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歯の喪失の原因
歯科の三大疾患はむし歯(齲蝕)、歯周病と顎関節症で、歯の喪失とは密接な関係があります。口腔系には歯、唇、口の粘膜、舌、顎関節、咀嚼筋群、表情筋の一部があります。歯科ではこの正常な発育と歯であれば虫歯(齲蝕)、歯ぐきであれば歯周病、顎関節であれば顎関節の正常な形態と機能、唇であれば歯列の状態による唇の形、舌であれば嚥下、発音、発語に関係する舌癖と歯列の関係、咬み合わせ由来の咀嚼筋群や表情筋 の発育を正常に且つ健康に発育させなければなりません。これらを阻害する因子のひとつが歯の喪失です。ここでは歯が喪失の3大原因である むし歯(齲蝕)、歯周病 と 歯の破折 について説明します。 1990年、歯がなくなる原因は、20歳以下は齲蝕、40歳以降は俗に歯槽膿漏と呼ばれる歯周病でした。2005年の調査では、齲蝕や歯周病で歯をなくす人は少なくなってきました。その訳は、齲蝕は放置することで進行して歯がなくなりますが、きちんと修復処置や歯内療法をおこなうようになったこと、歯周病は原因である歯垢や歯石を定期的に取り除くためです。しかし、食べ物を食べるだけの歯の数多くなり、ついつい、硬固物 を好んで食べる人が増え、その分、歯の破折は多くなりました。 ほとんどの歯は歯科医院での抜歯処置を経て喪失に至ります。歯周病が進行して歯がグラグラになり自然に脱落する歯もありますが、歯が失われる場のほとんどは歯科医院と考えて差し支えないと思います。そこで、歯科医院で抜歯される歯の直前の状態を調べることにより、歯が失われる原因を明らかにすることができます。 その理由として 1) 齲蝕は放置することで進行して歯が溶けてなくなりますが、きちんと修復処置や歯内療法をおこなうことで歯が長持ちしたこと。 2) 歯周病の原因である歯垢や歯石を定期的に取り除き、咬み合わせをそろえていますので、歯周病が進行しないこと。 3) 歯の欠損部にインプラント修復することで咬む力をインプラントにも分散させて、全体の歯に過剰な咬合力が加わるのを分散すること。 この3点が患者さんが理解されてきたために、歯がなくなることは極端に少なくなってきました。しかし、食べ物を食べるだけの歯の数多くなり、ついつい、硬固物 (豆類、タネ類、アメ、氷、乾燥食物など) を好んで食べる人が増えて、その分、歯のヒビや破折が多くなりました。くれぐれも、硬固物を咬む癖とつまようじなどの悪習癖はお止めください。歯科定期検診でいろいろなことを尋ねられて、正しい口腔衛生法をマスターしてください。
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健口体操
年を重ねるとともに、唾液の量が減少し、口の中の自浄作用や消化促進機能が低下傾向にあります。それらを緩和するために、舌を上下左右に動かし唾液分泌を促したり、また、表情筋が動くことにより表情が和やかになる健口体操を作りました。この健口体操は、子どもから高齢者まで楽しくできる体操です。 口腔乾燥症で唾液の量が低下すると、抗菌成分も減少して細菌が繁殖、風邪・歯痛・歯周病などにかかりやすくなり、高齢者の場合、肺炎に至ります。唾液量をアップさせ、口の中から始まる病を予防するには、噛む回数をアップさせることが不可欠ですが、日本人の1食あたりの平均咀嚼回数は約600回ということで、調理法を少し変えるだけで咀嚼回数が劇的にアップする方法が紹介されました。 噛む回数を増やそう唾液が増える調理法 ①火を通し水分を抜く ②食材を大きく切る ③噛み応えのある食材を使う ④野菜は繊維が残るように切る 口を閉じたまま頬を大きく膨らませる→すぼめる→口を大きく開けて2秒間カウント。顎下腺を刺激。耳下腺マッサージ…3本の指で奥歯の上を両手で押さえ円を描くように10回まわす。耳下腺を刺激。