分类目录归档:健康話題

インプラントの寿命

インプラントの寿命を縮めてしまう最大の敵が歯周病であるとされています。歯周病は人工歯根を支えている骨を溶かしてしまいます。そのため、インプラントの脱落を招いてしまうんです。 インプラント治療をするためには、歯周病の治療が不可欠ですが、インプラント治療後も歯周病の予防・治療が重要です。歯周病を予防するためには、プラークコントロールが大切です。正しい歯磨きと定期的な歯垢除去を行なう必要があるでしょう。インプラントト治療を行なう際には噛み合わせの調整も行ないますが、噛み合わせが変わると、インプラントの寿命を縮めてしまうことになりかねません。 噛み合わせが悪いと、インプラントに過度の力がかかってしまう場合があります。必要以上の力がかかると、インプラントに負担をかけ、壊れる原因になってしまうんです。メンテナンスは、噛み合わせもチェックするため、噛み合わせの変化に気付くという点でも有効だと言えるでしょう。メンテナンスを定期的に行なうことは、長持ちさせるためにはすごく重要なのです。 糖尿病は、免疫力を低下させるため、歯周病の原因になりやすいです。また、糖尿病は骨代謝の異常を招くため、骨がもろくなりやすくします。そのため、インプラントの脱落を招く可能性があるのです。 インプラント治療は糖尿病の人でもできますが、血糖値を正常な値に近づけるようにコントロールする必要があります。また、インプラント治療後も、長持ちさせるためには、血糖値のコントロールが必要となります。 タバコの悪影響は、口の中の健康にも及びます。タバコは歯周病の原因にもなるんです。 タバコに含まれているニコチンやタールは、歯肉に刺激を与え、血管を収縮させて血行不良を招きます。そのため、歯周病の原因となってしまうんです。 さらに、タバコは唾液の分泌を抑制するため、細菌が増殖しやすい環境を作ってしまいます。また、タバコは骨の健康にも悪影響を与えます。歯茎の骨量が少なくなることは、インプラントの寿命を短くする原因となってしまいます。

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狭心症と心筋梗塞

私たちの心臓は、1分間に約70回、1日にすると約10万回も「収縮と拡張」のリズムをくり返し、血液を全身に送り出しています。このハードな運動を行っているのが、心臓の筋肉(心筋)です。心臓をとりまく冠動脈は、その心筋に酸素や栄養を供給しています。ところが冠動脈に動脈硬化などが起こると、血液の通り道が狭くなったり、ときには血栓ができてつまってしまうことがあります。 そうすると心筋に酸素がいかなくなり、強い痛みをともなう発作が起こり、急速に心臓の機能が停止してしまいます。手当てが遅れると、生命にかかわることもある重大な病気…それが心疾患の代表といえる狭心症と心筋梗塞です。 狭心症と心筋梗塞は、どちらも動脈硬化が大きな原因となっています。それだけに予防の基本は、動脈硬化を促進させないこと。 動脈硬化は、加齢とともにだれでも少しずつ進みますが、それを促進するのが肥満をはじめ、高血圧、高血糖、脂質代謝異常などです。すでに血圧や血糖値、コレステロール値、中性脂肪値などが高めの人は、まず病院を受診し、リスクをしっかり知ったうえで、医師から指導を受けるようにしましょう。 また自分でも、家庭血圧の測定などを行って自己管理を欠かさず、バランスのとれた食生活、適度の運動、禁煙、ストレスの解消など、生活環境の改善に積極的に取り組むことが大切です。

