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月归档:十月 2012
智歯周囲炎の原因・治療・予防
智歯とは親知らずのことです。智歯が正常に生えないことが原因で歯ぐきが炎症を起こして奥歯の痛みや口の開閉に支障をきたします。智歯は上下にありますが歯周囲炎は下の部分に多く起きます。 智歯周囲炎の原因は食生活および食習慣に起因します。すなわち古代の人類は箸やフォークを使わずに食べ物にかぶりつく食習慣でした。しかし、現代人は箸やフォークを使う食習慣となったため、現代人の顎骨は退化し小さくなったのです。 しかし顎骨は小さくなったにもかかわらず顎骨に生える歯の数はほとんど変わらず、その結果、顎骨と歯のバランスが崩れてしまったのです。智歯は生えるのが他の歯よりも遅いため顎骨に智歯が生えるスペースがない、あるいは狭いため智歯に歯肉が覆いかぶさったり歯が横に生えたりあるいは水平に生えたりします。 その結果、歯ぐきや粘膜部分に食べ物の腐敗物がたまりやすくなって細菌感染によって炎症が発生するのが智歯歯周炎というわけです。智歯歯周炎の症状は食事の際に奥歯に重苦しい痛みが生じたり口を開けにくくなります。 その後、炎症が進んで咀嚼筋にまでおよぶとなおさら症状が重くなります。そして発熱で38度位になるとリンパ腺がはれて痛みます。智歯歯周炎の症状が重くなると顎骨の炎症、骨髄炎、口底炎などへ発展し全身症状へと移行します。 智歯歯周炎の治療は抗生物質や非ステロイド系消炎剤の投与で炎症を改善し智歯の周囲を清潔にします。症状は1~2週間で消えますが、まだ完全治癒ではありません。次のステップとして炎症が消えてから原因となった智歯を抜かなければなりません。 これらの処置を誤ると顎骨の炎症、骨髄炎、口底炎などの症状が進んで治療を長引かせることになりますので早期治療が大事です。智歯周囲炎の予防は常日ごろから智歯もちろんのこと歯を清潔にすることです。
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電動歯ブラシ
現在、日本で歯磨きに使っている歯ブラシは、3割の人が電動歯ブラシを使用しています。電動歯ブラシは便利といわれる一方で歯が削れる、歯茎が傷むという声も聞かれていました。最近は電動歯ブラシも改良されてきていますし、正しい使い方をすればトラブルもありません。 電動歯ブラシとは、電池式や充電式で介護を必要とする人のために作られた歯ブラシでした。その電動歯ブラシが、手で磨く(手ブラシ)より短時間で磨けるということで一般的になったんですね。 磨いたつもりになるのって、手が疲れたとか歯磨き粉が口の中いっぱいに広がったからということはありませんか?こういう感覚で磨いていると磨き残しって必ずあります。丁寧に磨こうと思ったら10分や20分はかかってしまいます。手で磨いたほうが、細かなところまで手が届くということもありますが、歯間ブラシや糸ようじ、デンタルフロスなどを併用することで足りないところを補うことができます。 しかし、電動歯ブラシによっては重たく感じるものもあります。重いと手が疲れるので、たとえ短時間で磨けるとしても負担になってしまいます。防水加工してある電動歯ブラシならお風呂の中でも使えますが、取り扱いに注意が必要です。壊れたら本体を買わなければならず、機種を変更してしまったらせっかく持っていた替えの歯ブラシも使えなくなってしまいます。 電動歯ブラシといっても価格も性能もいろいろあります。自分にあった電動歯ブラシを使えば、電動歯ブラシの良さが実感できて歯磨きが楽しくなるかもしれませんね。 電動歯ブラシには上下の動きや左右の動き、斜めの動きなどがあります。単純な振動と複合的な振動があります。マッサージ機能や回転して歯垢除去する機能もあります。超音波歯ブラシは超音波、音波歯ブラシは音波で振動します。 大きいブラシで時間をかけて磨くタイプと、小さいブラシで時間をかけずに磨くタイプがあります。1つの電動歯ブラシでマッサージ用や子供用の小さなヘッドなど取り替えることができます。 せっかくお金を出して電動歯ブラシを購入するのですから、使い心地が良いものを選びたいですし、そうでなければ使い続けることができません。実は私の家にも眠っている電動歯ブラシがあります(笑)。安いものでは100円ショップでも電動歯ブラシが売られています。ただ、安いだけにブラシ部分がすぐに傷んでしまう、電池の消耗が激しい、音が大きいなど様々な問題をききます。こうした電動歯ブラシは保証がありませんから、本体も使い捨てと割り切ったほうが良いかもしれません。
