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歯周病菌で感染性心内膜炎が起こることも

歯周病菌が血液によって運ばれて血管や心臓に達すると、命にかかわる病気が起こることがあります。口腔ケアはお口の健康にとどまらず、全身の健康の源です。   心臓病(心疾患)は、日本人の死因でがんに次いで2番目に多く、平成22年には約19万人が亡くなっています。全死亡者数の約16%を占め、なかでも狭心症や心筋梗塞などの「虚血性心疾患」が原因で亡くなる人が多くなっています。(厚生労働省「平成22年人口動態統計」)。   心臓は、体のすみずみまで血液を送るポンプの役割を果たしています。この心臓に酸素や栄養を供給する血管を冠動脈といい、冠動脈の血流障害によって起こる病気を虚血性心疾患といいます。   虚血性心疾患の大きな原因は動脈硬化です。血管壁にコレステロールなどがたまって、血管が厚く硬くなるのが動脈硬化で、進行すると血液の流れが悪くなったり、血栓(血の塊)ができて血管がふさがることがあります。   狭心症は、冠動脈の動脈硬化が進んで内腔が狭くなり、血流が滞った状態です。心筋に十分な酸素や栄養を供給できずに、胸の痛みや圧迫感などが起こります。発作は通常、数分程度で治まります。   また、心筋梗塞は、血管壁にたまったコレステロールを覆う膜が破れて血栓ができ、冠動脈が完全につまって心筋が壊死してしまう病気です。胸の痛みが30分以上続き、意識を失うこともあります。壊死した心筋は元には戻らず、治療が遅れて壊死が広範囲に及ぶと、心臓の機能が失われて死に至る危険があります。   このように命にかかわる狭心症・心筋梗塞と、歯周病との関連が指摘されています。血流に入り込んだ歯周病関連細菌や炎症性物質が動脈硬化を促進すると考えられているのです。動脈硬化を起こしている血管から歯周病関連細菌が見つかることもあり、しかも、歯周病の症状が重い人のほうが、歯周病関連細菌が心臓の血管にまで達している割合が多いとの報告があります。   歯周病と心臓病との関係に関するメタアナリシスによると、歯周病があると、心臓病を伴うリスクは、15%~37%上昇することが報告されています。さらに、適切な歯周病の治療を行うことで、血管内皮機能の改善効果を示す報告もでてきています。     血液によって運ばれた細菌が心臓の内側の膜(心内膜)や弁膜に感染して、炎症を起こすこともあります。これを「感染性心内膜炎」といい、発熱、心雑音、皮膚や白目の点状出血、関節痛、筋肉痛など、さまざまな症状が起こります。歯周病関連細菌は、感染性心内膜炎を引き起こす細菌の一つです。   感染性心内膜炎はそれほど多い病気ではありませんが、合併症を起こし、命にかかわることもあります。心臓弁膜症や先天性の心臓病がある人などではとくに注意が必要で、口の中を清潔に保つことが大切です。   とはいえ、乱暴にブラッシングするのは逆効果です。歯肉(歯ぐき)が傷つき、傷口から歯周病関連細菌が血液中に侵入しやすくなってしまいます。 歯科用品 歯科用ルーペ 光重合    