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意外にも失敗

インプラントとは、虫歯など口腔内の病気、外傷などによって欠損した歯を人工的に復活させる方法だそうです。 治療内容は、欠損部位の顎骨に金属などで作られた歯根を埋め込んで土台を作り、それに歯冠を接続するという方法とされています。 歯科業界では、新しい歯の再生治療として注目を浴びていますが、インプラントの始まりはニューヨークに住む歯科医師とスウェーデンの博士によるものでした。 インプラント治療は、「骨膜下インプラント」として1940年代ごろから行われていた治療法ですが、飛躍的な発展を遂げたのは使用する素材がチタンになる1950年代なんだとか。 インプラントの発展へ貢献したレオナルド・リンコー歯科医師は、板状に加工したチタンを直接骨とはくっつけないやり方のチタンブレードという方法を開発したそうです。 骨膜下インプラントの頃に使用していたコバルトクロム合金とは違い、チタンに折り曲げるなどの加工を施し、治療に用い易くしたそうです。このことはインプラントの普及に大きく貢献したそうです。 また、ベル・イングヴアール・ブローネマルク博士は、骨とチタンが結合するということを偶然発見したんだとか。その発見を医療に活かせないかと基礎実験や動物による実験を重ね、臨床に応用するまで至りました。 この原理と臨床での成績は世界に認められるようになり、インプラント治療は世界に広がることとなったそうです。 インプラントで用いられるフィクスチャー(人工歯根)は直接骨に埋め込む部品です。フィクスチャーが土台となるため、重要なパーツとされています。通常であれば一定の期間が経てば骨に固定され、被せ物を接続する次の段階に進むことになるのですが、固定されずにフィクスチャーが抜けることもあるんだとか。 また、骨の状態によっても固定できないケースもあるそうです。 フィクスチャーを埋め込む骨が硬い、または柔らかい、量が少ないなど、治療を受ける人の個人差により上手く植立・固定されない場合も。 骨が原因してインプラントが出来ない場合は、骨量を増やすなどの治療後に再び行うことになるようですが、このような失敗は医師の技量不足も関係しているんだそうです。

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大人むし歯の特徴

大人には大人の虫歯があります。その筆頭が、治療済みの歯に起こるもの。通 常の虫歯のように表面から虫食いになるとは限らないので、気づきにくい点がやっかいです。 大人は治療済みの歯に注意。 じつは大人の場合、虫歯になるリスクがもっとも高いのが、その治療済みの歯なのです。 虫歯は、口の中にいる虫歯菌がつくる酸によって、歯の表面 の工ナメル質が溶け出すことで起こります。大人の虫歯は、昔の虫歯治療で入れた詰め物や被せ物の境目から少しずつ進んでいくため、口を開けたときに目につきにくい部分から始まり、歯の中へ中へと進んでいきます。 これを二次カリエスといいますが、もしそれが神経を抜いてある歯であれば、どんなに進行しても痛みは感じません。しかも、虫歯になっても、詰め物や被せ物には変化がありません。こうした状況のために、気づいたときには、かなり深くまで虫歯が進行していることが多いのです。 虫歯治療の際、健康保険が利く範囲で使われるプラスチック(レジン)の詰め物や金属の被せ物は、残念ながら、一度入れても一生ものではありません。どれくらいもつかは、その人の口の中の状態や毎日のケアの仕方などによって違いますが、寿命があるのです。これら人工物が年月とともに傷んでくると歯との間にすき間ができ、そこから虫歯が発生しやすくなります。 歯と被せ物の収縮率の違いから、被せ物と歯の間にすき間ができ、そこから虫歯になる場合もあります。詰め物や、つらなった被せ物は、天然の歯に比べて、どうしても汚れがつきやすいという欠点があります。そのため、その周辺は健康な歯以上に、ていねいに掃除する必要があるのです。「治療が済んだから大丈夫」という油断は大敵! あなたの詰め物、被せ物の周辺は大丈夫ですか。 大人の歯科保健対策といえば歯周病、と受け取られがちですが、大人でも虫歯の発生は頻繁に見られます(*1)。大人の虫歯は、特徴で分けると3種類存在します。 第一に、子供と同様に歯の溝や、歯と歯の間、歯ぐきに接する部分などから発生する虫歯が挙げられます。 第二に、虫歯の治療に用いた歯の詰め物の裏側の虫歯(二次う蝕)が挙げられます。歯の詰め物と歯との間に隙間があると、細菌が進入してしまい、虫歯を発生させる可能性があるのです。 この虫歯は、もともと歯の治療がしてあるため、より歯の奥深くに進行することが多く、神経に達する虫歯の原因となります。治療した歯が駄目になる原因のひとつでもあります。また、歯の神経を抜いた歯の場合、虫歯の痛みが分からず、気がつくのが遅くなる傾向にあります。 第三に、歯周病により歯の根面が露出した部分に発生する虫歯(根面う蝕)が挙げられます。根面は、通常の歯の表面にあるエナメル質とは異なり、より硬度の低い象牙質により覆われています。歯を多く有する高齢者でしばしば発生します。 奥歯での発生は見つかりにくいため、気づくのが遅くなりがちです。全身的な活動能力の低下や薬物の服用により、唾液が減少した高齢者では、根面の虫歯が多発することがあります。

