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飲み薬で歯周病を治す

内科的歯周病治療とは、通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬を併用することにより、歯周病を治そうとする治療法です。内科的歯周病治療は、通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。 歯周病は「歯槽膿漏」とも呼ばれています。歯周病の薬としてこれまで市販されているものは、殆ど一時的に炎症を抑えるための抗生剤で、根本的に歯周病の進行を食い止めるものはありませんでした。 歯周病は細菌が原因で引き起こされる病気と考えられ、細菌の固まりである歯石を、時間を掛けて取り除くことは最も一般的な治療方法とされていました。 ところが、最近になって歯周病の原因が、実は「カンジダ」という黴菌と深く関わっていることが解ってきました。歯周病患者の歯茎や歯の表面組織に、カンジダ菌やその胞子が侵入しており、歯石の大部分も実はカンジダ菌だったことが判明されました。この新しい事実を元に、歯周病嫌気性菌に力を発揮できる抗生剤と抗カビ剤が開発され、歯周病の治療に大きな効果があることが実証されました。 ァンギゾンシロップは液体の飲み薬です。元々は歯周病の薬ではなく、消化器のカンジダ菌の増殖を抑える薬です。ところが、歯周病の薬として使うのに、本来消化器への使用よりも吸収率が高く、より効果が期待できることが発見されました。 歯周病の薬として最も効果的な使用方法があります。丁寧に歯磨きした後、ファンギゾンシロップを口に含みます。薬効が口の隅々まで満遍なく行き渡るように、そのまま30分くらい含みます。その後は飲み込んでもいいし、吐き出して構いません。 効き目は歯周病の程度によって個人差がありますが、大体1週間で明らかな効果が出てきます。事前に歯科医院で歯垢や歯石を取っておいたほうが、より効果的です。

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冷凍保存移植治療の成功率

自家歯牙移植とは、自分自身の歯を今ある場所から抜いて他の場所へ移し変える処置のことをいいます。自家歯牙移植のメリットは、歯を支える組織である歯根や歯根膜(顎骨に歯を固定させる靭帯のような強い繊維質の組織)も同時に移植できることです。この歯根膜を生かしたまま移植できることが最大のポイントといえます。 移植する歯の根に歯根膜が生きていれば、再び歯槽骨に定着してしっかりと歯を固定し機能を回復します。歯根膜を同時に移植することより通常の歯の感覚を保つことが可能となり、また、顎の骨に根付くことでインプラントのような人工の歯とは違い新たな骨が形成されます。 一方、根尖に膿の袋ができて通常の根管治療ができない場合、いったん抜歯して根尖の治療を施してから元の位置に戻す(再植)処置を「意図的歯牙再植」といいます。自身の歯をすぐに戻しますので、ブリッジにしなくても済み、歯根膜も傷がつかず、治療に時間はかかりますが元のように歯は根付きます。 同院では、歯の銀行導入以前より、親知らず抜歯同時移植手術、再植手術を行っており、その成功率は 90%を超えています。さらに、成功率を高めるため、3DCT による光造形モデルを使った移植術も導入しています。「移植の成功率を高めるには、いかに歯根膜を傷つけず、短時間に手術するかにかかっています。 そこで、ゆとり歯科医院では3DのCT検査を行い、親知らずの光造形モデルを作製します。移植部位の抜歯後、その光造形モデルを使い骨削合することにより、抜いた親知らずはすぐに移植できます。3DCTを導入するまでは、術者の技量によって成功率に差がありましたが、この光造形モデルにより、技量の差はなくなり、一般診療で移植が普及できるようになると確信しています」と羽田先生。 また、「最近は歯髄再生にも力を入れています。つまり、歯の再生率を高めるということです。22歳くらいまでの歯根が未完成のうちに歯を取っておくと、歯の神経の再生の可能性が高くなります。 そして、移植後歯根は完成し、他のどの歯とも遜色はありません。歯科医が見ても、移植した歯とはわかりません。移植歯は年齢が若いほど歯根膜細胞の活性がよく、成功率も高まるということです。この歯の銀行によって、若いうちに歯を保存できるので、患者さんにとっても手術する側にとってもメリットは測り知れません」と今後の普及に期待を寄せています。

