月归档:十二月 2012

くも膜下出血の原因

脳卒中の約10%を占めるくも膜下出血は、突然に命をおびやかす、極めて怖い病気です。頭部外傷に伴う外傷性くも膜下出血については、本稿からは除外して、脳血管障害としてのくも膜下出血について解説します。 くも膜下出血の原因として、最も頻度が高く、よく知られているのが脳動脈瘤の破裂です。他に、脳動静脈奇形からの出血などがありますが、ここでは頻度の高い脳動脈瘤の破裂によるくも膜下出血に焦点を当てて取り上げます。脳動脈瘤は約2~3%の人が持っているとされ、その破裂率は年間に0.7~2%とされています。年間に10万人中10~20人がくも膜下出血を発症するといわれています。 くも膜下出血の治療の難しさは、開頭手術あるいは血管内治療(「脳卒中の急性期治療」、「未破裂動脈瘤」参照)によって動脈瘤の処置を無事に終えたとしても、それは初期治療の1つのヤマを越えたに過ぎず、まだまだやっかいな問題が控えているところにあります。 すなわち、くも膜下出血に特徴的な脳血管れん縮という、脳の太い血管が細くなる現象がしばしば起こるため、この時期に脳梗塞をいかにくい止めるかという課題をクリアする必要があるのです。通常、脳血管れん縮は出血後4~14日の間に起こり、その現象は7~10日ぐらい持続します。 したがって、くも膜下出血の治療は発症してから2~3週間はずっと緊張感をもって集中的に行われ、発症1カ月したところでやっと一段落といった感があります。水頭症といって、脳脊髄液の循環や吸収が障害されることによって起こる合併症が生じた場合には、さらに脳室・腹腔シャントという手術を行って治療するのが一般的です。 最も典型的な症状は、よく、「ハンマーで殴られたような」とか、「今まで経験したことのない」と表現される突然の頭痛です。「風邪をひいたような頭痛」を訴えることもありますが、ほとんどが前者のような激しい突然の頭痛を呈します。 さらに、出血の程度により、脳圧が上がり、呼吸が止まって即死する方、意識障害を起こして救急車で搬送される方から、比較的軽症で、頭痛のみを訴えて日中の外来を歩いて受診する方まで重症度は様々です。 軽症例を除きますと、通常は救急車で病院に搬送されることが多く、しばしば脳圧上昇を示す血圧上昇や嘔吐がみられます。動脈瘤が再破裂を起こすと通常は重症化します。消化管出血や肺水腫などを合併することもあります。  

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食生活の変化

健康な血管は、イキイキしています。しかし、知らず知らずのうちに血管は内側から変化し、動脈硬化が進んでいきます。当施設で行う検査は、この血管の内側がイキイキしているかどうかが簡単にわかるものです。健康ですこやかな生活を送るためには、今の血管の状態を知ることが大切です。 食生活の変化は糖尿病だけでなく、高血圧、脂質代謝異常を増加させ、それぞれが動脈硬化を進展させます。さらに肥満者が両方を合併して起こし、上記の危険因子を有すると、 年齢が若くても心筋梗塞、脳梗塞などの循環器血栓症を発症して一命に関わる危険が増します。生活習慣を改善して、口腔内の歯周病菌の除菌とオーラルケアを正しく行うと、300日ぐらいで動脈硬化が劇的に改善するというレポートもあります。 動脈壁の内皮細胞への影響は、歯周病菌の体内侵入による影響も大きいようです。FMD検査は、腕を圧迫、開放後にどれだけ動脈が拡張するかを超音波でみる検査です。血管内皮機能が低下していると広がりが悪くなります。 歯肉ポケット内の歯周病菌が体内血液中に侵入するのです。歯周病予防、虫歯予防をするため、歯と歯の隣接面と歯周ポケットに溜まるバイオフィルム(細菌の膜)を除菌し、増加させないことが大切です。毎食後フロスでお手入れをしてポケット内細菌を増やさないようにしましょう。歯周ポケット内の粘膜面積は手のひらほどの大きさにもなります。  

