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月归档:一月 2013
オーバーデンチャー
オーバーデンチャーとは、現存した歯やインプラントの上に入れ歯を製作していく方法です。入れ歯は粘膜で支えますが、オーバーデンチャーは入れ歯でありながら、歯やインプラントで支えます。これにより粘膜だけで支える通常の入れ歯よりも支持性が上がり良く噛めるようになるのが最大の利点です。 見た目は総入れ歯にそっくりですが、残った歯を利用する点で総入れ歯と異なります。数本だけ残った歯や歯の根っこを支えにした入れ歯なのです。さらに入れ歯の裏側にアタッチメントをとりつけることで、動かず、外れにくい入れ歯となります。 入れ歯の構造もとてもシンプルなので、長期に使用した際の入れ歯の修理などもしやすいのも臨床で多く使われている理由です。インプラントを用いたオーバーデンチャーが臨床に多く用いられるようになりました。。粘膜で入れ歯を支えるには限界もあり、インプラントを用いて入れ歯を支持する事は物を噛む能力を上げる有効な手段です。 オーバーデンチャーは総入れ歯から、部分入れ歯まで適応範囲は広いです。その患者さんの欠損状態によって入れ歯のデザインを設計を立てます。それゆえ、成功の鍵はその設計・デザインです。 ①入れ歯を支える力が大きい。それにより、噛む力が大きくなり、なんでもよく噛めるようになる。②粘膜の負担を軽減できる。それにより、歯槽骨の吸収をおさえて、長期に渡り入れ歯が安定する。③総入れ歯の構造なので治療計画がシンプルで見た目もダイナミックに治せる。それにより、治療期間の短縮や治療の確実性が上がる。歯の位置を自由にできるので、審美的な回復が容易にできる。④構造がシンプルで修理がしやすい。それにより、入れ歯を支えている歯にトラブルがでても入れ歯を作り直す必要がない。⑤入れ歯が取り外しができるので、残存歯へのハブラシがしやすい。それにより、歯周病の進行した歯なども保存して治療ができる。 入れ歯を支える力が大きくなり、噛む力が大きくなる。それにより、入れ歯が割れやすくなったり。人工歯が消耗しやすい。対応策としてメタルフレームでう入れ歯を補強をしたり、入れ歯の厚みをとるような大きな噛み合う力に対しての工夫が必要。 それにより、入れ歯を支える歯やインプラントに負担がかかるので、その負担のバランスをとるような設計・デザインに工夫が必要。 バランスの悪い設計・デザインは入れ歯の動揺や破折につながる。それにより、入れ歯である違和感はある。清掃の際は入れ歯を外す必要がある。それゆえ、虫歯のリスクは上がります。毎日の清掃と歯科医院にて定期検診が大切。
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歯性上顎洞炎
むし歯、歯周炎からの炎症が上顎洞に入り上顎洞炎を起こすことがあります。これを歯性上顎洞炎といいます。元来、上顎洞は歯と隣り合っているので、むし歯を治療せずに放置していると、歯性上顎洞炎になることがあります。 歯性上顎洞炎が起こる場所、上顎洞とは、上の奥歯の根の上部から、目の下の部分にかけてにある頭の骨の内部にある空洞のことで、副鼻腔という空洞の一部分です。その上顎洞が炎症を起こすと、まるで副鼻腔炎と同じような症状となります。そして歯性と付く場合、歯が原因で起こる上顎洞部分の炎症ということになります。 そんな部分がどうして歯が原因で炎症を起こすのか? 実はごく一部の人は、上あごの歯は根の先端が上顎洞という空洞に突き出ていたりすぐそばに接近していたりする場合があるのです。そのため、次のような場合、感染が原因で炎症が上顎洞の空洞内に広がってしまうことがあります。 1虫歯を放置し根の先端部分から空洞に細菌が入り込む 2歯周病が進行し歯の周囲から空洞に細菌が入り込む 3根の治療で器具が空洞に一時的に飛び出す 4抜歯の際に歯の根が空洞に落ちる 5歯を抜いた後に口と空洞が一時的につながる なお、この病気は下あごでは起こりません。下あごの骨にはこのような空洞は存在しないからです。 上顎洞炎の治療とむし歯の治療をいっしょに行う必要があります。上顎洞炎に対しては、鼻の入り口近くから針を刺して上顎洞を洗浄し、上顎洞のなかのうみを洗い流し、抗菌薬の投与を行います。同時に歯科で原因歯の治療を行います。 抜歯後などにむし歯の部位に穴があき、口のなかと上顎洞がつながってしまうことがあり、手術で閉鎖しなければならない場合があります。 これらの治療によっても改善しない場合は、内視鏡下に上顎洞と鼻腔をつないでいる穴を大きく広げ、なかのうみを除く手術を行います。