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噛合せによる、ひどい歯周病

一般の方々は、すべてのひどい歯周病が歯周病菌によって起こると思われている方が多いと思いますが、実は部分的な歯周病で一番多いのが、かみ合わせによって起こる歯周病なのです。かみ合わせによる、ひどい歯周病は、歯科の専門用語では咬合性外傷と呼ばれます。咬合とは上下の歯のかみ合わせのことで、つまりかみ合わせで歯が外傷になっている状態を言います。 歯科学では、咬合性外傷は歯周病とは原因が違うため別の病気の分類になりますが、咬合性外傷と、ひどい歯周病は症状がとても似ているために、患者さんは歯周病と認識しますし、歯科医も患者さんにひどい歯周病と説明することが多いのが実情です。 意外かもしれませんが、奥歯の被せ物による歯周病の症状は前歯の糸切り歯(犬歯)に関係していることが多くあります。犬歯は実は噛合わせの上で、奥歯を守る大切な役割をしているのですが、歯ぎしりなどで犬歯が磨耗すると、前歯と奥歯のバランスが崩れ、結果的に奥歯が被せ物による、ひどい歯周病の症状になることがあります。 歯並びもまた、噛合わせによる被せ物による、ひどい歯周病の症状の原因になります。犬歯が前に飛び出しているいわゆる八重歯は、犬歯が奥歯を守る役割が出来ないため、奥歯が被せ物による、ひどい歯周病の症状になる可能性がありますし、上下の前歯が全く噛合っていなくて、奥歯だけで噛んでいるオープンバイトと呼ばれる歯並びは、奥歯の負担が非常に大きく、奥歯が被せ物による、ひどい歯周病の症状になる確率が高くなります。 また、受け口の歯並びも同じように奥歯への負担が大きいので被せ物による、ひどい歯周病の症状になる可能性が高くなります。人口物である被せ物や詰め物の噛合わせが高い場合にも、その被せ物がしてある歯以外に噛合う歯も被せ物による、ひどい歯周病の症状になる可能性があります。 噛合わせによる、ひどい歯周病の症状は、普通の歯周病と症状はほぼ同じです。初期は、なんとなく痛みを感じる時が時々ある程度ですが、症状がある程度すすむと物が噛めなくなるほど痛くなることもあります。歯の揺れは、症状がすすむほど顕著になってきます。歯の揺れ具合と平行して、歯茎が腫れることもあります。 ひどい歯周病で、お口の中全体が調子が悪く食べ物が食べられないといらっしゃった方です。写真で見ると、前歯の4本の長さが通常の歯の長さよりかなり短いのがわかります。おそらくお口の中のいろいろな場所を少しずつ治している間に、全体の噛合わせが低くなってしまって、奥歯にも前歯にも過剰な力が掛かって、ひどい歯周病になってしまったものと考えられます。 ひどい歯周病治療後の写真です。ひどい歯周病の処置をすべての歯と歯茎に施し、揺れていた歯を固定するためと、全体の噛合わせを理想的な高さまで、かさ上げするために、すべての歯を差し歯でつなぐブリッジタイプの差し歯を作りました。噛合わせが理想的な高さになり、歯も歯茎も健康な状態になったため、食べ物も良く噛めるようになりました。