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歯磨き粉の使用
歯の専門家の人たちは、歯磨き粉の使用を勧めていません。けれど歯磨き粉を使うとすっきりしたような、しっかり磨いたような気分になりませんか?最近の歯磨き粉はより安心な材料で、体や歯に良い歯磨き粉が作られています。正しい使い方をすれば、歯磨き粉も歯の健康を守るお役立ちアイテムになるでしょう。 歯磨き粉の始まりは紀元前1550年頃のことでした。食塩や黒こしょうなどを混ぜた粉末が使われていました。ほかにも焦がしたパンの炭やシナモンなど世界各地でいろいろなものが混ぜて使われていました。食塩や炭って昔から使われていたんですね。 食塩は歯茎をひきしめ、血行を良くする効果があります。現在も歯磨き粉には塩が含まれているだけで薬用歯磨き粉と呼ばれています。炭には防臭効果や汚れを吸着する効果があります。また日本では、なすの漬物をかじると歯の痛みが消えるというのを聞いたことがあります。実際に、干したなすを粉末にした歯磨き粉も販売されています。なすには虫歯予防や口臭防止などの効果がありますし、このときも塩を加えて塩の効果が活かされています。どれも自然の成分を活かして、今の時代にも伝わっているんですね。 歯磨き粉の成分には、主に研磨剤・発泡剤・香料が使われています。こうした成分表示を見て、どんな歯磨き粉なのか判断できるようになると良いでしょう。 ホワイトニング効果のある歯磨き粉というのは、研磨剤を使って歯のエナメル質を削って白くします。そのため、研磨剤の入った歯磨き粉で長時間ブラッシングするのは勧められていません。プラークを取り除く役割もあります。 フレーバー歯磨き粉というのもあるほどたくさんの香りがあります。子供用の歯磨き粉に甘い香味料が使われていますね。主にさわやかな香りが楽しめますが香りに気を取られて、本来の磨いたときの感覚を忘れてしまいます。 歯磨き粉にはホワイトニング効果・口臭予防効果など目的に合わせて作られています。成分表を見ても判らないという人はとりあえず、何に効果がある歯磨き粉なのかを見てみましょう。 歯磨き粉の種類には液体・粉末・ペースト状の歯磨き粉があります。また、フッ素など薬効成分が含まれている歯磨き粉と含まれていない歯磨き粉に分類することもできます。 歯磨き粉には研磨剤が含まれているため、長時間のブラッシングには向きません。しっかり磨くならブラッシングをしっかりしたあとで歯磨き粉をつける、使うときは少量にするといった工夫が必要です。CMではよく歯ブラシにたっぷりと歯磨き粉をつけているのを目にしますがあれは演出で、たっぷり歯磨き粉をつけても辛くて吐き出してしまいますし、磨いた気持ちになるだけなんですよね。一度歯磨き粉を使わないで歯磨きをしてみて、磨いた感覚を身に着けてみるのも良いかもしれませんね。 歯科用品
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よく噛むとうれしい効果が
食事のときにひと口何回噛んでいますか? やわらかく、あまり噛まずに食べられる食品が豊富な現代では、昔に比べて噛む回数が減ったといわれています。しかし、よく噛んで食べると、体によいことがたくさんあることがわかっています。 ひと口30回以上噛んで食べることを目標とする「噛ミング30(カミングサンマル)」を提唱しています。これは、十分に歯・口を使う「食べ方」を通じて国民の健康増進を図ろうというもの。ではいったい、よく噛むことで健康にどのような影響があるのでしょうか。 早食いの人ほど肥満傾向にあることが、数々の調査で明らかになっています。よく噛むと満腹中枢が刺激されて満腹感を得られるので、食べすぎを防ぐことができます。肥満を予防することは、生活習慣病の予防にもつながります。 よく噛むことで唾液の分泌が促されます。唾液は口の中の細菌を洗い流し、う蝕(虫歯)や歯周病を予防します。また、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素がでんぷんを分解し、消化吸収を助けます。 