健口体操は食事前が効果的で1日1回行いますが、口の中の乾燥が気になる人は1日3回行います。通常1~2週間程度で健口体操の効果が出てくるとのことです。 唾液の分泌を良くするには、耳下腺、顎(がく)下腺、舌下腺という3つの唾液腺のマッサージが効果的だ。マッサージをするときは、耳下腺では耳の前方に沿った頬骨の下を親指の付け根でゆっくりと強く押す。 顎下腺は、下顎の両側を指でゆっくりと強く押す。舌下腺は、下顎の中央を指でゆっくりと強く押すといった具合だ。「いずれも少し痛みを感じる程度に、5秒間ぐらい押すと効果的です。分泌した唾液は、意識してごくんとのみ込んでください」と阿部准教授。唾液は、30秒間に2回以上のみ込める量があるのが適正という。
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ムーシールド
ムーシールドは乳歯列期に受け口を改善する装置です。 乳歯列期に治療を行う事によって正常な顎骨の成長発育の促進及び、永久歯の正しい生え変わりを期待します。 就寝時にこの装置を装着する事によって舌や口腔周囲筋の状態が整えられ、反対咬合が改善します。 ムーシールドは日本大学歯学部講師で東京都調布市にて診療所を開業をしている医師、柳澤宗光が1983年に考案した、3歳児健診にて反対咬合を指摘された低年齢児に使用可能なマウスピース型矯正装置。2005年にアメリカ合衆国のAmerican Orthodontics社より製品が発売されている。 幼児期の反対咬合は自然治癒がみこまれるとされるが、2歳で反対咬合だった子の50%は自然治癒する一方で、3歳になると、治癒率は6%程度に低下する。そのため反対咬合は3歳より治療適応となる。 しかし、いままで矯正治療では低年齢児に対応できる治療法が少なかった。ムーシールドは就寝中にマウスピース型の矯正装置をくわえるだけという簡便さのため、幼い子に対しても負担が小さく応用できる。筋機能を正常化させ、咬合の乱れを整えるというのがムーシールドの考え方。1年間程度の就寝時のみ装着で、症状の改善がはかられる。 下の歯が上の歯より前に出ている受け口のお子さんに使用する既製品の矯正装置が発売されました。以前から似たような矯正装置はありましたが、調布矯正歯科クリニックの柳澤宗光先生が、乳歯列の時にだけ使用できる安価で簡便な矯正装置(ムーシールド)を考案されました。 今まで本人の協力が望みにくい早期時期には、積極的に治療してはおりませんでしたが、ムーシールドは、就寝時のみの使用で、目的を達成することが可能です。かみ合わせの安定の意味も含めて、1年間をめどに使って頂きます。 また、その後は、定期的に健診を継続していく事が重要です。ムーシールドは本人が積極的に使用しないと、効果は望めませんし、永久歯が生えて矯正治療が必要になる場合も、もちろんあります。しかし、効果が現れない場合でも反対咬合の原因の一つでもある舌の位置の異常を改善することもできますので、無駄にはなりません。 受け口の成因は遺伝的要因の他に筋機能上の問題点が挙げられます。 ムーシールドは受け口の要因となっている不正な筋機能を正常な状態に改善する事によって歯列を整えます。主な筋機能上の問題点は3つあります。 1きつい上口唇圧(癖) 2低位で機能する舌 3オトガイ筋の負の圧 [1]きつい上口唇圧(癖)→上唇と上前歯の間にシールドが介在し、歯へは直接上口唇圧が加わりません。 [2]低位で機能する舌(習慣性、鼻咽腔疾患)]→舌がパッドの上に挙がることによって、下前歯を内側から押さないようになります。また同時に舌が上前歯を内側から押すようになります。 [3]オトガイ筋の負の圧→装置を装着することによって改善します。(装置を入れて口を閉じる練習をするとより効果的です。
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シーラント