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キシリトール

ガムやタブレットなどの商品名としても使われているキシリトールは、もともとは糖アルコールの一種で、5個の炭素を持つ甘味炭水化物を意味しています。この甘味炭水化物であるキシリトールの仲間には、ソルビトール、マンニトール、マルチトールなどがあり、これらは多くの食品に用いられています。 厚生省はキシリトールを食品添加物として使用すること許可しました。実はそれ以前から、キシリトールは輸液(点滴剤)に含まれる炭水化物として10年以上使用されてきました。 すなわちキシリトールは、体の中に直接入れる薬品としても、口から食べる食品添加物としても安全であることが証明されています。アメリカ合衆国の食品衛生安全局も、キシリトールを1日の摂取量に制限を与えない食品として扱っています。 むし歯の原因となる歯垢や酸を作らないことから、むし歯の原因にならない甘味料は数多く存在します。糖アルコールはその代表であり、基本的に全ての糖アルコールはむし歯の原因にはなりません。しかし「むし歯の原因にならない」と「むし歯の発生を防ぐ」は、全く意味が異なります。 むし歯の発生を防ぐ(むし歯予防)効果の最終的な判断は、長期的な臨床研究で証明されなければなりません。すなわち、「何故むし歯の原因となる歯垢や酸を作らないのか?」「歯の再石灰化を促進するのか?」などを明らかにするだけでなく、その材料を使ったグループは使わなかったグループに比較して、むし歯の発生が少なかったことを証明することが必要です。 多くの長期的な臨床研究から、むし歯予防効果を証明した甘味料は少なく、キシリトールと、いくつかのキシリトール研究でコントロール(対照)として用いたソルビトールだけです。さらに、ソルビトールよりもキシリトールの効果が優れていることも証明されています。現在まで行われてきた、キシリトールの「むし歯の発生を防ぐ効果」を証明した長期臨床研究の一覧です。 口に入る全ての食べ物に含まれている砂糖をキシリトールに換えて、その食事を2年間続けたむし歯予防効果は、砂糖が入っている食事を食べながら、食後にキシリトールガムを噛む効果と全く同じである事が証明されて以来、食後にキシリトールガムを噛むことが推薦されてきました。 ガムを噛むことだけでなく、キシリトールタブレットやアメなどで、しゃぶっても同じむし歯予防効果が期待できる事も証明されています。赤ちゃんが生まれる前、もしくは生まれてすぐに、お母さんがキシリトールガムを噛むことが、子供のむし歯を防ぐ事も証明されています。

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デンタルインプラント

デンタルインプラントは、入れ歯やブリッジに取って代わる、失った歯を取り戻す審美性の高い歯科治療として広く受け入れられてきました。治療にかかるコストは高いといえど、デンタルインプラントを選択する人も増えています。 しかし、デンタルインプラントは手術や治療後の経過において、一定のリスクが考えられる歯科治療であり、治療を進めて行くにあたっては様々な条件をクリアすることが必要だと言えます。その条件として取り上げられることの多くは、患者さんの健康にかかわること。基礎疾患がないことや、特に糖尿病を持っていないことがデンタルインプラントを行う条件のひとつとされていることが多くあります。 それは、糖尿病が免疫機能を弱まらせ、細菌感染しやすい状態にあるためです。デンタルインプラントも含む外科手術において、傷口からの細菌感染による重篤な炎症などのリスクを大きくしてしまうマイナス面を持っているからです。 つまり、傷が深く、出血も少なくないインプラント治療での最近感染リスクは、手術の傷口の治癒も遅く、しかも細菌に対する抵抗力も弱い糖尿病を抱える人にとって健康な人と比にならないわけです。 デンタルインプラントは失った歯を取り戻す目的の歯科治療ですが、その治療には歯ぐきの深部や骨格にも及ぶ手術を要します。本来の天然歯の骨格と歯根の間には、噛んだ時の負担を和らげるクッションとなる“歯根膜”があるのですが、これは人口歯根であるインプラントには存在しません。 さらに歯根膜の存在が細菌感染から骨格や歯根を守っているとも考えられていて、インプラントと骨が直接接しているという構造は歯周病と同様のインプラント周囲炎のリスクにさらされているとも言えるのです。 ここからも、重度の糖尿病を抱え免疫力が低下している人がひとたび細菌感染を起こしてしまうと、場合によっては骨膜炎など重篤な症状へ発展してしまう危険性が大きくなることなど、容易に考えられるのです。

