歯周組織の病気

歯槽膿漏は歯の病気ではなく歯を支えている歯周組織の病気であり、虫歯でもないのに歯を脱落させてしまう怖い病気です。歯槽膿漏の局所的原因としては歯垢、歯石、不適合な充填物、金属冠などがあります。

 

そしてこれらのものが歯肉を刺激することで炎症を起こし歯が植え込まれいる歯槽骨を破壊していくのです。歯槽膿漏の全身的な原因には糖尿病、内分泌障害、貧血、ビタミンA、ビタミンCの不足などがあります。

 

それ以外には噛むことで強く当たる歯が生理的動揺を超えることで動きが起きて、

周りの組織を徐々に動かすことで歯を支える周囲の組織が負担の積み重ねで吸収を起こします。あと、加齢によって骨が次第に委縮していく、いわゆる老化現象を起こすことも原因のひとつとなります。

 

歯槽膿漏の症状としてはポケット(盲嚢)ができてポケットから出血し膿が出て歯牙が動揺を起こし歯肉が下がってきます。歯槽膿漏の初期症状は歯肉がはれて出血しやすくなり、よくいわれるのがリンゴをかじると出血すると歯槽膿漏だということです。

 

その後はポケットが深くなり、歯槽骨が吸収されることで歯肉は下がらずに骨だけが下がるためにあたかも歯が長くなったように見えるのが特徴です。そして徐々に口臭が強くなって口の中は粘っこくなり歯肉が絶えず化膿し歯牙の動揺が強くなります。次のステップではついに歯肉が下がって歯根が大きく露出して歯牙の動きが顕著に強くなり、食べ物が噛めなくなってしまいには歯が自然に脱落していまうのです。

 

歯槽膿漏の治療は初期の場合は歯ブラシによる歯けい部へのブラッシングマッサージで歯ぐきを引き締め丈夫にします。そして次のステップでは歯垢、歯石を取り除いて必要に応じてポケットの掻爬および歯肉の切除を行います。その際、上下の噛み合わせのわるい歯は削って調整し負担がかからないようにします。

 

それから糖尿病などの全身的な原因によるものは歯周組織がもろくなるので、徹底的に糖尿病そのものの治療を行います。ただし、それでも歯槽膿漏が治らない場合もあるということを承知してください。

 

基本的には歯根の長さが30%以下にならない限り抜歯はしませんが、炎症を繰り返す場合は残念ながら抜歯することになります。歯槽膿漏の予防には歯磨きが大事であり、それによって口腔内を清潔に保って歯垢、歯石がたまるのを防ぎます。

 

歯磨きの際に注意することは間違った歯ブラシの使い方で歯の根をすり減らさないことです。正しい磨き方は上歯は上から下へ磨き、下歯は下から上へ磨くことが基本です。この逆方向の磨き方や横磨きは歯ぐきを傷つけることになるので禁物です。

双眼 ルーペ

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