文明の歯科病

野生の動物には虫歯も歯周病もありません。では、虫歯や歯周病は人間だけの病気かというとそうではありません。犬や猫など人間に飼われている動物は虫歯にも歯周病にもなります。

人類の祖先であるネアンデルタール人やクロマニヨン人には虫歯や歯周病がなかったと考えられます。木の実や獣の肉などを自分の歯でかみ砕いて食べるほかない食生活では、虫歯はできないのです。

さらにずっと時代が下がって、縄文時代になると、人類が火を使うことを知り、肉や魚は直火で焼いてから食べましたが、それでもまだ調理というほどの技術はなく、また、食べ物も十分にあるというわけではなかったので、獲物の骨など、かたいところも余さず食べたと思われます。

この時代も人々が虫歯や歯周病に悩まされることはなかったはずです。人が食べ物を煮炊きし、やわらかくして食べるようになった時から、人類の虫歯の歴史がはじまりました。日本では、江戸時代の初期にすでに入れ歯があったことが知られています。徳川家康も木製の入れ歯を使っていたそうです。

また、人類がやわらかいものを食べるようになって受けた影響は歯だけではありませんでした。また、最近では歯並びの悪い人や親知らずが生えない人も増えているといわれます。それもこれも、あごの骨格が小さくなったことと関係があるようです。人類がようやく煮炊きを覚えたころに比べて、現代は、また一段と、よくかまなければ食べられないようなものが減っています。未来の人類の歯は、果たしてどういうことになるのでしょうか?

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