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感染予防への取り組み

むし歯の主な要因はむし歯菌です。そのミュータンス菌は後天的に感染し、子供たちのむし歯の原因となっていることが明らかになってきています。残念ながら現状では、この事実に対しての正確な理解がえられておらず、十分なケアも行われていません。このことは日本のむし歯がなかなか減らない大きな原因といえます。 ミュータンス菌は、身近な人の唾液によって感染します。感染を防ぐには、周囲のみんながしっかりとケアすることが大切です。身近な人たちのミュータンス菌の量が減りますと、感染の確率は低くなってきます。 大人が噛んだものは、口移しであげてはいけません。子どものために、母親が食べ物を噛み砕いて食べさせるのは厳禁です。あまり神経質になり過ぎて、キスや頬ずりなどのスキンシップまで控える必要はありません。 身近な人がしっかりとケアした上で十分なスキンシップをしましょう。究極の虫歯予防策はミュータンス菌を感染させないことになるわけですが、これまでに子どもの口のミュータンス菌をゼロにできたという報告はないそうです。 また、感染源が母親だけとは限りませんから、あまり神経質になる必要はありません。歯がない高齢者の口からはミュータンス菌が見つからなかったという報告もありますから、歯があればミュータンス菌がいて当たり前かもしれません。 ミュータンス菌が感染して増殖しやすい条件というのは、両親の口の中に大量のミュータンス菌が存在していること、子どもが砂糖を含んだものをたくさん食べること、頻繁に両親から子どもの口に感染の機会があることなどが挙げられています。生まれたばかりの赤ちゃんの口には、虫歯の悪玉菌、いわゆるミュータンス菌は存在していません。 母親のミュータンス菌の数が多いと子供のミュータンス菌の数も多く、むし歯になるリスクが2倍以上高いというデータもあり、子供のむし歯を減らすためには、まず母親を含めた周りの大人たちが自分のミュータンス菌を減らす努力を行うことが非常に重要といえます。 むし歯は、①生活習慣病②感染症という二つの側面を持っています。したがって、①の生活習慣病的な対策である従来の食事指導やブラッシング指導だけでは、十分なむし歯予防対策とはいえません。しっかりとしたむし歯予防を行う為には、新しい発想である②の感染症対策としてのむし歯予防が大切になってきます。

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九大など、誤飲しても問題ない虫歯・歯周病予防口腔用殺菌剤を発表(2)

従来のナイシンAは低純度で不純物・塩分が多く、味への影響が懸念されるため、口腔用途には適していなかった。しかし、新分離精製技術を採用することにより、ナイシンAの高純度化を実現し、「ネオナイシン」に使用されたのである。 また、さまざまな天然物質の中から選定した梅エキスは、微量では抗菌効果を示さないが、ナイシンAと組み合わせることにより、ナイシンAがグラム陰性菌に対して抗菌効果を示すようになるという仕組みだ。この独自の配合比により、ナイシンAの抗菌活性の補完と味への影響の少ない口腔用天然抗菌剤を共に実現した次第だ。 ネオナイシンの特徴をまとめると、(1)虫歯菌および歯周病菌に対する優れた抗菌性(孔を形成し殺菌)、(2)天然由来としての高い安全性、(3)優れた生分解性を有し、分解後は安全なアミノ酸(環境・ヒトに優しい)、(4)独自の配合により、味への影響が少ない(口腔用途に最適)となる。 ネオナイシンの口腔内細菌に対する有効試験では、口腔微生物学研究で知られる鹿児島大の小松澤均教授、同・松尾美樹助教、高齢者の口腔感染症で知られる国立長寿医療研究センターの松下部長らの協力により試験が進められた結果、虫歯原因菌である「ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)」と歯周病原因菌である「アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス(Aggregatibacter actinomycetemcomitans)」の口腔内病原菌に対して、抗菌効果が認められた。 ネオナイシンは、口腔内病原菌を減少させる製剤として、誤飲で摂取した場合でも体内消化酵素で速やかに分解され安心である点に大きな優位性を持つ。これは、環境中に排出された場合も同様で、土壌中でアミノ酸にまで生分解されるため、生物生態系の1つの栄養物質として循環し、環境に調和した優しい抗菌剤といえるというわけだ。 このネオナイシンを用いた、高齢者・重度心身障がい者のための口腔ケア製品は、2013年に発売が予定されている。 歯科材料