さらに唾液に含まれるたんぱく質の一種には、味覚を敏感にする働きがあります。さらに、ペルオキシターゼを中心とした唾液に含まれる酵素群が食品中に含まれる発がん性物質を抑える効力をもちます。 よく噛むことの健康効果をご紹介しましたが、ひと口食べるごとに30回数えるのは大変です。そこで、自然に噛む回数が増える食品を選んだり、調理法を工夫するとよいでしょう。 野菜は加熱時間が短いほど噛みごたえがあります。しかし、加熱したほうがカサが減ってたくさん食べられるので、昼食で生野菜サラダを食べたら、夕食は煮物にするなど、一日のうちでバランスをとるとよいでしょう。また、肉や魚は加熱するとたんぱく質が収縮して硬くなりますが、長時間過熱すると、今度は逆にやわらかくなります。 よく噛んで食べていても、左右どちらかのあごでばかり噛むのがクセになっていると、筋肉の使い方が偏り、顔のゆがみや、顎関節症の原因になったりします。そのほかにも、頭痛や疲れ目、肩こりや腰痛などの体の不調を引き起こすことがあります。片側噛みは、虫歯や歯並びの悪さが原因の場合があるので、一度歯科医に相談するとよいでしょう。
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お口の健康づくりの基本を
料理の基本の「さしすせそ」をご存知の方は多いことでしょう。「さ:砂糖」「し:塩」「す:酢」「せ:しょうゆ」「そ:みそ」を意味します。これは調味料を入れる順番を覚えるための語呂合わせで、料理の味を決める大切なもの。実はお口の健康づくりにも、ぜひ覚えて実行したい「さしすせそ」があるのです。 う蝕(虫歯)の原因となる細菌は、食事に含まれる糖分を分解して酸を出し、歯を溶かします。溶け始めた歯は唾液の作用で修復されますが、歯垢(プラーク)が残っていたり、頻繁に糖分を摂取したりすると唾液による修復が間に合わず、やがてう蝕(虫歯)ができてしまいます。毎食後の歯磨きを習慣づけましょう。 歯垢(プラーク)は歯の表面に付着した白くてネバネバとした物質で、う蝕(虫歯)や歯周病を引き起こす細菌のすみかです。細菌は食べものの糖分をエサにして増えるので、しっかりと歯磨きをして、歯垢を取り除きましょう。 歯と歯の間のすき間は、とくに歯垢が溜まりやすい部分です。歯ブラシだけでは除去できないので、デンタルフロスや歯間ブラシも使って歯垢を除去しましょう。 デンタルフロスは、歯と歯の間に入れたら歯の側面をこするように下から上に動かします。歯間ブラシは歯と歯の間に無理なく入るサイズを選び、歯と歯の間で、歯の裏側の歯と歯肉の境目に沿わしてゆっくり2~3mm動かして歯垢を取り除きます。デンタルフロスも歯間ブラシも、使用するときは歯肉を傷つけないように気をつけましょう。歯科医院で使い方を教えてもらうと安心です。 毎日の歯磨き(セルフケア)では、歯ブラシを小刻みに動かして、1本1本歯垢を落としていくことが大切です。しかし、どんなにていねいに磨いても、セルフケアで完ぺきに歯垢を取り除くことは困難です。 そこで1年に1~2回は、歯科医や歯科衛生士といったお口の健康の「プロ」に、毎日の口腔清掃方法をチェックしてもらい、必要に応じて専用の器具で歯石や歯の根面にしみこんだ毒素を取ってもらいましょう。 歯医者 鏡 歯科用品 重合器
喫煙が歯周組織に与える影響
タバコの煙には、ニコチンやタール、一酸化炭素をはじめとする数百種類の有害物質が含まれています。喫煙が、がんや心臓病、脳卒中、高血圧など多くの病気に悪影響を与えることはよく知られていますが、タバコの煙が最初に通る口の中も、その影響を免れることはできません。日本歯周病学会によると、喫煙者は非喫煙者に比べて2~8倍も歯周病にかかりやすいといいます。 1毛細血管が収縮して歯肉(歯ぐき)の血流が悪くなり、酸素や栄養が十分に供給されなくなる。 2唾液の分泌が少なくなり、う蝕(虫歯)や歯周病の原因菌が増殖しやすくなる。 3体の抵抗力が弱まり、傷ついた歯周組織を修復する能力が低下する。 日本歯周病学会の歯周病分類(2006年)では、喫煙関連歯周炎(periodontitis associated with smoking)と診断します。 歯肉(歯ぐき)からの出血は、歯周病を発見するサインの一つです。