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顎偏位
上の歯と下の歯とで左右方向にずれが生じている状態を顎偏位といいます。顎偏位は成長と共に大きな左右差となって出てきますので、出来るだけ早い改善が望ましいと考えられます。幼児期や小児期の顎関節は柔軟性に富んでいるため、適切な環境を整えることにより適切な成長へと誘導することが可能です。しかしながら、改善が容易な年齢が低い時期に放置してしまうと顎の大きさが左右非対称に成長してしまい、解決方法は手術に頼らざるを得なくなることも少なくありません。 顎偏位とは顎の状態は左右対称的であっても顎の動き自体に左右のずれがあり、その結果あたかも顎が左右非対称なような状況になるケースをいいます。一方、顎変形は顎の大きさや対称自体に問題がある状態をいいます。従って、 顎偏位より顎変形の方が症状としては重いと考えられ、改善の為には、外科的手術が必要となることもあります。 あごを動かす関節や筋肉に異常が生じて、「口を開けたり閉めたりするときにカクカク音がする」「口を大きく開けると痛くて、開けられない」といった症状を訴える患者さんが増えています。これがまさに“顎関節症”なのです。 雑音、痛み、開口障害が代表的な症状です。顎関節症とは一言で言えば顎関節に均等に力が加わらないために関節内部が変形したり、顎関節を動かしている筋肉が緊張、疲労し関節雑音、関節周囲の筋肉の痛みなどを引き起こす症状のことで、さらに、一見歯とは関係のないように見えるめまいや慢性的な疲労感、一時的難聴、嚥下困難を伴い“第3の歯科疾患”と呼ばれています。 子供のときからのハンバーグ、スパゲッチー、レトルト食品などの柔らかい食品を中心とした食生活をしていると“噛む習慣”が身につかず、あごの骨格や筋肉が十分に発達しない。その様な条件下が基礎的要件となります。 その根本原因の多くは、あごと顎関節との不調和にあります。この部分には数多くの神経や小血管が分布しているため、位置的にズレを起こした関節は激痛を起こすことがあり、この痛みはあごの位置を正しく直さない限り良くなることはありません。 では一体なぜ、あごと顎関節の不調和が起こるのでしょう。先ほど述べた食習慣もあれば、症例によっては生まれるときに原因が或る事があります。例えばかんし分娩です。その他咀嚼や嚥下の悪習慣、異常咬合、歯の早期喪失、義歯や充填物、歯の萌出異常、口の悪癖、姿勢の悪さや仕事上の習慣、怪我が原因のこともあります。
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ビスフォスフォネート剤
骨粗しょう症などで「ビスフォスフォネート(BP)剤」の投与を受けた患者で、抜歯などの歯科治療後にあごの骨が壊死するケースが報告されている。海外では作用の強い注射薬での発生が大半だが、日本では経口薬での割合も高い。服用者が歯科診療を受けられないなどの問題も起きたことから、関係学会は合同で予防や対応に関する見解を作成。BP剤の休薬を検討すべきケースなどを挙げ、医療関係者の連携を訴えている。 2007年1月中旬以降、ビスホスホネート(BP)系薬剤を製造・販売する製薬会社から、歯科処置に関連した顎骨壊死・顎骨骨髄炎の副作用に関する注意喚起文書が、医療機関や薬局に配布されている。これに先立つ2006年10月には、厚生労働省医薬食品局安全対策課が製薬企業に添付文書の改訂を指示しており、各BP系薬剤の添付文書には、顎骨壊死に関する注意が追記されている。 BP系薬剤では、従来から主な副作用として消化器症状(経口剤)や発熱(注射剤)が知られていたが、近年、BP系薬剤投与との関連性が疑われる重篤な顎骨壊死・顎骨骨髄炎が報告されている。これらの副作用症例の多くは、抜歯などの侵襲的歯科処置や局所感染に関連して発現しており、抜歯した場合にはその部位の付近で発現することが明らかになっている。 このことから、配布されている文書および添付文書では、歯科または口腔外科で治療する際の注意点として、(1)歯科処置の前にBP系薬剤が投与されていないかを確認すること、(2)投与している場合には、侵襲的歯科処置をできるだけ避けるか、患者の状態とリスク因子を十分考慮し判断すること、(3)口腔内を清潔に保つように指導すること――などが記載されている。 