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九大など、誤飲しても問題ない虫歯・歯周病予防口腔用殺菌剤を発表(1)

九州大学(九大)と優しい研究所は12月19日、鹿児島大学、国立長寿医療研究センターとの共同研究により、植物性乳酸菌が作る天然の抗菌ペプチド(タンパク質)である「ナイシンA」を抽出した「高純度ナイシン」と「梅エキス」を独自の配合比で組み合わせた天然抗菌剤「ネオナイシン」が、口腔内の虫歯菌、歯周病菌を減少させることを確認したと共同で発表した。 成果は、九大大学院 農学研究院 生命機能科学部門の園元謙二教授らと、優しい研究所、鹿児島大大学院 医歯学総合研究科の小松澤均教授、同・松尾美樹助教、国立長寿医療研究センター口腔疾患研究部の松下健二部長(九大大学院 歯学研究院歯学部門 口腔保健推進学講座 客員教授)らの共同研究グループによるものだ。 虫歯、歯周病は共に細菌による感染症であり、日本人で虫歯を患っている人は全人口の90%、歯周病を患っている人は70%といわれている。また口腔内細菌の増加は、高齢者を中心に1日に300人の死亡原因となっている「誤嚥性肺炎」のリスク要因で大きな問題となっているところだ。 なお、誤嚥性肺炎は細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じ(いわゆるむせる状態)、高齢者に多く発症し、再発を繰り返す特徴がある。再発を繰り返すと耐性菌が発生して抗生物質治療に抵抗性を持つため、多くの高齢者が死亡する原因になっているのだ。 しかし口腔用殺菌剤は、口に入れるものとして高齢者や重度心身障がい者、幼児などの誤飲が危惧されている。その一方で安全性は高いが、「プロバイオティクス(人体によい影響を与える微生物、またはそれらを含む食品など)乳酸菌」や植物エキスは、原因菌を直接、瞬時に殺菌するような大きな効果は期待できなかった。今回の開発の背景には、近年の消費者の安全嗜好に応える、飲み込んでも安心で早期に効果の期待できる口腔ケア剤への消費者ニーズがあったのである。 乳酸菌研究で知られる九大の園元教授が発見した、おからの中にいる乳酸菌が生産するナイシンAを、今回、10年間の研究を経てバイオベンチャーが高純度に抽出する技術を開発した。 ナイシンAは、乳酸菌(Lactococcus lactis)が作る抗菌性ペプチド(タンパク質)で34個のアミノ酸からなる。ナイシンはおから以外にも、伝統的な発酵食品であるヨーグルト、チーズ、ぬか漬けなどにも自然に入っており、ヒトが古来より食してきたものだ。 病原性の黄色ブドウ球菌や虫歯菌などのグラム陽性菌に対して強い抗菌効果を示すことが知られているが、大腸菌や歯周病原因菌などのグラム陰性菌に対しての抗菌効果がないといった弱点を持っている。 そこで、このナイシンの弱点を補完するため、さまざまな天然物質の選定試験が実施され、その結果として大腸菌に対する梅エキスによるナイシンとの相乗効果が見出され、高純度ナイシンと梅エキスを独自の配合比で組み合わせた天然抗菌剤のネオナイシンが開発されたというわけだ。 歯科 拡大鏡

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海外旅行中の病気や事故

 ところで、海外旅行中に病気になってしまった場合や、盗難に遭った場合に備えて、保険はどうしたらよいのでしょうか? 社労士試験の範囲ではありませんが、一般的には海外旅行保険が便利です。様々なタイプがあるので、保険金額を検討し、自分のニーズに合わせて選ぶことが必要になります。少なくとも、傷害治療費用、疾病治療費用、携行品損害は入っておくと安心かもしれません。  しかし、歯科医療の保障をオプションで追加すると保険料が高額になります。出発前に必ず歯の治療をしておくことと、万が一の場合は社労士試験で勉強する健康保険や国民健康保険の海外療養費を活用するのも方法です。  また、多くのクレジットカードには自動付帯保険として、海外旅行保険が含まれています。ただし、カードによっては、旅行代金をカードで支払ったときに有効になるものや、事前に申し込みが必要なものもあるので気を付けましょう。また、疾病死亡など保険が適用にならない費用や、通常最大でも保険期間は90日までという制限もあるので、併用するなどして、長期滞在の場合等はうまく利用することが肝心です。 オートクレーブ