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歯の酸蝕症

食品に含まれる酸で歯の表面のエナメル質が溶ける「歯の酸蝕症 酸蝕歯(さんしょくし)」。知らないうちに進行して、知覚過敏の原因になることも。フルーツや酢など、体によいとされる食品にも酸性の強いものがあるため、食べ方を工夫し、正しいケアを行って歯の健康を守りましょう。   「歯の酸蝕症 酸蝕歯」という言葉を聞いたことがありますか? 食品などに含まれる酸によって歯の表面のエナメル質が溶けることをいい、近ごろ話題となっています。   歯の表面のエナメル質は大理石に匹敵するくらい硬くて丈夫な物質ですが、酸に弱いという弱点があります。口の中にいるう蝕(虫歯)の原因菌は、食品に含まれる糖を栄養にして酸を作り出し、歯のエナメル質を溶かします。これが「脱灰(だっかい)」で、脱灰が進むと歯に穴が開き、本格的なう蝕(虫歯)になってしまいます。   う蝕(虫歯)になるのを防ぐのに大きな役割を果たしているのが、唾液です。エナメル質の主成分はアパタイトという物質で、主にリン酸とカルシウムからできています。唾液には口の中を中性に保つとともに、リン酸とカルシウムを補充し、溶けたエナメル質を修復する「再石灰化」の働きがあります。絶えず脱灰と再石灰化を繰り返すことで、歯の健康が保たれているのです。   「歯の酸蝕症 酸蝕歯」では、う蝕(虫歯)の原因菌とは関係なく、各種の化学物質によりエナメル質が脱灰侵蝕されます。以前は、強酸を扱う職業に従事する方が罹患していましたが、職場環境の改善でほとんどなくなりました。しかし、最近では、かんきつ類、果実飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料などpH(ペーハー)の低い飲料を日常生活で頻繁に摂取したりすることによる酸蝕歯が増えてきています。   食品に含まれる酸に触れるのが頻繁だったり、時間が長かったりすると、唾液による再石灰化が間に合わず、脱灰が進んでしまいます。さらに、酸によってエナメル質が一時的にやわらかくなっているため、酸性の強い食品をとった直後に歯を磨くとエナメル質が傷つきやすくなります。   歯の表面のエナメル質が侵食されて完全になくなってしまうと、歯の内部の象牙質が露出すると、耐酸性が低いため急速に進行し、冷たいものがしみる「知覚過敏」の原因になります。また、歯の黄ばみが強くなったり、歯の先端が透けて見えたりすることもあります。 重合器 歯科重合用光照射器   led光重合器        

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食後は水で口をゆすぎ

酸性の強い食品というと、レモンやオレンジ、グレープフルーツなどのかんきつ類や、酢などの酸っぱい食品を真っ先に思い浮かべる人が多いかもしれません。もちろんこれらの食品や、これらを使ったジュースやドレッシングなども酸蝕歯の原因となりますが、炭酸飲料やスポーツドリンク、ワイン、ビール、しょうゆなども、商品によっては酸性が強いので、そのような飲料を日常的に飲む生活習慣を改める必要があります。また、摂食障害である神経性食思不振症(過食症、拒食症)で嘔吐を繰り返すと、強酸性の胃液(pH1.0~2.0)が原因で酸蝕歯になることもあります。   例えば、朝食にオレンジを食べてビタミン補給、昼食に酢の物を食べ、仕事帰りにスポーツジムでひと汗かいてスポーツドリンクで水分補給、夕食は野菜サラダにドレッシングをかけて、食後にくつろぎながらワインを1杯――。このような何気ない生活のなかでも、歯が酸にさらされる機会は意外と多いのです。   酸蝕歯は年齢に関係なく、どんな人でもなる可能性がありますが、乳歯は永久歯に比べてエナメル質がやわらかいため、子どもは酸蝕歯のリスクがより高いといえます。フルーツや酢など、酸性の強い食品には体によいものもあります。食べるのを控えるのではなく、正しいとり方や対処法を知っておきましょう。   まずは、酸性の強い食品をダラダラととり続けないこと。また先に述べたように、酸性の強い食品をとった直後は、歯の表面のエナメル質がやわらかくなっています。食事の後は水やお茶で口をゆすいで酸を洗い流しましょう。そして、口の中に残った酸を唾液が中和してくれるのを待ち、30分くらいたってから歯を磨くようにするとよいでしょう。   睡眠中は唾液が出にくいため、酸の影響を受けやすくなります。就寝前には、特にていねいに歯を磨くようにしましょう。ただし、強い力でゴシゴシと磨くと歯が磨耗したり、歯肉(歯ぐき)を傷つける恐れがあります。歯ブラシは優しく、小刻みに動かすようにしてください。   重合器 歯科用ルーペ 光重合    

