効果(86編)、および乳歯虫歯の予防効果(66編)に関する報告を収集し総括してみますと、国の違い、民族の違い、生活様式の違い、さらに虫歯有病状況の違いがあるにもかかわらず、現状の虫歯有病状況を半分以下にするという効果が確認されています。 歯医者 鏡

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総入れ歯にするケース

年配の方であれば、多くの人が入れ歯のお世話になりますね。歯は消耗品であり、しかも常に使うものですから、年齢とともに劣化していくのは仕方のないことです。どんなに歯のケアを十分に行っていたとしても、老化現象により歯が使えなくなってしまうのはある意味人間の避けることのできない宿命です。   しかし、歯がなくなってしまうと生きていくうえで重大な問題を引き起こしてしまいますよね。歯がなくなったからハイそれまで、とはいかないのは誰にだってわかることです。従って、歯がなくなった場合には歯の変わりになるものが必要になるのです。   年配の方であれば、多くの人が入れ歯のお世話になりますね。歯は消耗品であり、しかも常に使うものですから、年齢とともに劣化していくのは仕方のないことです。どんなに歯のケアを十分に行っていたとしても、老化現象により歯が使えなくなってしまうのはある意味人間の避けることのできない宿命です。   しかし、歯がなくなってしまうと生きていくうえで重大な問題を引き起こしてしまいますよね。歯がなくなったからハイそれまで、とはいかないのは誰にだってわかることです。従って、歯がなくなった場合には歯の変わりになるものが必要になるのです。   部分入れ歯とは、後のページで詳しく説明しますが、歯の一部分を入れ歯にしたものです。それに対し、全ての歯を入れ歯にしたものを総入れ歯と言います。つまり、総入れ歯というのは自前の歯が1本もない状態の時に使われるのですね。ここでは、この総入れ歯について見ていきます。   基本的に、入れ歯というものは人工的な歯を作って口の中に入れるものですから、できることならばその数は少ないほうがいいに決まっています。従って、自分の歯が1本も残っていないのであればともかく、自前の歯が残っているのであればその部分は残し、総入れ歯は避けた方がいいはずです。しかし、現実には、自前の歯が残っているのにもかかわらずその歯を全部抜いて、総入れ歯にしてしまうケースが存在します。では、わざわざ自前の歯を抜いてまで総入れ歯にするのはどのような場合なのでしょうか。   総入れ歯にするという選択がされるのは、以上のケースがほとんどのようですが、これは万人に当てはまることでもありませんし、歯医者さんによってその対応も変わってきます。何にしても、入れ歯を何度も何度も作りなおすのは時間と費用の浪費につながりますので、入れ歯を作るときには信用できる歯医者さんにしっかりとしたものを作ってもらうことが必要です。 歯科 ルーペ