シーラントとは、奥歯の溝を薄いプラスチックで塞ぐ虫歯予防法です。奥歯の溝は複雑な形をしているので歯ブラシの毛先が入らずそのために毎日歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがありますが、シーラントで奥歯の溝を塞ぐことにより、奥歯の溝の虫歯を防ぐことが可能です。 お口の中には、特にむし歯になりやすい場所があります。奥歯は溝が深く、歯ブラシも届きにくいため、咬む面のデコボコしているところに食べかすやむし歯菌がついて、むし歯になりやすいです。もしかしたらあなたも、奥歯に虫歯の治療跡が多いのではないでしょうか。 むし歯が発生しやすい奥歯の、咬む面のデコボコを埋めてなだらかにすると、虫歯になりにくくなります。それが、シーラントです。シーラントは、奥歯の溝に樹脂を流し込んでデコボコをなだらかにし、食べかすやむし歯菌が入り込むのを防ぎます。シーラントは、特にはえたての歯に有効です。歯を削ることもありません。 「シーラントが取れないように、きちんと接着させれば問題ないのでは?」と思われる方もおみえになると思います。ところが、私が知っている範囲のシーラントは、もちろんきれいにくっつく患者さんもいらっしゃるのですが、取れてしまうケースも多かったのです。私が検診を担当している学校では、シーラントが半分外れてそこから虫歯になっている子も多く見られます。表からは見えませんが、おそらくシーラントの下も虫歯になっている子が多いのではと思っています。 実は、昨年まで、当院ではシーラントを積極的には行っていませんでした。 なぜなら、これまでのシーラントでは、歯をお薬でわざと凸凹にしてその中に樹脂を入れ込んでくっつけていました。エッチングをすると、樹脂が凹凸のザラザラに引っかかって外れにくくなるからです。 しかし、このエッチングは歯を痛めます。エッチングをすると、歯の色が若干白くなって凸凹になったことが目で見ても分かるようになるのですが、これはつまり、歯を初期虫歯にさせているのと同じことです。 これは、歯の表面の拡大画像です。薬を使って、このように歯の表面を凸凹にします。シーラントが取れてしまったら、そこから虫歯が始まっていきます。むし歯を予防するためのシーラントなのに、本末転倒です。 エッチングで軽い虫歯をつくってまでシーラントを行う価値があるのか疑問で、これまではあまり行っていませんでした。しかし最近、エッチングなしできれいに歯と接着するシーラントが開発されました。 そのシーラントにはフッ素が含まれているため、シーラント自体からもフッ素を出して歯を強化する上に、歯磨き剤やガムなどに入っているフッ素も取り込んで、再度フッ素を出し続けるという材料です。
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隠れた歯垢の毒性
プラークとは、歯垢のことです。歯ぐきにかくれた歯周ポケットの中のプラークは、歯周ポケットの壁にくっついているプラークと、歯周ポケットの中にたまっているプラークに分けて考えることができます。 これらのプラークは、歯肉溝液に含まれるミネラルを取り込み、歯石をつくります。歯周ポケットのみえない部分にも歯石はできており、この歯石は目に見える歯石と違って、毒素をたくさん含んでいるのです。 歯の根の表面は、体の中の絶えず作り変わっている細胞に富んだ骨と同じ組織ですから、時間がたつと根の表面にくっついた歯石は、根の表面と入り組んで成長します。歯ぐきの上の目に見える歯石は、実はそれほど害はなく、問題はこの隠れた部分の歯石にあります。 歯周ポケットの中の細菌は虫のように動く細菌が多く、この歯周ポケットにたまったプラークが歯周炎に直接関わっているのです。プラークとひとまとめにしていますが、歯肉に隠れたプラークの毒性は、歯肉の外の目にみえるプラークのざっと60倍にもなります。歯周炎の原因菌は、この歯周ポケットの中のプラークなのです。 歯周病は歯周炎と歯肉炎に大別されます!