BP系薬剤は、長期の臨床試験で骨粗鬆症に対する有用性が認められており、現在国内外の骨粗鬆症ガイドラインでは第1選択薬として位置付けられている。また、癌領域においても、悪性腫瘍における高カルシウム血症や固形癌の骨転移、多発性骨髄炎などで有用性が認められ、ガイドライン上では癌の支持療法薬として積極的な使用が推奨される薬剤でもある。このほかにも、骨パジェット病、小児骨形成不全といった骨代謝異常疾患でも有用性が報告されている。 BP剤投与中の患者が抜歯などの治療を受ける際の対応について、科学的根拠には不十分な点もあるとした上で、現時点での見解を作成した。見解は、歯垢や歯石の除去など清掃で口内細菌を減らすことが最も重要だと強調。その上で、BP剤を注射薬で使うがん患者の場合は原則として投与を中断せず、抜歯などの「侵襲的治療」をできるだけ避けるとした。
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歯の喪失の原因
歯科の三大疾患はむし歯(齲蝕)、歯周病と顎関節症で、歯の喪失とは密接な関係があります。口腔系には歯、唇、口の粘膜、舌、顎関節、咀嚼筋群、表情筋の一部があります。歯科ではこの正常な発育と歯であれば虫歯(齲蝕)、歯ぐきであれば歯周病、顎関節であれば顎関節の正常な形態と機能、唇であれば歯列の状態による唇の形、舌であれば嚥下、発音、発語に関係する舌癖と歯列の関係、咬み合わせ由来の咀嚼筋群や表情筋 の発育を正常に且つ健康に発育させなければなりません。これらを阻害する因子のひとつが歯の喪失です。ここでは歯が喪失の3大原因である むし歯(齲蝕)、歯周病 と 歯の破折 について説明します。 1990年、歯がなくなる原因は、20歳以下は齲蝕、40歳以降は俗に歯槽膿漏と呼ばれる歯周病でした。2005年の調査では、齲蝕や歯周病で歯をなくす人は少なくなってきました。その訳は、齲蝕は放置することで進行して歯がなくなりますが、きちんと修復処置や歯内療法をおこなうようになったこと、歯周病は原因である歯垢や歯石を定期的に取り除くためです。しかし、食べ物を食べるだけの歯の数多くなり、ついつい、硬固物 を好んで食べる人が増え、その分、歯の破折は多くなりました。 ほとんどの歯は歯科医院での抜歯処置を経て喪失に至ります。歯周病が進行して歯がグラグラになり自然に脱落する歯もありますが、歯が失われる場のほとんどは歯科医院と考えて差し支えないと思います。そこで、歯科医院で抜歯される歯の直前の状態を調べることにより、歯が失われる原因を明らかにすることができます。 その理由として 1) 齲蝕は放置することで進行して歯が溶けてなくなりますが、きちんと修復処置や歯内療法をおこなうことで歯が長持ちしたこと。 2) 歯周病の原因である歯垢や歯石を定期的に取り除き、咬み合わせをそろえていますので、歯周病が進行しないこと。 3) 歯の欠損部にインプラント修復することで咬む力をインプラントにも分散させて、全体の歯に過剰な咬合力が加わるのを分散すること。 この3点が患者さんが理解されてきたために、歯がなくなることは極端に少なくなってきました。しかし、食べ物を食べるだけの歯の数多くなり、ついつい、硬固物 (豆類、タネ類、アメ、氷、乾燥食物など) を好んで食べる人が増えて、その分、歯のヒビや破折が多くなりました。くれぐれも、硬固物を咬む癖とつまようじなどの悪習癖はお止めください。歯科定期検診でいろいろなことを尋ねられて、正しい口腔衛生法をマスターしてください。
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健口体操