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歯の表面のエナメル質は酸に弱い

食品に含まれる酸で歯の表面のエナメル質が溶ける「歯の酸蝕症 酸蝕歯(さんしょくし)」。知らないうちに進行して、知覚過敏の原因になることも。フルーツや酢など、体によいとされる食品にも酸性の強いものがあるため、食べ方を工夫し、正しいケアを行って歯の健康を守りましょう。   「歯の酸蝕症 酸蝕歯」という言葉を聞いたことがありますか? 食品などに含まれる酸によって歯の表面のエナメル質が溶けることをいい、近ごろ話題となっています。   歯の表面のエナメル質は大理石に匹敵するくらい硬くて丈夫な物質ですが、酸に弱いという弱点があります。口の中にいるう蝕(虫歯)の原因菌は、食品に含まれる糖を栄養にして酸を作り出し、歯のエナメル質を溶かします。これが「脱灰(だっかい)」で、脱灰が進むと歯に穴が開き、本格的なう蝕(虫歯)になってしまいます。   う蝕(虫歯)になるのを防ぐのに大きな役割を果たしているのが、唾液です。エナメル質の主成分はアパタイトという物質で、主にリン酸とカルシウムからできています。唾液には口の中を中性に保つとともに、リン酸とカルシウムを補充し、溶けたエナメル質を修復する「再石灰化」の働きがあります。絶えず脱灰と再石灰化を繰り返すことで、歯の健康が保たれているのです。   「歯の酸蝕症 酸蝕歯」では、う蝕(虫歯)の原因菌とは関係なく、各種の化学物質によりエナメル質が脱灰侵蝕されます。以前は、強酸を扱う職業に従事する方が罹患していましたが、職場環境の改善でほとんどなくなりました。しかし、最近では、かんきつ類、果実飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料などpH(ペーハー)の低い飲料を日常生活で頻繁に摂取したりすることによる酸蝕歯が増えてきています。   食品に含まれる酸に触れるのが頻繁だったり、時間が長かったりすると、唾液による再石灰化が間に合わず、脱灰が進んでしまいます。さらに、酸によってエナメル質が一時的にやわらかくなっているため、酸性の強い食品をとった直後に歯を磨くとエナメル質が傷つきやすくなります。   歯の表面のエナメル質が侵食されて完全になくなってしまうと、歯の内部の象牙質が露出すると、耐酸性が低いため急速に進行し、冷たいものがしみる「知覚過敏」の原因になります。また、歯の黄ばみが強くなったり、歯の先端が透けて見えたりすることもあります。 歯科用品 歯医者 鏡 歯科重合用光照射器    

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アレルギーの原因となる金属の除去が治療の原則

一般的に、ニッケル、コバルト、パラジウムなどはアレルギーを起こしやすいといわれています。最近はほとんど使われなくなりましたが、水銀を含むアマルガムも金属アレルギーを起こしやすいので、昔に治療した歯も注意が必要です。一方、金、銀、白金、チタンはアレルギーを起こしにくいとされますが、まれに、これらに対してアレルギー症状を起こす人もいます。   口の中に多くの種類の金属が存在するとイオン化しやすく、アレルギーを発症するリスクが高まることがあります。また、もともと花粉症やぜん息などのアレルギー性疾患のある人や、家族にアレルギー体質の人がいる場合は、金属アレルギーを起こしやすいと考えられます。   金属アレルギーの治療の基本は、原因となる金属に直接触れないことです。アクセサリーなどで金属アレルギーを起こしたことがある人は、治療の前に必ず歯科医にそのことを伝え、原因となる金属を使わずに治療してもらいましょう。症例によっては、大学病院などの口腔(金属)アレルギー外来への紹介を受けることになるでしょう。   治療後に口腔金属アレルギーが疑われる場合は、まず、皮膚に金属試薬を貼るパッチテストを行い、原因となる金属を特定します。次に、パッチテストで陽性の金属元素が口腔内のどの部位の金属かを確定する必要があります。口腔内金属修復物からの溶出を測定する機器で容易に確認することができます。   さらに、除去の対象となった金属修復物中にパッチテストで陽性と判定された金属元素が含まれているかを確認します。不明な場合は、疑われる口腔内金属修復物の一部を削除、採取し、X線マイクロアナライザーで金属元素を検出します。   血液検査をしたり、歯の詰めものや被せものが腐食していないか調べることもあります。 アレルギーの原因となる金属が判明したらその金属を取り除き、レジン製などの暫間補綴物で症状の経過確認後、違う金属や、セラミックやプラスチック樹脂といった金属以外の材料を用いて治療します。金属アレルギーの人でも使うことができる部分入れ歯やブリッジ、歯列矯正装置もあります。   このように、口腔金属アレルギーへの対処法があるとはいえ、材料によっては健康保険が適用されず、治療費が高額になる場合があります。金属を使う治療を行わなくてすむよう、日ごろからう蝕(虫歯)や歯周病の予防を心がけることが、何より大切です。 歯科用ルーペ 歯科用拡大鏡 光重合    