ところが喫煙すると歯肉(歯ぐき)の血流が悪くなるため、歯肉(歯ぐき)が炎症を起こしても出血しにくく、かつ、歯肉(歯ぐき)もメラニン色素が沈着し黒ずむため、炎症反応をわかりづらくし、自覚を遅らせ知らない間に症状が悪化して歯を失う恐れがあります。 また、喫煙者は歯周病の治療効果が得られにくいことがわかっており、非外科治療、外科治療(歯周組織再生治療,インプラント治療を含む)の経過も思わしくありません。歯周病は成人が歯を失う大きな原因ですが、喫煙者が歯を失うリスクが高いことを裏付けるデータがあります。 厚生労働省や日本歯科医師会が推進する「8020(ハチマルニイマル)運動」では、高齢になっても自分の歯で不自由なく食事を楽しめるよう、80歳になっても20本以上の歯を保つことを目標にしています。 国立がん研究センターの多目的コホート研究によると、現在または過去に1日に21本以上タバコを吸う男性が9本以上歯を失う(歯が20本以下になる)リスクは、非喫煙者の約2倍。なかでも過去に31年以上喫煙経験のある人では、非喫煙者に比べて約3倍も歯を失うリスクが高くなるという結果が出ました。 この調査で、喫煙本数が多いほど、また喫煙年数が長いほど歯を失うリスクが高まる傾向が確認されました。調査対象のなかで女性の喫煙者が少なかったことから、女性に関しては分析を行っていませんが、男性と同様の結果が予想されます。喫煙者が歯を失うリスクが高いことは、そのほか国内外のさまざまな調査でも明らかになっていますし、受動喫煙でも歯周病のリスクが高まるという報告もあります。 喫煙は歯周病だけでなく、歯の着色や歯肉(歯ぐき)の黒ずみ、口臭も引き起こしますから、お口の健康を守るためには禁煙が欠かせません。禁煙をすると数週間で歯肉(歯ぐき)の血流に改善がみられるなど、歯周病のリスクは確実に軽減します。 歯科用ルーペ 重合器 歯科用拡大鏡
詰め物と歯の境目から細菌が侵入
大人と子どもでは、う蝕(虫歯)ができやすい場所に違いがあります。しかも、気づいたときには歯を抜かなければならないほど進行していることも・・・・・・。歯周病だけでなく、う蝕(虫歯)への対策も万全に! う蝕(虫歯)は子どもに多いと思っていませんか? 厚生労働省「歯科疾患実態調査」によると、1987年には、5~9歳の43.3%(*)にう蝕(虫歯)がありましたが、2005年には14.6%に減少しています。一方、2005年における20歳以上のう蝕(虫歯)の割合は、各年代で90%(*)を超えています。これは、1987年に比べてほぼ横ばいか、増加傾向を示しています。大人は歯周病だけでなく、う蝕(虫歯)にも十分な注意が必要なのです。 歯と歯の間、歯と歯肉(歯ぐき)の境目、奥歯のみぞがう蝕(虫歯)になりやすいのは、大人も子どもも共通です。しかし大人の場合は、これらに加えて特に気をつけたいポイントが2つあります。 1つは、治療によって詰め物やかぶせ物をした歯にできる「二次う蝕(虫歯)」です。治療済みの歯が危ないのには、いくつかの理由があります。 そもそもう蝕(虫歯)ができた部分というのは、歯ブラシが届きにくかったり、歯並びがよくなかったりして、プラーク(歯垢)がたまりやすい場所です。そのため、正しいケアの方法を身につけないと、治療したとしても再びう蝕(虫歯)になりやすいといえるでしょう。 また、詰め物やかぶせ物と歯の間にすき間があると、そこからう蝕(虫歯)の原因菌が入り込んでしまいます。ところが、歯の表面と違って、詰め物やかぶせ物に隠れて、う蝕(虫歯)ができてもなかなか気づきません。 そのうえ、治療の際に歯が削られているため、菌が歯の奥のほうまで達しやすいほか、神経を抜いてある歯の場合はう蝕(虫歯)が進行しても痛みを感じません。歯科医院を受診するころには、抜歯が必要なほど症状が進行してしまっていることも珍しくないようです。 30歳代以降では、歯周病や誤った歯磨きなどの影響で、年齢を重ねるにつれて歯肉(歯ぐき)がやせていき、歯根が露出するようになります。歯根の表面は歯冠(歯の頭の部分)とは異なり、硬くて丈夫なエナメル質で守られていないため、プラーク(歯垢)がたまるとう蝕(虫歯)になりやすいのです。 重合器 歯科用拡大鏡 歯医者 鏡
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禁煙やカルシウムの摂取で予防を
