ところで、海外旅行中に病気になってしまった場合や、盗難に遭った場合に備えて、保険はどうしたらよいのでしょうか? 社労士試験の範囲ではありませんが、一般的には海外旅行保険が便利です。様々なタイプがあるので、保険金額を検討し、自分のニーズに合わせて選ぶことが必要になります。少なくとも、傷害治療費用、疾病治療費用、携行品損害は入っておくと安心かもしれません。
しかし、歯科医療の保障をオプションで追加すると保険料が高額になります。出発前に必ず歯の治療をしておくことと、万が一の場合は社労士試験で勉強する健康保険や国民健康保険の海外療養費を活用するのも方法です。
また、多くのクレジットカードには自動付帯保険として、海外旅行保険が含まれています。ただし、カードによっては、旅行代金をカードで支払ったときに有効になるものや、事前に申し込みが必要なものもあるので気を付けましょう。また、疾病死亡など保険が適用にならない費用や、通常最大でも保険期間は90日までという制限もあるので、併用するなどして、長期滞在の場合等はうまく利用することが肝心です。
オートクレーブ