ちなみに歯肉炎とは、歯と歯ぐきの間にたまったプラークが歯ぐきに対して炎症を起こさせるものです。では、これらを防ぐためにはどのようにすればいいのでしょうか。治療としましては、毎日の歯みがきでプラークをマメに取り除くことが一番なのですが、それだけでは歯石までは除去できません。 定期検診で、歯科医に歯石を除去してもらうことが必要です。放置していると歯を支える歯槽骨が溶けはじめるのですが、これは自覚症状がでにくいため、気がつくと歯がグラグラということもありますので、注意してください。 また、不規則な生活が続いたり、疲労やストレスがたまると、抵抗力が弱まって、歯周病菌の感染のリスクが高まります。間食の多い方も特に注意が必要で、お菓子をダラダラ食べたりジュースばかり飲んでいると、糖質を栄養分にしてプラークはたまりやすくなります。歯周病対策には「治療より予防の方が大事である」ということを、ご理解ください。 スケーラーと呼ばれる器具を使用して歯や歯の根に付着したプラークや歯石を除去する治療を「スケーリング」と言います。歯石は、唾液に含まれるカルシウムと口腔内の付着物などが石灰化したものであり、歯周病菌をはじめ多くの細菌の温床でもあります。これをスケーリングによって除去することで、歯周病の発生を防ぐのです。施術後しばらくは歯間に隙間ができたり、歯が長くなったように感じますが、今まで付いていた歯石が取れた証拠ですのでご安心ください。 歯周病による歯槽骨(顎の骨)の破壊が大きく、歯周ポケットが深い場合にはスケーリングだけでは歯石をすべて取り除くことはできません。このような場合に、歯肉を切開して露出させた歯根にこびりついた歯石や感染した歯肉などを除去し、歯肉を元の状態に戻す治療を「フラップオペレーション」と言います。
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パラジウム合金の影響
パラジウム合金が天然の歯より硬すぎるので、かみ合わせの歯を含め、銀歯を入れた歯の周りの歯肉や骨に対して、かんだ時に強い衝撃があります。体調がよくて元気な時なら大事には至らないのですが、体調不良、老化、喫煙習慣などで、疲れた状態の時には、いつも咬んだ衝撃が蓄積されていて、血の巡りが悪くなって酸素が不足し酸素が大嫌いな歯周病菌が増えて歯周病が進みます。 また、金合金は(※保険銀歯も少し金が含まる合金です)バイオフィルム親和性(汚れと仲が良く、汚れがつきやすい)があるので、金属の縁が歯肉に接しているか少し中に入っているときには汚れやすく歯肉に炎症が起こりやすいです。最近は力がかかりすぎることより、汚れやすくなることのほうが大きな問題となっています。 その結果、じわじわと炎症が増えて、歯周病菌によって骨が溶かされ、歯の周りを支えている骨が少なくなります。せっかくきれいに磨けていても、バイキンが集まりやすいので歯周病と同じように歯の根っこが出て、知覚過敏になったり、歯がぐらぐらと動き始め、加速度的に歯周病状態が進行するのです。 パラジウムが硬いので、小さな詰め物で修復した場合。噛み合わせ面にある、金属と歯の境目の接着セメント層はセット後の数カ月は耐えますが、やがて、すぐに食べ物が入って、接着させるセメントは溶け始めます。 10年くらいすると溶けたセメントのすき間は歯の中まで進み、中でバイキンの繁殖が進行し、二次虫歯状態になります。また数年間、接着していない状態で、かむ力にさらされた金属の周囲の歯は一番外側にヒビが入り、いつ歯が欠けたり、割れたりしてもおかしくない状態なのです。 中が二次虫歯でも、食べ物が入らなければ、症状もなく、歯の神経のほうが一生懸命、保護壁を神経周囲に作ってくれます。ところがやがて、脳梗塞と同じ詰まった状態で、神経組織が死んだ時に激しい痛みが発生するのです。 その時はもう手遅れで、歯の神経が死んで、根の中が腐った歯は根の治療を数カ月もかけてすることになります。