歯周病と骨粗しょう症の関係は1960年代から注目されるようになり、これまでに数々の研究結果が報告されています。愛知学院大学短期大学部の稲垣幸司教授らの調査では、次のことがわかっています。 1閉経後の女性で骨粗しょう症になっている人は、そうでない人に比べて歯周ポケットの出血率が高い、すなわち、歯周病の活動性が高く進行している傾向がある。 2閉経後の女性で骨粗しょう症になっている人では、歯を支える歯槽骨の吸収が進んでいる割合が高い。 3中指の骨密度の低下が進んでいるほど、残っている歯の数が20本未満である割合が高い。 4歯周ポケット内では、T細胞やB細胞の異常、インターロイキン1(interleukin-1、IL-1)、IL-6、IL-8、腫瘍壊死因子(tumor necrotic factor-α、TNF-α)などのサイトカイン、炎症性メディエーターであるプロスタグランジン(PGE2)の異常亢進が起きやすい。 エストロゲンには、骨の破壊だけでなく、歯周組織の炎症を抑える作用もあります。そのため閉経によってエストロゲンの分泌が減少すると、骨粗しょう症に加えて、歯周ポケット内では炎症性の物質(サイトカインなど)が出やすくなり、歯周組織の炎症も進行しやすいと考えられます。 また、歯周組織の炎症が進むと歯槽骨が溶けて歯がぐらつくようになりますが、骨粗しょう症の人では歯槽骨がもろくなっているため、その進行が加速され歯を失うリスクも高まります。 一方、歯周病を治療することで、骨粗しょう症の進行も抑えられる可能性があります。骨粗しょう症のある閉経後の女性を対象にした稲垣教授らの調査では、歯周病の治療により歯周組織の炎症をコントロールできている人は、骨粗しょう症の治療を受けていなくても、骨密度の低下の進行を抑えることができていました。 また、閉経後の女性に対してエストロゲンを補うホルモン補充療法を行うと、全身の骨の状態が改善するとともに、歯槽骨の状態も改善し、歯を失うリスクが低下するというデータもあります。 骨粗しょう症患者が増える60歳代以降は、歯周病により歯を失う人が増える年代と重なります。とくに閉経後の女性は、歯周病と骨粗しょう症の対策を同時に行うことが大切といえるでしょう。まず、タバコは歯周病も骨粗しょう症も悪化させるので、タバコを吸っている人はぜひ禁煙を。 そして、毎日の食事も大切です。カルシウムの摂取量が少ないと、歯周病のリスクが高まることがわかっています。カルシウムは骨の材料となり、骨粗しょう症の予防にもなりますから、カルシウムが豊富な牛乳・乳製品、大豆・大豆製品、緑黄色野菜、小魚などを積極的にとるようにしましょう。 また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンKを含む食品も一緒にとりたいものです。ビタミンDはきくらげ、しらす干し、さけ、いわしなど、ビタミンKは納豆、わかめ、春菊、小松菜、ほうれん草などに多く含まれています。 もう一つ注目の栄養素があります。それは、大豆・大豆製品に豊富に含まれるイソフラボンで、体内でエストロゲンに似た働きをします。稲垣教授らの調査では、閉経後の女性がカルシウムと一緒にイソフラボンを摂取したところ、カルシウムだけを摂取したときより、歯槽骨の骨密度の低下や、歯周組織の炎症を抑える効果が高まりました。 光重合 led光重合器 歯科用品
歯周病と骨粗しょう症
お口の健康と骨の健康は、一見関係がなさそうに思えます。しかし、閉経により女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少すると、骨密度が低下して骨粗しょう症を発症するリスクが高まるだけでなく、歯周病も悪化しやすいことがわかってきています。カルシウムの摂取は歯周病予防にも骨粗しょう症予防にもなるので、とくに更年期の女性は積極的にとりましょう。 歯周病は、歯周病原細菌に感染することで歯周組織に炎症が起こる病気で、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞、肺炎など、全身の病気とかかわりが深いことがわかっています。骨粗しょう症もその一つです。 骨粗しょう症は、骨の量が減ってもろくなり、折れやすくなっている状態、もしくは骨折を起こした状態のことです。