レンズで物体を拡大して観察する光学機器。凸レンズ(虫眼鏡のしくみ)か、フレネルレンズが使われる。ルーペ(独: lupe)、虫眼鏡ともいう。物を拡大して写す鏡。凹面鏡が使われる。化粧鏡などによく使われる。比喩的な用法として、パーソナルコンピュータにおいてデスクトップ環境の一部などを拡大表示するソフトウェアの名称。
例えばMicrosoft Windows(98以降)には「Microsoft 拡大鏡」が含まれている。現実の拡大鏡 ルーペと同じく、弱視(ロービジョン)者や高齢者などに使われている。また、市販の拡大鏡ソフトは現実の拡大鏡と同様、視覚補助具として、日常生活用具扱いで行政から購入補助がつく場合も多くある。
ルーペは、1枚もしくはそれ以上のレンズで構成された、対象となる物体を拡大表示するための光学機器。家庭では読書や子供の学習などに、また、各種の産業用途に多種多様なものが使用されている。また、ロービジョン(老眼、白内障、糖尿病など、各種疾患による視力の低下)用として眼鏡に取り付ける単眼、または双眼のものなど、多くの種類がある。
一般の歯科用拡大鏡とは区別される技術用高精度モデルです。 旧式の固定型とは異なり、距離・倍率・左右の視度差が調整できます。工業技術や学術研究などの精密作業・微細作業にお薦めするプロ仕様モデルです。
歯科用拡大鏡(テレスコープ、ルーペ)とは、歯を拡大してみることの出来る巨大なメガネのようなものです。拡大鏡を使用することによって、肉眼では見ることの出来ない歯の細かい凹凸や、隠れた根管、補綴物のフィットの状態など様々なことが分かるので、診断能力が大幅に向上し、より精密な治療を行うことが出来るようになります。
拡大鏡には様々な種類がありますが、サージテルやEyeMag(コプルーペ)という拡大鏡が特に有名ですが、ライトを付けると大体30~50万円くらいになりますので、かなり高価です。ただ、安いものを探せば1万円前後からあるにはあります。倍率は大体2~3.5倍くらいで使われることが多いです。また、さらに拡大して詳細に見ることの出来るマイクロスコープというものもあります。
レンズの見え具合は、今まで何点か試しましたが明確な違いは分かりませんでした。ただ、拡大鏡(歯科 ルーペ)を使用すると姿勢が良くなると宣伝されている事には異論があります。確かに、そういった面もありますが、同時に欠点を長所と言い変えている部分もあるように思います。通常の精密作業時には腕をやや伸ばした程度の作業距離の方が楽ですし、知り合いの心臓外科の先生も、そう言っていました。
しかし、歯科用ルーペの場合は狭い口の中を覗き込むのでミラーテクニックの完璧な先生には良いかもしれませんが、上顎などを直視したい時には、あまり作業距離があると角度が取れず、ピントがあう位置を探さねばならず効率が落ちます。どの位の作業距離がベストかは分かりませんが個人の感想を書かせていただけば、サージテルとOPTASを使用した比較で、作業距離 250mm~450mmのサージテルには特に不満なし。
作業距離 約320mm-360mmのOPTAS3倍をそのまま使用すると少し辛く、オプションのパワーUPレンズを装着して作業距離260mm-300mmにした方が楽でしたので、ご参考までに。個人の感覚もあると思いますので、高額な双眼ルーペを購入する場合には、是非デモ品の貸し出しを依頼される事をお勧めします。