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口の中だけでなく、全身に症状が現れることも

金属アレルギーは、肌に直接触れるアクセサリーだけでなく、歯の治療で使う金属が原因になることもあります。その症状は口の中だけにとどまらず、皮膚炎や頭痛、肩こりなど全身に及ぶため、口腔金属が原因だとは思わず、長年つらい症状に悩んでいる人もいるようです。   ピアスやイヤリング、ネックレスなどの金属によって、皮膚にかぶれやかゆみが起こる「金属アレルギー」。肌に直接触れるアクセサリーだけでなく、歯科治療に用いられる金属もアレルギーの原因となることがあります。   金属アレルギーは接触アレルギーで、汗や唾液などで溶け出した金属がイオン化し、体内のたんぱく質と結びつき、その結合物を免疫システムが「異物=敵」と見なして攻撃することで起こります。遅延型アレルギーの一種で、アレルゲン(アレルギーの原因物質)が体内に入ってから症状が現れるまでに、1~2日ほどかかります。   口腔金属アレルギーの症状は、口内炎、口唇炎、口角炎、舌炎、口腔扁平苔癬(へんぺいたいせん)、味覚異常、接触性皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、湿疹、アトピー性皮膚炎に似た症状、頭痛、肩こりなどさまざま。アレルゲンが血流によって全身に運ばれるため、口の中だけでなく、全身に症状が現れる可能性があるのです。口腔金属が原因だとは思わず、長年つらい症状に悩んでいる人もいるようです。   口腔金属アレルギーは、アクセサリーなどによる金属アレルギーに比べて、発症頻度は少ないといわれています。しかし、口の中は唾液が存在する以外にも、飲食物やう蝕(虫歯)の原因菌によって酸性化したり、噛み合わせや歯磨きによって金属が磨耗するなど、金属がイオン化しやすい環境といえます。   歯科治療では、歯の詰めものや被せもの以外に、部分入れ歯のバネ、ブリッジ、歯列矯正装置などにも金属が使われています。歯科治療で用いられる金属は、金、銀、銅、白金(プラチナ)、亜鉛、ニッケル、コバルト、パラジウム、クロム、チタンなど多岐にわたり、主に2種類以上の金属を混ぜ合わせた合金が使用されています。 歯医者 鏡 重合器 双眼 ルーペ    

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残った歯に金属のバネ

残った歯に金属のバネ(クラスプ)を引っかけて、人工の歯と義歯床(人工の歯肉)を固定します。バネの代わりに磁石などで固定する方法もあります。歯を数本失った場合でも部分入れ歯は可能で、歯がすべてない場合は、義歯床をあごに密着させる「総入れ歯(総義歯)」となります。   残った歯を削る必要はなく、取り外しが簡単なので洗って清潔を保てます。また、噛み合わせに不具合が生じたときは修理することができます。しかし、ブリッジに比べて噛む力が劣るほか、部分入れ歯の位置によってはバネが目立ち、見た目が気になることがあります。さらに、バネをかけた歯の負担が増えるため、口腔清掃の管理が悪いと、歯周病が進行してその歯の寿命が短くなる場合もありますから要注意です。   あごの骨に金属でできた人工の歯根を埋め込み、それを土台に人工歯を取り付けます。審美性に優れ、顎(あご)の骨にしっかりと固定されているため自分の歯に近い感覚で噛めるのが利点です。また、健康な歯を削る必要もありません。   外科手術が必要で、人工の歯根があごの骨にくっつくまでに3ヵ月から半年ほどかかります。顎(あご)の骨の量や健康状態などによっては、インプラント治療を行えない場合もあります。歯周病がある人は、インプラント治療の前に治しておくことが大切です。しかし、インプラントの根には、歯と違って、セメント質や歯根膜がありません。   インプラントには健康保険が適用されず、医療機関によって異なりますが1本当たり数十万円の治療費がかかります。ブリッジや部分入れ歯は、一般的な材料を用いる場合は健康保険の適用となりますが、健康保険の対象外となる材料や治療法もあるので、歯科医から十分に説明を聞き、納得してから治療を受けるようにしましょう。   また、いずれの方法も治療が終わったら後は安心、というわけにはいきません。人工の歯はう蝕(虫歯)になることはありませんが、自分の歯よりも汚れがつきやすく、ケアを怠っていると健康な歯や歯肉(歯ぐき)にも悪影響が及びます。下記のようなセルフケアとともに、歯科医院での定期的な検診が必要です。 土台となっている歯がう蝕(虫歯)や歯周病になりやすいので、歯ブラシのほかに歯間ブラシも使って、ていねいにプラークを取り除きましょう。バネのかかる部分がう蝕(虫歯)や歯周病になりやすいので注意しましょう。   部分入れ歯は、取り外して普通の歯ブラシで水を流しながら洗います。バネや義歯床も磨き残しのないようにしてください。力を入れてゴシゴシとこすると、部分入れ歯に傷がつき、かえって汚れがつきやすくなるので気をつけましょう。部分入れ歯専用のブラシや洗浄剤も市販されています。   インプラント周囲炎」といって、細菌が繁殖して人工歯根が入っている部分に炎症が起こることがあります。インプラント周囲炎は通常の歯周病より重症化しやすいので、インプラントの付け根は歯間ブラシを使って念入りにケアしましょう。 歯科用品 歯科用拡大鏡 歯科用ルーペ        