骨は常に、古い骨を壊して新しい骨を作り出す「骨代謝」をくり返して強度を保っていますが、骨粗しょう症ではこのバランスが崩れて骨を作る量よりも骨を壊す量の方が多くなり、骨がもろくなってしまいます。 骨密度は20歳頃でピークに達し、その後は年齢とともに少しずつ低下していきます。そのため骨粗しょう症の患者さんは中高年に多く、とくに60歳代以上の女性によくみられます。 女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、骨の吸収を抑える働きがあるため、閉経に伴って女性ホルモンの分泌が大幅に減少すると、骨密度も急激に低下してしまうのです。男性も年齢とともに骨密度が低下しますが、女性のような急激な変化はみられません。 骨粗しょう症の原因はほかにも、運動不足、栄養の偏り、お酒の飲み過ぎなどの生活習慣や、喫煙、ステロイド薬などの薬剤、バセドウ病、関節リウマチ、糖尿病といった病気の影響もあります。 骨粗しょう症が進行すると、ちょっと転んだだけでも骨折しやすくなります。高齢者では骨折をきっかけに介護が必要になったり、寝たきりになることが多いため、骨粗しょう症対策は重要です。 重合器 光重合器 歯科用 光重合器
着色・変色の原因はさまざま
変色した歯を白くするホワイトニングへの関心が高まっています。う蝕(虫歯)や歯周病のない健康な歯を手に入れたら、次は美しい口元を目指してみませんか? 白く輝く歯は、あなたの魅力をより引き立たせてくれるはずです。 口元はその人の印象を大きく左右します。テレビなどの影響で真っ白な歯にあこがれ、自分の歯の色はおかしいのでは? と悩む人もいるようですが、本来の歯の色は、「真っ白」ではなく「淡黄色」をしています。 これは、歯の表面を覆う半透明のエナメル質を通して、内側にある黄色い象牙質が透けて見えるためです。しかし、人それぞれ肌の色が異なるように、歯の色も異なり、また、人種差もあり、一様ではありません。しかし、歯の黄ばみが強かったり、変色が起きている場合は、何らかの原因があるかもしれません。 歯の表面を覆っている唾液の糖タンパク由来のペリクル中のタンパク成分が、(無意識の)口呼吸による歯面の乾燥で残留して、歯が変色します。すなわち、口呼吸による空気の通過する前歯の先端部分や歯の裏側を中心に歯が着色します。 着色汚れが歯の表面にとどまっているのであれば、歯科医院でクリーニングしてもらうだけできれいになります。しかし、着色汚れが歯に染み込んでいる場合や、加齢や遺伝による歯の黄ばみには、薬剤を用いて歯を白くするホワイトニングが効果を発揮するので、歯の色が気になっている人は、一度歯科医に相談してみるとよいでしょう。 歯を白くする方法には、歯の表面を薄く削ってセラミックの板を貼り付ける「ラミネートベニア」という方法もありますが、ホワイトニングは歯を削らないため、ラミネートベニアに比べて歯にかかる負担が少ないという利点があります。 ホワイトニングには、大きく分けて、生きている歯を白くする「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」と、神経のない歯を白くする「ウオーキングブリーチ」の3つがあり、これらを併用することもあります。 ●歯科医院で行うオフィスホワイトニング 歯にホワイトニング剤を塗り、特殊な光を当てて活性化させる。1回の治療(1時間前後)である程度白くなるが、希望の白さになるまで数回通院が必要な場合もあります。 ●自宅で行うホームホワイトニング 歯科医院で作成したマウスピースにホワイトニング剤を注入して、1日数時間装着します。2週間ほどかけて、ゆっくりと歯を白くしていきます。白くなるまでに時間はかかりますが、効果は1~2年持続します。 ●無髄歯に対して行うウオーキングブリーチ 通常のホワイトニングでは効果が得られにくい、神経を取った歯(無髄歯)に対して行います。歯の内側にホワイトニング剤を注入し、しばらくたってからホワイトニング剤を取り出します。希望の白さになるまで、ホワイトニング剤を数回交換する場合もあります。 ホワイトニングの後に知覚過敏が起きることがありますが、一時的なものなので心配はいりません。また、ホワイトニングの効果は永久的ではなく、時間がたつと少しずつ黄ばみや変色が起きてきますが、定期的に歯科医院でクリーニングをしたり、再びホワイトニングを行うことで、白さを保つことができます。 歯科用品 歯科用ルーペ 重合器