なるべく歯を抜かずに

従来、日本で行われてきた矯正歯科治療は、多くは「第1小臼歯」という奥歯を4本抜いていました。しかし、この方法では前歯はきれいに並んでいても奥歯がしっかり噛めないといった問題も起こっていたのです。そうした問題を解消するために必要なのが、「なるべく歯を抜かずに治療すること」です。

抜かない矯正(床矯正)とは、健康な歯をできるかぎり残していこう、という考え方にたった矯正歯科の治療法です。あごの幅を広げて歯並びを改善しますので、歯の並ぶスペースを作るために別の健康な歯を抜くようなことは極力いたしません。

また、床矯正では歯並びの問題を生活習慣の面からも改善していきます。咀嚼訓練(噛む力のトレーニング)を行い、歯並びに悪い影響を与える習慣を直していくことで、歯とあごが正常な機能を発揮できるようにします。

元からあった歯がきれいに並び、噛む力がしっかりとつけば、顔を形づくっている上あご・下あごの骨の成長がうながされます。そうして、顔立ちも立体感のある整ったものになっていくのです。当クリニックでは、床矯正治療を通じて子供たちの「よい顔」をはぐくんでいきたいと願っています。

矯正歯科(歯科機器)治療では、歯を抜かないと治療ができないという考え方が定着しています。確かに抜歯をすれば歯並びの矯正は比較的簡単に行えますが、下記のような問題を引き起こす可能性があるのです。

1.残りの奥歯がうまく咬み合わない

2.歯の数が減るため、奥歯に負担がかかる

3.抜いたスペースに奥歯が移動し、咬み合わせが悪くなることが多い

4.前歯を後退し過ぎることになりやすく、口元に張りがない顔つきになりやすい

5.前歯が後退することにより、下顎運動の適切な誘導路を失う

6.前方の凸凹が解消できても、大臼歯部に不正咬合が残ることがある

7.臼歯の前方移動により、奥歯の咬み合わせが低くなり、顎関節症を起こしやすい

8.歯並びがこじんまりと小さくなり、舌の居場所が小さくなり機能が悪くなる

大臼歯(親知らずを除いた一番奥の歯)を後方へ下げられるスペースがある場合、歯列全体を後方に下げることで歯をきれいに並べるためのスペースを確保します。
※親知らずが生えている場合は、後方へ下げるスペースが無いので親知らずは抜歯する必要があります。 元々歯列のアーチが狭い方は、歯列のアーチを拡大することで歯をきれいに並べるためのスペースを確保します。

骨格によっては、拡大することでほほ骨から顎にかけての顔貌が張り出した印象になったり、治療後に後戻りしやすくなります。 軽度の不正咬合のケースでは、歯を抜かない矯正歯科治療が適している場合がありますが、歯をきれいに並べるためには十分なスペースが必要とされる不正咬合のケースでは、無理な顎の拡大等は後戻りの原因となります。不正咬合の状態によっては、やはり抜歯が必要不可欠と診断される場合があります。そのようなケースでは、患者さんに抜歯の必要性と、抜かずに治療した場合のデメリットをご説明しています。それに対して、超音波スケーラーで口腔を清潔を守ることも大切です。

 

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