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歯が抜けたまま放置しない

歯が抜けたままにしていると、食べ物が噛みづらいだけでなく、スペースを埋めるように隣の歯や上顎や下顎の歯が寄ってきて噛み合わせが悪くなったり、歯と歯のすき間が広がってう蝕(虫歯)や歯周病にかかりやすくなります。ブリッジや部分入れ歯などで対応可能なので、放置せずに歯科医院を受診しましょう。   歯を長持ちさせるため、歯科では現在、できるだけ削らない・抜かない治療が基本となっており、抜歯は最後の手段です。しかし、う蝕(虫歯)や歯周病が進行したり、事故で歯が根元から折れるなど、抜歯を余儀なくされる場合もあります。 「抜いたのは奥歯で目立たないから」「1本ぐらい歯がなくても不便は感じないから」などと、抜歯をしたまま放置していると、期間が経つうちにさまざまな影響が出てきます。また、1本1本の歯根の周りの歯根膜には、噛むことで脳につながる受容体(センサー)があります。その情報がなくなっていきますから、だんだん認知症になりやすくなるともいわれています。   歯には大きく分けて、咀嚼(そしゃく:噛むこと)、嚥下(えんげ:飲み込むこと)、発音、審美の4つの役割があります。永久歯は親知らずを除いて上下顎それぞれ14本ずつあり、上顎の歯と下顎の歯がうまく噛み合うことで、これらの機能を果たしています。   1本でも歯を失うと、両隣の歯が倒れてきたり、噛み合っていた向い合う歯が伸びてきたりして、噛み合わせに狂いが生じます。すると、発音がしづらくなったり、うまく噛めなくなって食事の際に支障が出るほか、歯と歯のすき間が広がって食べかすが挟まりやすくなり、う蝕(虫歯)や歯周病になりやすくなってしまいます。     さらに、怖いことに、噛み合わせ不調による頭痛、肩こり、耳鳴などの不定愁訴を招いてしまうこともあるのです。失った歯を人工物で補う治療を「補綴(ほてつ)治療」といいます。抜歯した傷口が落ち着いたら、早めに補綴治療を受けましょう。   歯は、歯肉(歯ぐき)から出ている部分を「歯冠」、歯を支える歯槽骨に埋まった部分を「歯根」と呼びます。歯根が残っていれば差し歯(継続歯、ポストクラウン)にする方法もありますが、歯根を失った場合は次のような治療法があります。   失った歯の両隣に残っている歯を削って冠を被せ、連結した人工の歯を固定する方法です。残った歯が土台となり、橋を架けるようなイメージです。失った歯が1~2本と少ない場合に行います。固定式なので異物感が少なく、見た目も自然です。   ただし、冠を被せるために健康な歯を大きく削らなければならないうえ、歯を失った部分にかかる噛む力を、土台となる歯だけで受け止めるため負担がかかり、ブリッジの噛み合わせや口腔清掃の管理が悪いと、歯の寿命が短くなるのが欠点です。 そこで、両隣の歯にう蝕(虫歯)がなければ、接着技術の向上により、土台となる歯をあまり削らなくてすむ「接着ブリッジ」という治療法も開発されています。   歯科用品 光重合 歯科用拡大鏡    