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歯周病と被せ物

詰め物や被せ物は、ほとんどの場合、最初は噛み合わせが高く作られてきて、それをお口の中で、高さを合わせて入れます。ところが、詰め物や被せ物をほんの少しでも、噛み合わせが高いまま入れてしまうと、その歯や噛み合わせ側の歯が刺激を受けて、歯周病に近い状態になる場合があります。患者さんもそのうち慣れるだろうと、ほんの少し高い状態をがまんしてしまうことも多いので、注意が必要です。 被せ物によるひどい歯周病の症状は、普通の歯周病の症状と似ています。 1物が噛みにくい 初期は、被せ物がある側がなんとなく噛みにくかったり、なんとなくしっくりこなかったりという程度の症状です。 2物を噛むと痛む 少し症状が進むと、痛みを感じる時が時々出てきます。でも、症状がある程度すすむと物が噛めなくなるほど痛くなることもあります。 3歯が揺れる 歯の揺れは、症状がすすむほど顕著になってきます。 4歯茎が腫れる 歯の揺れ具合と平行して、歯茎が腫れることもあります。 人口物である被せ物は、最初は高い噛み合わせの状態で出来てきますので、調整が必要ですが、調整が十分でないと、その被せ物がしてある歯や、噛合う歯にも噛むたびに他の歯よりも過度の力がかかる状態になり、ひどい歯周病に近い症状が出る可能性があります。 小さな詰め物も被せ物と同様に、最初は高い噛み合わせの状態で出来てきますので、調整が必要です。小さいので、このぐらいなら慣れると思っていると、その詰め物がしてある歯や、噛合う歯にも噛むたびに他の歯よりも過度の力がかかる状態になり、ひどい歯周病に近い症状が出る可能性があります。 全体的な歯茎の腫れと出血でいらした方です。レントゲンとお口の中の診査から、特に奥歯の金属の被せ物の周りの歯茎の腫れと出血が顕著なのがわかりました。更に噛合わせが金属の被せ物の部分だけが、他の部分よりわずかに高くなっていることもわかりました。 ただ患者さんは、ご自分ではそのことに気づいてはおらず、とにかく歯磨きを頑張ってしても、出血や歯茎の腫れがいつまで経っても治まらず、不思議に思っていたそうです。 ひどい歯周病の治療後です。噛合わせの高かった金属の被せ物を外し、歯の揺れもあったので、前歯も含めて全体を繋ぐブリッジ式の差し歯にし、噛合わせの高さを理想的なものに変えました。歯茎の処置もすべての歯茎に施したので、歯茎が腫れることや出血することも全くなくなりました。

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口腔内からの内視鏡補助下整復固定術

顎の骨の骨折の中でも多い下顎骨骨折にしばしば合併するものに顎関節突起の骨折があります。従来の手術では、耳の前や顎の下など顔の皮膚を切る必要がありました。内視鏡を補助的に用い、口の中からの切開のみで骨折部位を固定します。この方法では、顔に傷あとが残らないばかりか、手術後、まれに生じる合併症である顔面神経麻痺などの危険性がなく、また、食事がとれるようになり、入院期間も短くなります。 むし歯、歯槽膿漏からの炎症が、上顎洞に及び、上顎洞炎を起こすことがあります。これを歯性上顎洞炎といいます。従来治療では、原因となる歯を抜いたり、歯の神経を治療するとともに、口の粘膜を大きく切り開き、頬(ほほ)の骨を大きく削って、その骨の穴から、炎症を起こしている粘膜を摘出していました。この手術では「手術をしても痛みが続く」「術後に歯が浮いた感じがする」など不評なことも、まれにありました。 そこで昭和大学歯科病院口腔外科では、近年、耳鼻科領域でも行われている硬性内視鏡を使った手術を応用しています。口の中に約2cmの穴を開け、そこから内視鏡を入れ、内視鏡で上顎洞粘膜を観察しながら、非常に細い器具を使い、洞内を洗浄したり、炎症を起こしている患部粘膜を取り除くようにします。この方法だと患者の負担が小さく、お年寄りでも手術できます。内視鏡はビデオカメラに接続し、テレビモニターをみながら手術を進めるため、内視鏡を容易に操作できます。 唾石とは、唾液を作る臓器である唾液腺から口の中に唾液を運ぶ管の中に石ができることをいいます。唾石ができると、唾液が出る際の障害となるばかりでなく、唾液が唾石のために流れ出ることができずに唾液腺のなかに留まり、食事などの度ごとに唾液腺が腫れて痛みます。 我々の施設では、かなり深部にあるものも口のなかから切開して導管を明示し、取り除いています。導管の周囲には神経や血管があり、口のなかから取り除くことは難しい場合もあり、首の皮膚を切って顎下腺とともに唾石を取り除く施設もあります。しかしながら、私たちの施設では、低侵襲治療を心がけており、ほとんどの症例で口のなかから取り除く方法をとっています。