年を重ねるとともに、唾液の量が減少し、口の中の自浄作用や消化促進機能が低下傾向にあります。それらを緩和するために、舌を上下左右に動かし唾液分泌を促したり、また、表情筋が動くことにより表情が和やかになる健口体操を作りました。この健口体操は、子どもから高齢者まで楽しくできる体操です。 口腔乾燥症で唾液の量が低下すると、抗菌成分も減少して細菌が繁殖、風邪・歯痛・歯周病などにかかりやすくなり、高齢者の場合、肺炎に至ります。唾液量をアップさせ、口の中から始まる病を予防するには、噛む回数をアップさせることが不可欠ですが、日本人の1食あたりの平均咀嚼回数は約600回ということで、調理法を少し変えるだけで咀嚼回数が劇的にアップする方法が紹介されました。 噛む回数を増やそう唾液が増える調理法 ①火を通し水分を抜く ②食材を大きく切る ③噛み応えのある食材を使う ④野菜は繊維が残るように切る 口を閉じたまま頬を大きく膨らませる→すぼめる→口を大きく開けて2秒間カウント。顎下腺を刺激。耳下腺マッサージ…3本の指で奥歯の上を両手で押さえ円を描くように10回まわす。耳下腺を刺激。健口体操は食事前が効果的で1日1回行いますが、口の中の乾燥が気になる人は1日3回行います。通常1~2週間程度で健口体操の効果が出てくるとのことです。 唾液の分泌を良くするには、耳下腺、顎(がく)下腺、舌下腺という3つの唾液腺のマッサージが効果的だ。マッサージをするときは、耳下腺では耳の前方に沿った頬骨の下を親指の付け根でゆっくりと強く押す。 顎下腺は、下顎の両側を指でゆっくりと強く押す。舌下腺は、下顎の中央を指でゆっくりと強く押すといった具合だ。「いずれも少し痛みを感じる程度に、5秒間ぐらい押すと効果的です。分泌した唾液は、意識してごくんとのみ込んでください」と阿部准教授。唾液は、30秒間に2回以上のみ込める量があるのが適正という。
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ムーシールド
ムーシールドは乳歯列期に受け口を改善する装置です。 乳歯列期に治療を行う事によって正常な顎骨の成長発育の促進及び、永久歯の正しい生え変わりを期待します。 就寝時にこの装置を装着する事によって舌や口腔周囲筋の状態が整えられ、反対咬合が改善します。 ムーシールドは日本大学歯学部講師で東京都調布市にて診療所を開業をしている医師、柳澤宗光が1983年に考案した、3歳児健診にて反対咬合を指摘された低年齢児に使用可能なマウスピース型矯正装置。2005年にアメリカ合衆国のAmerican Orthodontics社より製品が発売されている。 幼児期の反対咬合は自然治癒がみこまれるとされるが、2歳で反対咬合だった子の50%は自然治癒する一方で、3歳になると、治癒率は6%程度に低下する。そのため反対咬合は3歳より治療適応となる。 しかし、いままで矯正治療では低年齢児に対応できる治療法が少なかった。ムーシールドは就寝中にマウスピース型の矯正装置をくわえるだけという簡便さのため、幼い子に対しても負担が小さく応用できる。筋機能を正常化させ、咬合の乱れを整えるというのがムーシールドの考え方。1年間程度の就寝時のみ装着で、症状の改善がはかられる。 下の歯が上の歯より前に出ている受け口のお子さんに使用する既製品の矯正装置が発売されました。以前から似たような矯正装置はありましたが、調布矯正歯科クリニックの柳澤宗光先生が、乳歯列の時にだけ使用できる安価で簡便な矯正装置(ムーシールド)を考案されました。 今まで本人の協力が望みにくい早期時期には、積極的に治療してはおりませんでしたが、ムーシールドは、就寝時のみの使用で、目的を達成することが可能です。かみ合わせの安定の意味も含めて、1年間をめどに使って頂きます。 また、その後は、定期的に健診を継続していく事が重要です。ムーシールドは本人が積極的に使用しないと、効果は望めませんし、永久歯が生えて矯正治療が必要になる場合も、もちろんあります。しかし、効果が現れない場合でも反対咬合の原因の一つでもある舌の位置の異常を改善することもできますので、無駄にはなりません。 受け口の成因は遺伝的要因の他に筋機能上の問題点が挙げられます。 ムーシールドは受け口の要因となっている不正な筋機能を正常な状態に改善する事によって歯列を整えます。主な筋機能上の問題点は3つあります。 1きつい上口唇圧(癖) 2低位で機能する舌 3オトガイ筋の負の圧 [1]きつい上口唇圧(癖)→上唇と上前歯の間にシールドが介在し、歯へは直接上口唇圧が加わりません。 [2]低位で機能する舌(習慣性、鼻咽腔疾患)]→舌がパッドの上に挙がることによって、下前歯を内側から押さないようになります。また同時に舌が上前歯を内側から押すようになります。 [3]オトガイ筋の負の圧→装置を装着することによって改善します。(装置を入れて口を閉じる練習をするとより効果的です。
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シーラント