また、レントゲンでは銀歯の中まで写らないので、歯科医院でレントゲンを撮っても虫歯があることがわからず、虫歯がかなり進行して大きくならないとわからないということもあります。このようになってしまうと悲しいですよね。 5年以上経過した銀歯を外すと9割ぐらいは中が虫歯になっています。しみる、かむと痛いという症状が出る前に外してセラミックにやり直しておけば神経も保存できますし、歯の寿命を延ばすことができます。すでに神経をとってかぶせてある歯なら次回痛みが出たときは根っこが割れて抜かなくてはいけなくなっていることが多いです。抜いてしまうと次の処置がブリッジ、インプラント、義歯と処置の日数もかかり、金額も多くかかります。
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メタボリックシンドローム
生活習慣病が急増しています。 この数年、特に問題視されるようになったのはメタボリックシンドロームです。内臓に脂肪がたまり過ぎている上に、血清脂質、血圧、血糖値の異常が二つ以上重なった状態で、動脈硬化の発症・進行を相乗的に速め、心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になります。 生活習慣病には多くの種類がありますが、一つの病気を持っていると他の病気も併発しやすいのが特徴です。病気がかなり進行しないと自覚症状も出てきません。しかし長期にわたって放置していると、生死にかかわる深刻な合併症を招き、運良く一命をとりとめても重い障害が残ることが少なくありません。 歯周病は、糖尿病や肥満と深い関係にあります。以前から、歯周病を引き起こすリスクとして、喫煙と糖尿病があげられており、特に糖尿病患者は非糖尿病患者に比べて、2.6倍歯周病の発症率が高いというエビデンスがあります。近年では、歯周病が糖尿病に影響をおよぼしているとの報告もあります。 歯周病原因菌の産生する内毒素の刺激によってインスリン抵抗性がもたらされ、長期にわたる歯周病巣は、インスリンの効きを悪くし、糖尿病の症状を悪化させると考えられます。また、最近、アメリカ国民健康栄養調査の結果から、歯周病と肥満が関連していることが報告されました。メカニズムとしては、肥満者の脂肪組織からの分泌物により歯槽骨吸収が促進されて、歯周組織を破壊するというものです。 歯を支える歯周病も生活習慣病の一種です。病気が歯肉にとどまっている歯肉炎、歯根のセメント質や歯根が埋まっている顎の歯槽骨、この二つを結ぶ歯根膜まで広がった歯周炎に分類できます。発症、進行には様々な生活習慣の乱れが関与しますが、例えば喫煙習慣があるとリスクは2~8倍に高まります。 ただし、歯周病の直接的原因はポルフィノモナス・ジンジバーリス菌など、歯周病菌と呼ばれる様々な種類の嫌気性菌です。これが歯と歯のすき間、歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)に無数にたまり、プラーク、バイオフィルム、歯垢などと呼ばれる固まりとなって歯周組織を脅かしていくのです。 通常、歯周組織の健康は免疫機構で守られています。しかしプラークが長期間こびりついたままだと、その刺激で歯周組織に炎症が起こってきます。この状態がさらに長く続くと、体内で歯周組織の破壊に関わるIL-1,TNF-αなどの生理活性物質が大量に分泌され、やがて歯を抜かなければならない羽目に陥ります。 つまり、歯周病の一番の原因はプラークなのですが、そこに生活習慣の乱れ、さらに体質的要因なども加わって発症・進行するのです。歯周病には成人の約8割がかかっていると推測されています。その意味で、歯周病は患者数が最も多い慢性感染症であり、生活習慣病であるといっていいでしょう。
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口内炎のセルフケアと治療法