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有病者歯科

何らかの持病があるために一般歯科医院で安全に治療を受けられない方の歯科治療を行っています。一般歯科治療は主に特殊歯科総合治療部で行っていますが、抜歯などの外科処置を伴う場合は当科で行います。当科では例えば以下のような治療を行っています。 脳梗塞、心筋梗塞、心房細動、弁膜症などの病気をしたことのある方は、血栓塞栓症予防のために抗血栓薬を服用しています。以前は抜歯を行う際には数日前から抗血栓薬を中止してから施行していましたが、抗血栓薬中止により重篤な血栓塞栓症を生じることがあることから、最近では抗血栓薬を中止や減量せずに継続したまま行うのが一般的となっています。 抗血栓薬は抗凝固薬と抗血小板薬の二つに大別されます。ワーファリン継続下で抜歯をする場合は、抜歯当日に血液検査でPT-INRを測定し、一定の範囲にあることを確認してから行います。われわれは最近、多数例の検討から、ワーファリン継続下で抜歯をすると、抜歯後出血率は約10%と通常に比べて10倍程度頻度が高くなることや、後出血のほとんどは24時間以内に起こることを報告しました。 後出血を生じてもほとんどの場合で局所止血法が奏功し、重篤な後出血をきたすことはまれですが、抜歯後出血のために死亡した例の報告もあります。当科では夜間の出血に備え、ワーファリン継続下で抜歯する場合、抜歯当日1泊入院をお勧めしています。一方、バイアスピリン継続下で抜歯を行う場合は、後出血率は通常に比べて2~3倍程度高くなる程度ですが、いったん後出血を生じた場合、止血に苦慮することがまれにあります。 骨粗鬆症予防のためにBP製剤を服用している方が最近増えてきました。BP製剤服用中に抜歯をすると、骨壊死を生じることがあります。経口BP製剤を長期間服用している方や、服用機関は短かくても糖尿病の持病があったりステロイド剤を投与されている方などでは、BP製剤を3か月間中止してから抜歯を行います。 抜歯の際には感染を避けるために入院下で抗菌薬の点滴をしながら行うなどの工夫をしています。これらの対応を行うことにより、BP製剤が投与されていた方でもBRONJの発症をほぼ完全に予防できることを、最近われわれの施設を含めた多施設共同研究で明らかにしました。 薬剤アレルギーの中で頻度は低いが最も重篤なものにアナフィラキシーショックがあります。毎年のように歯科治療時にアナフィラキシーショックを起こし死亡した事例が全国のどこかで報告されています。アナフィラキシーショックは予測できないことも多く、いったん生じると致死率は高いのですが、病院で必要な対策をとるとたとえアナフィラキシーショックが起こっても死亡にまで至ることはまれです。過去の既往からアレルギーの疑いがある場合は、病院で治療を行ったほうが安全です。

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智歯抜歯

埋伏智歯抜歯とは、親知らずの抜歯は、口腔外科の診療で最も多く行われている手術です。そのほとんどは、完全に萌出していないあるいはできない状態のいわゆる埋伏状態(あるいは半埋伏状態)の歯で、他の歯の抜歯とは異なり、歯肉を切ったり、骨を削ったりさらに歯を割って抜歯を行うことが多いものです。 智歯とは俗に親知らずとも呼ばれ、一番前の前歯から数えると8番目に生えてくる歯で、医学用語では第三大臼歯と表記します。その智歯の周囲組織におこる炎症を「智歯周囲炎」と呼び、半埋伏状態または完全埋伏状態の下顎智歯に食片の貯留や細菌の繁殖がおこると発生します。 症状としては智歯の周りの歯肉が赤く腫れて痛みを感じ、症状がひどくなると開口障害や嚥下痛が発生することがあります。その炎症の原因となる智歯を抜歯する際に、その智歯が水平方向または垂直方向に埋伏していると抜歯が困難となります。 親知らずは最も遅く形成される永久歯で、ほとんどは 10歳代後半から作られはじめ、だいたいは 20 歳代前半には歯根まで完成しています。しかし、退化傾向にある歯なので、人によっては親知らずがはじめからない場合もあり、またその本数も上下左右の 4 本がそろっているとはかぎりません。 抜歯をどのようにおこなうかについて簡単に説明します。普通に生えている歯の場合には、鉗子を使って歯を歯槽骨から脱臼させて抜歯するのですが、埋まっている歯の場合は歯を覆っている歯肉を切開して、さらに歯を包んでいる歯槽骨を削除する必要があります。 その後、埋伏歯の歯冠の部分と歯根の部分の境目を切削器具で切断して、歯冠を取り除いた後、歯根を抜きます。さらに抜歯後の抜歯窩や周囲組織に存在している不良肉芽組織や歯肉、骨の削除片などを掻爬し、生理食塩水で充分に洗浄します。最後に切開した部分を縫合したら抜歯手術終了です。 抜歯手術を受けられる患者さんにとって、手術と共に心配なのが手術後の痛みや腫れだと思います。埋伏智歯抜歯手術を受けられた患者さんは、個人差はありますが数日間抜歯後の傷口に痛みがあり、腫れは約1週間程度継続します。抗菌薬や鎮痛剤が処方されますので、日常生活に支障となることはほとんどありませんが、運動は控えたほうが良いと思われます。 その他抜歯手術術後におこりうる偶発症としては、抜歯後出血、抜歯後感染、知覚鈍麻などがあります。抜歯後出血については、患者さんが血液疾患、肝硬変、坑血栓療法などの全身的な要因を持っている場合にはリスクが高まりますので、手術前に主治医から問われる質問に正確に答えていただくようにしてください。抜歯途中に出血がおこった場合には、手術器具や局所止血剤を用いて止血いたします。また手術が終了して帰宅後に再び出血した場合には、当院からお渡しする止血用ガーゼを30分程度咬んでもらい、それでも相当量の出血が続く場合には再度来院していただくようにしています。 抜歯後感染をおこすと、ときに抜歯をおこなった周囲組織にとどまらず顎骨周囲、さらには顎下や咽頭周囲に炎症が波及することがあります。投与された抗菌薬は痛みや腫れの有無にかかわらず必ず服用するようにしてください。