シーラントとは、奥歯の溝を薄いプラスチックで塞ぐ虫歯予防法です。奥歯の溝は複雑な形をしているので歯ブラシの毛先が入らずそのために毎日歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがありますが、シーラントで奥歯の溝を塞ぐことにより、奥歯の溝の虫歯を防ぐことが可能です。 お口の中には、特にむし歯になりやすい場所があります。奥歯は溝が深く、歯ブラシも届きにくいため、咬む面のデコボコしているところに食べかすやむし歯菌がついて、むし歯になりやすいです。もしかしたらあなたも、奥歯に虫歯の治療跡が多いのではないでしょうか。 むし歯が発生しやすい奥歯の、咬む面のデコボコを埋めてなだらかにすると、虫歯になりにくくなります。それが、シーラントです。シーラントは、奥歯の溝に樹脂を流し込んでデコボコをなだらかにし、食べかすやむし歯菌が入り込むのを防ぎます。シーラントは、特にはえたての歯に有効です。歯を削ることもありません。 「シーラントが取れないように、きちんと接着させれば問題ないのでは?」と思われる方もおみえになると思います。ところが、私が知っている範囲のシーラントは、もちろんきれいにくっつく患者さんもいらっしゃるのですが、取れてしまうケースも多かったのです。私が検診を担当している学校では、シーラントが半分外れてそこから虫歯になっている子も多く見られます。表からは見えませんが、おそらくシーラントの下も虫歯になっている子が多いのではと思っています。 実は、昨年まで、当院ではシーラントを積極的には行っていませんでした。 なぜなら、これまでのシーラントでは、歯をお薬でわざと凸凹にしてその中に樹脂を入れ込んでくっつけていました。エッチングをすると、樹脂が凹凸のザラザラに引っかかって外れにくくなるからです。 しかし、このエッチングは歯を痛めます。エッチングをすると、歯の色が若干白くなって凸凹になったことが目で見ても分かるようになるのですが、これはつまり、歯を初期虫歯にさせているのと同じことです。 これは、歯の表面の拡大画像です。薬を使って、このように歯の表面を凸凹にします。シーラントが取れてしまったら、そこから虫歯が始まっていきます。むし歯を予防するためのシーラントなのに、本末転倒です。 エッチングで軽い虫歯をつくってまでシーラントを行う価値があるのか疑問で、これまではあまり行っていませんでした。しかし最近、エッチングなしできれいに歯と接着するシーラントが開発されました。 そのシーラントにはフッ素が含まれているため、シーラント自体からもフッ素を出して歯を強化する上に、歯磨き剤やガムなどに入っているフッ素も取り込んで、再度フッ素を出し続けるという材料です。
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隠れた歯垢の毒性
プラークとは、歯垢のことです。歯ぐきにかくれた歯周ポケットの中のプラークは、歯周ポケットの壁にくっついているプラークと、歯周ポケットの中にたまっているプラークに分けて考えることができます。 これらのプラークは、歯肉溝液に含まれるミネラルを取り込み、歯石をつくります。歯周ポケットのみえない部分にも歯石はできており、この歯石は目に見える歯石と違って、毒素をたくさん含んでいるのです。 歯の根の表面は、体の中の絶えず作り変わっている細胞に富んだ骨と同じ組織ですから、時間がたつと根の表面にくっついた歯石は、根の表面と入り組んで成長します。歯ぐきの上の目に見える歯石は、実はそれほど害はなく、問題はこの隠れた部分の歯石にあります。 歯周ポケットの中の細菌は虫のように動く細菌が多く、この歯周ポケットにたまったプラークが歯周炎に直接関わっているのです。プラークとひとまとめにしていますが、歯肉に隠れたプラークの毒性は、歯肉の外の目にみえるプラークのざっと60倍にもなります。歯周炎の原因菌は、この歯周ポケットの中のプラークなのです。 歯周病は歯周炎と歯肉炎に大別されます!ちなみに歯肉炎とは、歯と歯ぐきの間にたまったプラークが歯ぐきに対して炎症を起こさせるものです。では、これらを防ぐためにはどのようにすればいいのでしょうか。治療としましては、毎日の歯みがきでプラークをマメに取り除くことが一番なのですが、それだけでは歯石までは除去できません。 定期検診で、歯科医に歯石を除去してもらうことが必要です。