紫蘇は、温性かつ辛味で肺経と脾経に働きます。
効能
①発表散寒
→風寒型風邪の発汗解熱咳によい。
②行氣寛中
→体幹の中央部辺りの氣の滞りによる胸悶や嘔吐
③解魚蟹毒
→蟹海老魚貝類の中毒
紫蘇ジュースを飲むと香りの働きもあり何故か気持ちがすっきりしますよね。
応用例
①発熱時→紫蘇+生姜
具体的には、乾生姜、紫蘇を各3gに600ccの水を加え弱火で半分程度になるまで煎じ煎じ2か3回にわけて服用する。
②寒気時→紫蘇+陳皮+生姜
具体的には、陳皮、乾生姜、紫蘇を各3gに600ccの水を加え弱火で半分程度になるまで煎じ煎じ2か3回にわけて服用する。
③扁桃炎、口内炎、咳止め、痰切り→紫蘇を煎じうがいする
具体には、紫蘇の葉30gに600ccの水を加え弱火で水が半分程度になるまで煎じたものでうがいする。
使用上の注意
①鮮度が落ちると香りが悪くなるので早めに使い切る
②加熱し過ぎない
③火照り系や微熱の人には控え目に
赤紫蘇の時期だし生活に取り入れてみてね。