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長崎大、嚥下ケアハンドブック作成へ

 長崎大は、福島県南相馬市などで東日本大震災・福島第1原子力発電所事故の被災者の支援活動を続ける医療・介護関係者を対象に、地元の相双保健福祉事務所と共同で、摂食嚥下のリハビリ指導などの内容をまとめたハンドブックを作成する。来年3月に完成の予定で、南相馬市などで支援に当たる医療・介護関係者への配布を計画している。  阪神大震災では、口の細菌が肺に入って起こる誤嚥性肺炎が震災関連死のうちで最も多かった。口の中を清潔に保つことが難しい避難生活では、食物を飲み込む機能が低下する高齢者の口腔ケアが、肺炎防止に不可欠だ。  南相馬市などの相双地域では、相双保健福祉事務所の歯科衛生士らが、仮設住宅を巡回し、口腔ケアを続けているが、口腔の問題に加えて嚥下機能の低下や誤嚥の訴えに接する機会が多いという。近隣に嚥下ケア専門施設がない相双地域では、巡回支援している医療・介護関係者の嚥下ケアの知識と技術習得が課題となっている。  長崎大は相双保健福祉事務所の要請を受け、被災者が仮設住宅で暮らす南相馬市で、今年9月から11月にかけて計3回、医療・介護関係者向けの嚥下ケア研修会を同事務所と共同で開催。歯科医師らが中心となって運営している同大の嚥下ケア専門機関「口腔ケア摂食嚥下リハビリテーションセンター」のスタッフらが、嚥下機能低下者のためのリハビリや食形態の工夫などを伝えた。  長崎大と相双保健福祉事務所は、この研修会の内容をまとめたハンドブックの作成を企画。地元の医療・介護関係者を集めた検討委員会を立ち上げ、現地の実情を織り込みながら、分かりやすく嚥下ケアのノウハウが伝わるよう協議を重ねている。支援活動に参加している同大の小山善哉助教は、「地元支援者の嚥下ケアのスキルアップに少しでも役に立てばと考えている。被災者の誤嚥防止につなげたい」と話している。 口腔内カメラ

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病気のサイン

彼女の「病気のサイン」早期発見法 「いつもと違う」と違和感を覚えて彼女の病気を偶然発見するケースもあるらしい。普段からのスキンシップや観察が大切なんですね いまや日本女性の16人に1人はかかるといわれる乳がん。早期発見・治療すれば約90%が治癒するというこの病気を、彼氏や夫が発見するケースも少なからずあるという。 「正確な統計はありませんが、男性からの指摘でパートナーの乳がんが発覚という話は聞いたことがあります。もし“乳房にしこりがある”“乳頭から血や液体が出る”“皮膚の発赤がある”などに気づいた時には、検診を待たず、すぐに乳腺専門の医療機関を受診するようすすめてほしいですね」(認定NPO法人乳房健康研究会・高木さん) 本来は女性本人が健康への意識を高めセルフチェックすることが望ましい。だが、日々接している彼氏&夫だからこそ、大切な人のわずかな変化に気づけることもある。 乳がん以外ではどのような兆候に注意が必要なのか? 中医学の専門家であり、『顔をみて病気をチェックする本』の著者・猪越恭也先生に聞いたところ、顔色にはその人の体調や症状が表れるという。 「顔色が青かったり、こめかみに青スジが見える人はストレスに敏感です。怒りっぽかったり、月経前のイライラ・不調が強く出る場合がありますが、これは肝臓の血液浄化作用が低い可能性があります。また、顔色や肌の色が黄色っぽい人は、胃腸の悪い人。歯茎から血が出る、口内炎やアザができやすいなどの症状も見られます」 なるほど。顔色以外で病気のサインが表れる症状はありますか? 「胃粘膜がただれていると腐ったような口臭がすることがあります。また女性の陰部の悪臭は細菌感染の疑いも。この他、爪がデコボコだと肝臓が弱っている可能性があったり、もともとの爪の色が赤紫の人は血行障害が疑われるため、心臓病に用心しましょう」(同) これらの症状があっても検査データでは問題なしと判断されることもある。だが悪い状態へと向かっているので、早めの改善をすすめてあげてほしい。

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