歯列矯正をするのには、時期というのが非常に重要となってきます。誤った時期に歯列矯正を行ってしまうと、それによって悪影響が起こってしまうこともあるのです。幼児期の矯正・第一次成長期の矯正・第二次成長期の矯正・成人期の矯正に関して、当サイトではそれぞれ個別で説明しております。
先述した期間というのはあのワイヤーの器具をつける期間だけです。そのあとにリテーナーという器具をつける期間が必要です。なぜなら、矯正された歯というのは、すぐ元に戻ろうとしてしまうからです。例えるなら、非行少年が警察に捕まって、その時は改心しようと思ったが、結局また非行に走ってしまう、というような感じでしょうか。だからリテーナーという器具をつけなければいけないんですね。リテーナーにも色々種類はあるのですが、1年ほどでとれるものもあれば、はたまた、ある器具は一生つけなければいけなかったりもします。一生って…って思ってしまいますよね。分かります。どの器具を使うかはその歯医者さんによって異なると思うのでここでは言えません。なのでそこはご自分で調べてみてくださいね。
このキツさは歯の矯正の調整のときのようなちょっとした痛みが生じます。するとやっぱり気になって外したくなってしまうんです。でもここでまた長時間外してしまったら歯がさらに動いてしまうので、さらにキツくなり、夜がまんして装着すると歯ぎしりをしてしまい、リテーナーが割れてしまうこともあります。最悪、歯が動き過ぎてブリッジを再度装着することも。。せっかく大金をかけて行った歯の矯正。無駄にはしたくないですよね。リテーナーは歯の矯正装置(ブラケットとワイヤー)を付けていた期間と同じ、もしくはそれ以上の期間をかけて装着し、歯がしっかり固定されるまで付けていることが大事です。