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慢性再発性アフタ

アフタは直径数ミリ大の円形の浅い潰瘍で、潰瘍の表面は灰白色~黄白色の偽膜で覆われ、潰瘍の周囲は赤くなっています。食物や歯ブラシなどがちょっと触れただけもズキッとした強い痛みを覚えます。また刺激性の食物や熱いもの、塩辛いものがしみたりします。アフタは何もしなくても1~2週間で治ります。アフタが再発を繰り返す場合に再発性アフタといいます。 なお、慢性再発性アフタはベーチェット病の一症状として生じることもあります。 原因は不明です。機械的刺激、遺伝性、極端な疲労、ストレス、あるいは片寄った栄養摂取などいろいろな要素が絡み合って発症するといわれます。ベーチェット病では遺伝的素因が注目されています。 家族性にみられ、遺伝的要因が考えられているが、原因は明らかでなく、一般的に神経質の人に多く、小児にはみられない。年齢的には、20~30歳代に多く、また女性のほうが多いといわれている。1個ないし数個のアフタが周期的にあるいは不定期に発生する。頻回に再発する場合もあり、年に2~3回のこともある。また一つのものが終るころ、また次のものが出て切れ目なく続くなど、その出方はいろいろである。 好発部位は、口唇粘膜、舌、頬粘膜などで、赤唇、皮膚に生ずることはなく、ふつう全身症状を伴わない。症状としては、はじめなんとなく変な感じがし、ついで限局性の腫脹感を覚える。このような症状を示す小さな限局性の発赤を示す斑状の病変は、速やかに壊死に陥り、径5mmくらいの円形潰瘍を生じ、潰瘍面には黄白色の苔を形成し、その周囲には紅暈が認められる。はじめの3~4日は激痛、とくに強い接触痛があるが次第に軽減し、潰瘍は1週間から10日くらいで徐々に治癒に向かい、瘢痕は残さないで治癒する。副腎皮質ステロイド薬入り軟膏、ステロイド入り口腔粘膜貼付錠、うがい薬を投与しますが、時に内服薬を用います。

