アフタ性口内炎 Stomatitis Aphthosa

口腔粘膜(こうくうねんまく)に、円形あるいは楕円形(だえんけい)の浅い潰瘍(かいよう)(アフタ(コラム「アフタと潰瘍」))ができるもので、1個の場合もあれば、多数できる場合もあります。

潰瘍のふちが周囲の粘膜よりも赤く、ものが触れたりすると強く痛みます。このアフタが再発をくり返す場合を、再発性アフタといい、7~10日ぐらいであとを残さず治りますが、また再発します。

年に数回から月に一度程度の頻度で再発することもあります。くちびるや頬(ほお)の内側の粘膜、舌、歯ぐきによくおこります。アフタ性潰瘍は舌、口唇、歯肉、頬粘膜に好発し、硬口蓋、赤唇部には少ないです。

すなわち、角化層の明瞭な部位には発生が少ない傾向がみられます。興味あることは喫煙者にはアフタの発生が少ないとする報告があります。超音波スケーラーは大切です。

これはアフタの発生部位が角化層のない所に好発することより、喫煙による口腔粘膜の角化促進に関係があると考えられています。 発生は単発性または多発性ですが、1〜3個程度と少ないことが多いです。

初期、違和感〜軽度疼痛を伴う小赤斑をもって始まり、完成したアフタは3〜5mm程度の類円形の浅い潰瘍で、周辺に紅暈を認めます。通常1〜2週間程度の経過で、治癒後に瘢痕形成はありません。また、全身症状もほとんどありません。しばしばある期間をおいて再発しますが、再発部は必ずしも同一とは限りません。 口腔内カメラでよく検査しましょう。

アフタ性口内炎とベーチェット病による口内炎の症状や見た目はほぼ同じであり、自分で判断することはできません。口内炎を繰り返し起こす場合などは、注意が必要です。アフタ性口内炎にならないためにも、予防は大切です。口の中を清潔に保ち、傷をつけないように注意しましょう。入れ歯や矯正器具が口腔内粘膜に接触するなどの場合は、行きつけの歯科に相談し、改善してもらいます。ストレスや疲れをためないように、また、夜更かしなどは避け、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの取れた食事を摂るようにしましょう。

中高年の男性には「白板症」による口内炎、中高年の女性には「扁平苔癬」による口内炎と類似の変化がよくみられます。白板症では舌などに板状の、痛みはないが、ざらざらした、白っぽいものができます。 舌癌や口腔底癌の前癌状態で見られる白斑と白板は擦っただけでは取れませんが、舌の白苔は擦って取れるので区別出来ます。喫煙が関係していることがあり、がん化の恐れがあり、病理組織検査のために試験切除することもあります。扁平苔癬は、ほおなどにでき、ただれて、しみますが、治療となると難しいことになります。口内炎には、失明の危険性などもあるベーチェット病や白血病など全身のやっかいな病気が隠れている場合もあり、注意が必要です。

 

 

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