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部分入れ歯の適応症例

歯がほとんど抜けてしまうと、総入れ歯せざるを得なくなるのは仕方ありませんが、できることなら、自前の歯は残したいものです。特に、ひどい虫歯や歯周病になってしまって一部分の歯を数本抜いてしまったり、不慮の事故などにより歯が数本折れてしまって抜かざるを得なくなったりと、他の歯は健康だけれども数本だけ歯がないというケースも起こりがちです。そのような場合は、総入れ歯ではなく、部分入れ歯で治療することになります。   部分入れ歯は、文字通り、一部分だけを入れ歯にするものです。部分入れ歯は、他の自前の歯は問題ないとしても、どこか1ヶ所の歯がまとまってなくなってしまった場合によく行われる治療法です。従って、冒頭で述べたように、何らかの理由によって、一部分の歯が数本欠落した場合に行われます。歯が1本だけない場合には、噛みあわせや実生活に問題がなければ、そのまま放置することもあるようですが、数本まとまってない場合は、そういうわけにもいきませんので、部分入れ歯が施されます。   部分入れ歯は、前歯・奥歯、両方のものがあり、形は当然違いますが、仕組みは全く同じで、歯が抜けている部分の両側の歯に金属製の型で固定するようになっています。部分入れ歯になっているところは、総入れ歯と同じくプラスチックなどで作ります。また、部分入れ歯が必要な場所が点在している場合でも、正常な歯は残す形で作る特注の部分入れ歯なども作ってもらうことができます。   部分入れ歯も入れ歯の一種ですから、総入れ歯と同様に、保険がきく部分入れ歯と自費で入れる部分入れ歯があります。そして、その費用も当然自費で入れる部分入れ歯のほうが高いです。また、先ほど説明した、入れ歯の部分が点在している形の部分入れ歯の場合は、通常の部分入れ歯よりも高額になります。しかし、総入れ歯ほど高額にはならないのが普通です。   部分入れ歯は入れ歯の一種なので、その手入れ方法も基本的には総入れ歯と全く同じです。夜外し、よく洗浄して使っていれば問題はそれほどないでしょう。部分入れ歯のと頃に違和感が出てきた時は、多少口の中が変形したのかもしれませんから、歯医者さんに行って相談し、部分入れ歯を改造してもらえばいいと思います。   部分入れ歯ということで注意が特に必要なのは、金属製の枠を使って健康な歯に引っ掛けて使いますから、部分入れ歯を引っ掛けている歯が傷つきやすくなるということです。歯に傷がついてしまうと、その歯は虫歯など劣化しやすくなりますから、十分ケアしなければなりません。   今までのページでも説明しましたが、歯が抜けたときの治療法としては、総入れ歯やインプラントもありますが、時間もかからず、費用も割と安価で済む部分入れ歯は注意深く使っていれば非常に便利なものだと思います。 歯科重合用光照射器  

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シーラントのむし歯予防効果と安全性

シーラントは、奥歯の溝を物理的に封鎖したり、シーラント材の中に含まれるフッ化物により再石灰化作用を促進するむし歯予防法です。4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によりむし歯予防効果はさらに増加します。シーラントはむし歯発症リスクの高い歯に行うと特に有効です。   シーラントは、奥歯の溝をむし歯から予防する方法です。シーラントによるむし歯予防が今日のように効果をあげた背景にはシーラントの材質の改善が大きく寄与しています。奥歯の溝をレジンといわれるプラスチックで物理的に封鎖することで口腔内の環境から遮断する方法、グラスアイオノマーといわれるセメントで奥歯の溝を物理的に封鎖することに加え、シーラント材の中に含まれるフッ化物が再石灰化作用を促進する方法などがあります。   最近は、レジンとグラスアイオノマーの両方の性質を併せ持ったシーラント材も開発されています。むし歯予防効果に関してはすでに多くの調査があります。4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によりむし歯予防効果はさらに増加すると報告されています。   なお、一部のレジン系シーラント材に含まれるビスフェノールAの環境ホルモン様作用の危険性が1996年に指摘されました。しかし、その後の研究によって当時危惧されたような危険性は、現在調べうる限りではないとされています。   シーラントをどのような歯に対して行うかは、むし歯発症リスクの判定と密接な関係があります。むし歯発症リスクの高い歯をシーラントの適応とすることは、シーラント処置歯数の絞り込みが可能となり、高いむし歯予防効果も維持できることから経済的にも合理的な方法と考えられます。   むし歯の発症リスクについては主に個体の情報から判断する方法と、歯の情報から判断する方法とに分類することができます。個体を対象とした判定基準には、過去のむし歯経験、生活習慣、唾液の性状、口腔細菌の状況などがあります。また歯を対象とした判定基準には奥歯の溝の形態、萌出状況等があります。   地域歯科保健活動としてフッ化物応用とシーラントを組み合わせることで大きなむし歯予防成果を上げている地域もあります。つまり、保育園や学校でフッ化物洗口を実施するとともに、よりむし歯になりやすいリスクの高い歯を持っている子供には予防勧奨をし、地域の歯科医療機関でシーラントを実施してもらうことを系統的に行っています。    

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