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歯周病により死亡する

少し怖いタイトルですが、歯周病と全身疾患との関連性は、歯周病の学会において多く報告されています。歯周病の方には、是非 読んでいただきたい内容です。下記の項目は まだ完全に解明されていない部分もありますが、たかが歯周病と言わず、早期発見、早期治療が大切です。 歯周病は主に歯周病原細菌によって起こる。歯の周りの『バイオフィルム』が、歯と歯茎の間の溝を作り、炎症を起こして歯茎が赤く腫れたり出血する。進行すると歯周ポケットが深くなり、歯を支えている組織に炎症がおよび、口臭が発生。その後、歯を支える骨が溶けて歯がぐらつき、食べ物を噛めない状態までになる。 歯周病原細菌の影響はこれだけではない。肺炎で亡くなる高齢者が増えている今、特に注意が必要なのが誤嚥性肺炎。誤嚥性肺炎は、歯周病原細菌などが唾液とともに肺に流れ込んで起こる疾病で、高齢者に多く発症するのだ。通常は、唾液と一緒に飲み込まれた細菌は胃液によって殺菌され、寝ているときも唾液を飲み込む「嚥下反射」が起こり、細菌の気道への侵入を防いでいる。 しかし、高齢者は嚥下反射が低下している為、細菌が肺や気管支に入り込んでしまうのだとか。そのほか、歯周病原細菌が関係している可能性がある病気は、脳血管障害や心疾患、糖尿病や低体重児の出産との関連も報告されている。慶応大の中川教授は「歯周病原細菌が歯茎に入り込むと、歯茎を通る血管を通じて全身に回る」と話す。 全身に回ってしまう前に、できる事をしよう。その予防には、特に眠る前のケアが大事なようだ。『バイオフィルム』は、抗菌剤や免疫機能が効きにくく唾液の少ない睡眠中に増加するので、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシで物理的に除去するのが有効だ。 また、抗菌性の高い洗口剤も併用すると効果は高いそうだ。高齢者は、入れ歯や舌のケアもお忘れなく。

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噛む8大効用

よく噛むことは、単に食べものを体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるのにたいへん重要な働きをしているのです。この噛む効用について、学校食事研究会がわかりやすい標語を作りました。「ひみこの歯がいーぜ」です。 弥生時代の人は現代人に比べて、噛む回数が何倍も多かったと考えられていますから、卑弥呼(邪馬台国の女王)だって、きっとしっかりよく噛んで食べていたのではないでしょうか。 美食飽食という言葉で形容される現代人の豊かな食生活。しかし、軟食化が進み、糖分の多い加工食品の普及、加熱調理法の進歩などで現代人の噛む回数は大幅に減ったといわれています。ずっと時間をさかのぼり、卑弥呼のいた時代(弥生時代)は、食事一回分の噛む回数は平均3,990回で、時間も50分かけていたと言われています。 源頼朝の時代では平均2654回、徳川家康の時代では平均1465回、それに比べ我々現代人の噛む回数は620回、時間もたったの10分しかかけていません。卑弥呼の時代のひとたちは良い歯や歯ぐきをしていたと考えられており、『ひ・み・こ・の・は・が・い~・ぜ』という標語であらわされるように、「かむこと」には8つの効果があるといわれています。その内容については、今後解説していきます。普段からかみごたえのある食材選びや調理法に工夫して、一生丈夫で歯でよくかむ食生活をたいせつにしましょう。 よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感じます。よく噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまい、その結果太ります。よく噛むことこそダイエットの基本です。 よく噛むと、食べもの本来の味がわかります。人は濃い味にはすぐに慣れてしまいます。 できるだけ薄味にし、よく噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう、心がけましょう。歯並びがよく、口をはっきり開けて話すと、きれいな発音ができます。 よく噛むことは、口のまわりの筋肉を使いますから、表情がとても豊かになります。 元気な顔、若々しい笑顔は、あなたのかけがえのない財産です。 よく噛む運動は脳細胞の動きを活発化します。あごを開けたり閉じたりすることで、 脳に酸素と栄養を送り、活性化するのです。子どもの知育を助け、 高齢者は認知症の予防に大いに役立ちます。 よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。この唾液の働きが、 虫歯になりかかった歯の表面をもとに戻したり、細菌感染を防いだりして、 虫歯や歯周病を防ぐのです。唾液に含まれる酵素には、発がん物質の発がん作用を消す働きがあるといわれ、 それには食物を30秒以上唾液に浸すのが効果的なのだとか。「ひと口で30回以上噛みましょう」 とよく言いますが、よく噛むことで、がんも防げるのです。 「歯丈夫、胃丈夫、大丈夫」と言われるように、よく噛むと消化酵素がたくさん出ますが、食べものがきちんと咀嚼されないと、胃腸障害や栄養の偏りの原因となりがちです。偏食なく、 なんでも食べることが、生活習慣病予防にはいちばんです。「ここ一番」力が必要なとき、ぐっと力を入れて噛みしめたいときに、 丈夫な歯がなければ力が出ません。よく噛んで歯を食いしばることで、力がわき、 日常生活への自信も生まれます。

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