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心の病気が原因のことも

身体表現性障害やうつ病などの精神疾患によって、歯の痛みが起こることがあります。身体表現性障害は、検査をしても異常が見つからないにもかかわらず、痛みなどの身体的な症状が長期間続く病気です。   自分が何か重い病気にかかっているのではないかと恐怖感にとりつかれる「心気症」、身体的な異常がないのに強い痛みが続く「疼痛性障害」、30歳以前に生じたさまざまな身体的な症状が、何年にもわたって持続する「身体化障害」などがあります。   たとえば、「歯がむずむずして、歯の中を虫が走っているから、早く歯を抜いてください。」と繰り返す50歳代の女性や、「磨いていないと歯が抜けそうなんです!」と1日何時間も歯間ブラシをやり続け、歯肉がえぐりとられた40歳代の男性の方がみえました。精神疾患が原因の場合は、それぞれの病気に応じて、抗うつ薬や抗不安薬による薬物療法、認知行動療法などが行われます。   原因不明の慢性的な歯の痛みを、「非定型歯痛」あるいは「突発性歯痛」といい、40歳代の女性に多くみられます。歯の痛みが生じるきっかけがある場合も、ない場合もありますが、きっかけがある場合の多くは、歯科治療のあとに痛みが始まり、痛みをコントロールしようと抜髄や抜歯をしても痛みは続きます。さらに、痛みがほかの歯に飛び火したり、顔にまで広がることもあります。   原因にはいくつかの説がありますが、今のところ、中枢神経系の痛みを処理する過程に何らかの異常があるのではないか、という説が有力です。非定型歯痛には鎮痛薬は効かず、三環系抗うつ薬単独か、抗精神病薬との併用が有効であることがわかっています。安易な歯科治療は、無効であるばかりでなく、むしろ症状を増悪させることも多いため、薬物治療が奏効するまでは、歯科治療はなにもせずに保留にしておくことが重要です。   非歯原性歯痛は歯科だけで治療することが困難なケースが多いため、頭痛なら神経内科、上顎洞炎なら耳鼻咽喉科、心因性のものなら精神科といったように、ほかの診療科での治療が必要になることもあります。   最近では、大学病院を中心に、歯や顔の痛みを専門とする外来を設けている医療機関も増えてきています。なかなか治らない歯の痛みに悩んでいる人は、一度受診してみてはいかがでしょうか。 拡大鏡 ルーペ 双眼 ルーペ    

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非歯原性歯痛

歯が痛むにもかかわらず、どんなに調べても歯には異常が見つからないことがあります。「非歯原性歯痛」と呼ばれるもので、歯科以外での治療が必要なケースもあります。歯の痛みに悩んでいる人は、歯や顔の痛みを専門に扱う医療機関を受診するのも、一つの方法です。   歯が痛むときにまず疑われるのが、う蝕(虫歯)、歯の神経(歯髄)に炎症が起こる歯髄炎、歯のひび割れ(歯の破折)など、歯に原因があるケースです。しかし、歯科医院で視診、触診、X線検査などを行っても、歯には異常が見つからないことがあります。このように歯以外に原因のある歯の痛みを「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」といいます。   非歯原性歯痛の場合、歯は健康ですから、歯科治療を行っても痛みは改善せず、原因に応じた治療が必要となります。しかし、歯科医院を受診しても正しく診断されないと、本来は不要な歯の治療を繰り返したり、抜髄(神経を抜くこと)や抜歯といった不適切な処置が繰り返し行われることになります。   また、「原因がわからない」といわれ、いくつもの歯科医院を転々とする患者さんも少なくありません。その場合、患者さんは、精神的にも肉体的にも限界に近い状態になっていってしまいます。   歯が痛むときにまず疑われるのが、う蝕(虫歯)、歯の神経(歯髄)に炎症が起こる歯髄炎、歯のひび割れ(歯の破折)など、歯に原因があるケースです。しかし、歯科医院で視診、触診、X線検査などを行っても、歯には異常が見つからないことがあります。このように歯以外に原因のある歯の痛みを「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」といいます。     非歯原性歯痛の場合、歯は健康ですから、歯科治療を行っても痛みは改善せず、原因に応じた治療が必要となります。しかし、歯科医院を受診しても正しく診断されないと、本来は不要な歯の治療を繰り返したり、抜髄(神経を抜くこと)や抜歯といった不適切な処置が繰り返し行われることになります。   また、「原因がわからない」といわれ、いくつもの歯科医院を転々とする患者さんも少なくありません。その場合、患者さんは、精神的にも肉体的にも限界に近い状態になっていってしまいます。 歯科用品 重合器 歯科用拡大鏡      

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