口内炎のほとんどは放っておいてもやがて治りますが、一日でも早く治すには口腔内を清潔に保ちながら口腔内が乾燥しないように水分補給を心がけましょう。健康な状態であれば、口の中を清潔にするにはブラッシングが最も適していますが、口内炎ができているときには慎重に対処する必要があります。 舌の前方や口蓋が広く荒れたような口内炎の場合は、1日に3回程度刺激が少ないうがい薬でうがいをします。市販の洗口剤やうがい薬には、アルコールや刺激の強い香料などが含まれているものもありますので、注意して選んでください。うがい液は40℃程度に温めると刺激が少ないとされています。 ブラッシングができる場合は、ブラシが患部に触れないようにし、やさしくブラッシングすることが大切です。普段使っているブラシよりヘッドが小さくて、毛の柔らかいものを選ぶとよいでしょう。また、一般の歯磨き剤には発泡剤が添加されている場合が多いので、発泡剤を含まない低刺激の歯磨き剤か、歯磨き剤なしでブラッシングするようにします。 痛みがひどいと水分や食事が摂りにくくなりますので、薬物療法を取り入れることも必要です。アフタ性口内炎にはステロイドを含む軟膏や、患部に貼り付ける錠剤、フィルムタイプの貼付剤、噴霧性粉末剤などがあります。アフタができている位置やその人のライフスタイルなどによって、使いやすいものを選びましょう。 口腔カンジダ症には抗真菌剤を処方します。このほか、疲労や風邪、栄養の偏りなどが原因でもたらされた口内炎の場合は、柔らかく消化のよい食事を摂り、休養や睡眠を十分とって体力の回復に努めることが大切です。 できやすい体質の人は食生活や日常生活に気をつけて 口内炎がなぜできるか原因はそれほど明確ではありませんが、できやすい体質は確かにあるようです。食生活が偏らないようにして、ストレスや疲れをためないようにすることが大切です。 口腔内を清潔に保つため、はみがきは口内炎を早く治すには欠かせないセルフケアです。歯ブラシは、ヘッドが小さく毛の柔らかいものを使用します。歯の表面だけに毛先が当たり、それ以外の粘膜部分を刺激しないというメリットがあるからです。 またヘッドが小さいと、磨く場所を少しずつ移動しながら丁寧にブラッシングできるため、患部に注意しながら磨くことが出来ます。歯磨き粉は、清涼感を出すためのハッカ製剤などの刺激物や研磨剤が入ってものは、口内炎のできている時には、使わないほうが良いでしょう。
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デトックス
体内に溜まった毒素を排出させるという健康法で代替医療に分類される。この呼び名は “detoxification”、つまり「取り除く」、「解毒」の短縮形。現代社会を暮らしていく上では、「体内に人体に悪影響を及ぼす化学物質が蓄積され、また自身の体内からも活性酸素などが生成されている」と喧伝されている。 デトックスとは、「サプリメントの摂取や入浴などで、こういった体内の有毒な物質を排出しようとする方法」とされている。これら有害な物質の多くが脂肪に蓄積されることから、提唱者の一部はダイエットと関連付けてその効能を標ぼうしている。 その中でも有害ミネラル少量でも細胞レベルでの影響が心配され、さらに蓄積すると様々な病気、体調不良、老化現象を引き起こすと考えられています。体内にどんな毒素が溜まっているかを知ることは、デトックスへの第一歩です。 毛髪ミネラル検査では、水銀、ヒ素、鉛、カドミウム、アルミニウム、ベリリウムなど、体内に蓄積すると有害とされる、有害ミネラルの体内汚染度が分かります。また全体的なミネラルバランスから、あなたのミネラル年齢や、ミネラルバランスの崩れから考えられる症状などが分かり、必要なミネラルと栄養アドバイスも検査結果として提供されます。 抗加齢とは、細胞レベルで研究することで様々な老化現象を予防しようとする21世紀の新しい医学・健康増進のジャンルです。