放置していると歯を支える歯槽骨が溶けはじめるのですが、これは自覚症状がでにくいため、気がつくと歯がグラグラということもありますので、注意してください。 また、不規則な生活が続いたり、疲労やストレスがたまると、抵抗力が弱まって、歯周病菌の感染のリスクが高まります。間食の多い方も特に注意が必要で、お菓子をダラダラ食べたりジュースばかり飲んでいると、糖質を栄養分にしてプラークはたまりやすくなります。歯周病対策には「治療より予防の方が大事である」ということを、ご理解ください。 スケーラーと呼ばれる器具を使用して歯や歯の根に付着したプラークや歯石を除去する治療を「スケーリング」と言います。歯石は、唾液に含まれるカルシウムと口腔内の付着物などが石灰化したものであり、歯周病菌をはじめ多くの細菌の温床でもあります。これをスケーリングによって除去することで、歯周病の発生を防ぐのです。施術後しばらくは歯間に隙間ができたり、歯が長くなったように感じますが、今まで付いていた歯石が取れた証拠ですのでご安心ください。 歯周病による歯槽骨(顎の骨)の破壊が大きく、歯周ポケットが深い場合にはスケーリングだけでは歯石をすべて取り除くことはできません。このような場合に、歯肉を切開して露出させた歯根にこびりついた歯石や感染した歯肉などを除去し、歯肉を元の状態に戻す治療を「フラップオペレーション」と言います。
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パラジウム合金の影響
パラジウム合金が天然の歯より硬すぎるので、かみ合わせの歯を含め、銀歯を入れた歯の周りの歯肉や骨に対して、かんだ時に強い衝撃があります。体調がよくて元気な時なら大事には至らないのですが、体調不良、老化、喫煙習慣などで、疲れた状態の時には、いつも咬んだ衝撃が蓄積されていて、血の巡りが悪くなって酸素が不足し酸素が大嫌いな歯周病菌が増えて歯周病が進みます。 また、金合金は(※保険銀歯も少し金が含まる合金です)バイオフィルム親和性(汚れと仲が良く、汚れがつきやすい)があるので、金属の縁が歯肉に接しているか少し中に入っているときには汚れやすく歯肉に炎症が起こりやすいです。最近は力がかかりすぎることより、汚れやすくなることのほうが大きな問題となっています。 その結果、じわじわと炎症が増えて、歯周病菌によって骨が溶かされ、歯の周りを支えている骨が少なくなります。せっかくきれいに磨けていても、バイキンが集まりやすいので歯周病と同じように歯の根っこが出て、知覚過敏になったり、歯がぐらぐらと動き始め、加速度的に歯周病状態が進行するのです。 パラジウムが硬いので、小さな詰め物で修復した場合。噛み合わせ面にある、金属と歯の境目の接着セメント層はセット後の数カ月は耐えますが、やがて、すぐに食べ物が入って、接着させるセメントは溶け始めます。 10年くらいすると溶けたセメントのすき間は歯の中まで進み、中でバイキンの繁殖が進行し、二次虫歯状態になります。また数年間、接着していない状態で、かむ力にさらされた金属の周囲の歯は一番外側にヒビが入り、いつ歯が欠けたり、割れたりしてもおかしくない状態なのです。 中が二次虫歯でも、食べ物が入らなければ、症状もなく、歯の神経のほうが一生懸命、保護壁を神経周囲に作ってくれます。ところがやがて、脳梗塞と同じ詰まった状態で、神経組織が死んだ時に激しい痛みが発生するのです。 その時はもう手遅れで、歯の神経が死んで、根の中が腐った歯は根の治療を数カ月もかけてすることになります。また、レントゲンでは銀歯の中まで写らないので、歯科医院でレントゲンを撮っても虫歯があることがわからず、虫歯がかなり進行して大きくならないとわからないということもあります。このようになってしまうと悲しいですよね。 5年以上経過した銀歯を外すと9割ぐらいは中が虫歯になっています。しみる、かむと痛いという症状が出る前に外してセラミックにやり直しておけば神経も保存できますし、歯の寿命を延ばすことができます。すでに神経をとってかぶせてある歯なら次回痛みが出たときは根っこが割れて抜かなくてはいけなくなっていることが多いです。抜いてしまうと次の処置がブリッジ、インプラント、義歯と処置の日数もかかり、金額も多くかかります。
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