老化とは、私たちが呼吸で取り入れている酸素の一部が体内で変化した「活性酸素」によって、体内の細胞が「サビる」ことが原因と考えられています。 「サビる」ことにより新陳代謝を低下させたり、細胞や血管を損傷させ、異常な働きをするようになります。がん・心疾患・動脈硬化性痴呆症など循環器系疾患・関節炎・抜け毛・しみ・しわなどの障害を起こします。 活性酸素から細胞や血管を守ることを抗酸化作用と言います。この作用には抗酸化物質が必要です。ビタミンC・E,各種ポリフェノール、グルタチオン、抗酸化酵素を生産するセレン・亜鉛・銅・鉄・マンガンなどの必須ミネラルが抗酸化物質の代表です。逆に同じミネラルでも有害ミネラルの蓄積は活性酸素の生産を促進します。
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金属アレルギーの原因
アルミホイルを噛んだり、スプーンなどの金属が歯に触れたときに、ビリッとした嫌な刺激があった経験をした方は多いと思います。このとき、お口の中の銀歯や金歯などの金属と、アルミホイルやスプーンなどの金属の間に電気が流れ、歯の神経に電流刺激が伝わって、ビリッとした痛みが生じているのです。これを、「ガルバニー電流」と言います。 色々な種類の金属やたくさんの金属がお口の中にあると、金属と金属の間に常に電気が発生して、電流が流れるだけでなく、市販の研磨剤の入った歯磨き剤で歯を磨くと、金属イオンが唾液と反応して溶け出し、金属アレルギーの原因になるといわれています。 このように、毎日微弱な電流がお口の中に流れ、ほんの少しずつであっても金属が毎日の食事とともに体内に入っていくと、金属が体の中にためられていきます。体の中に入った金属が、体外に自然排出されることはほとんどありません。 もともと皮膚が弱かったり、アレルギーの気がある方は比較的短期間で金属アレルギーの症状が出ますし、肌が丈夫だったり、現在症状がなくても、蓄積されたものが数年後や十数年後に、全身への症状として出てくる方もおみえになります。 また近年、お口の中の金属が、電磁波のアンテナとなっていることも指摘されています。電磁波とは、簡単に言うとパソコン・携帯電話・電子レンジ・テレビなどの電気製品や送電線などから出ている電波のことです。パソコン、携帯電話、電子レンジ、エアコンなどの電気製品により、私たちは快適に生活ができるようになりました。その一方でオゾン層が破壊され、紫外線だけでなく地球に届く電磁波も強くなりました。 さらに、携帯電話や高電圧線が世の中に蔓延し、私たちの体は、ますます電磁波の危険にさらされています。電磁波のアンテナとなり、電磁波を体内に取り込みやすい金属がお口の中に入っていると、健康を害しやすくなります。パソコンを使っているときや、IHなどの電磁調理器を使っているときに次のような症状が出る方は、電磁波の悪影響を受けている可能性があります。 患者さんの金属を外した時に、びっくりすることが多いです。レントゲンを撮っても、金属の中の虫歯は反射してしまって診断できません。虫歯が大きくなってしまって初めて、虫歯があったことがわかる場合がほとんどです。詰め物が取れてしまってご来院される方の中に、「銀歯を入れて10年以上たっているけど、これまで何ともなかったから今回も銀歯でいい」とおっしゃる方がいます。 10年以上前に虫歯を削り、その時に詰めた詰め物が、虫歯の再発で取れてしまったケースがほとんどです。今回も虫歯を再度削ってまた詰め物をすると、健康な歯の部分がますます少なくなります。歯も弱くなるし、そこに銀歯を入れればまた境目から虫歯になり、歯の寿命がどんどん短くなります。 虫歯が神経に達すると、痛みも治療時間も通院回数も格段に増えます。その後、もし歯が抜けてしまうと悲惨です。抜歯後に選択する治療内容によっては、総入れ歯にまっしぐら!ということも少なくありません。
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