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歯を守る食事の取り方

極端に熱い・冷たいの差が激しいものを同時に口に入れるのは避けましょう。余りにも堅いものなど歯が欠けない様な工夫も必要です。金属製のフォークなどを噛まない事、つまようじ等の尖ったもので必要以上に歯と歯の隙間をこする事も避けましょう。歯の表面に付着するとなかなか落ちないものなども要注意です。また色素が沈着し易いものを摂取した際は、軽いうがいのあとでキチンと歯磨きを行ってください。 歯を守るという事は、すなわちアゴの筋肉を鍛えるという事も含まれています。柔らかいものばかりを摂取していると、アゴの筋肉も鍛えられない為、骨自体が弱くなっていく可能性があります。子供の成長で特に初期の発達段階においては、アゴを鍛える事が歯のかみ合わせや歯並びに大きな影響を与える事が知られています。また言葉の発音にも影響が大きいです。 1、規則正しい食生活 砂糖を含む食べ物や飲み物を、時間を決めずにだらだらと摂取する事は、口の中の汚れを助長し、虫歯の原因となるプラークの形成を促します。規則正しい食生活は、歯の健康を守る上で1番大切な事なのです。 2、よくかむ 歯の最も重要な役割は「噛む」ことにあります。噛む事は消化作用だけでなく、あごや歯周を丈夫にし、唾液の分泌を促して口の中を清潔にします。 3、固いもの、繊維の多いものを食べる 固い食べ物、繊維の多い食べ物をよくかんで食べることによって、歯と歯茎は丈夫になり、また、歯にたまったプラークや食べかすを自然に清掃してくれます。今月は虫歯予防月間にちなんで、『歯の健康と食生活』と題してお送りしてきました。みなさんいかがだったでしょうか?歯は一生のものです。将来、高齢になっても、いつまでも自分の歯で美味しいものを味わいたいものです。そのためにも、歯は大切にしたいものです。

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形成術で修復される

口唇裂や口唇・口蓋裂の子供さんは、それぞれ時期をみて形成術で修復されるわけですが、その後は安定期に入ります。その間の歯の発育は生後6ヶ月を過ぎた頃から下顎乳前歯が最初に生えはじめ、それ以後2歳半から3歳頃までに乳歯20本が生え揃って乳歯としての噛み合わせが完成します。 ここで先ず上下顎の正常な噛み合わせの概要について言えば、歯が萌出してくると上顎の歯が下顎の歯にかぶさる状態、つまりビンの口とふたの関係になっており、咬んだときに全部の歯が上下で正しく当たるのが基本です。 最近では口唇裂や口唇・口蓋裂の形成術の術式が大幅に改良されたことで、多くの場合、歯牙の萌出や噛み合わせに問題を残すことが大変少なくなりました。しかし、それでも顎骨の変形が元々大き過ぎる場合は手術ですべてを改善することは困難ですし、その後の顎骨の成長や、顎裂に伴う先天性の歯の異常などいろいろと改善すべき問題点が見えてきます。 口唇・口蓋裂の顎裂部は手術によって粘膜で閉じられていますが、その顎裂部に骨はないため成長と共に左右の顎骨が互いに寄ってきて、上顎全体の形がいびつになり上顎骨自体の前方への成長も遅れてくることがあります。この状態になると裂部を中心に上顎の歯が下顎の歯よりも内側に入ってきます。 これとは別に両側性口唇・口蓋裂の場合では、左右に骨欠損部があるため両側の顎骨が裂部にむかって寄って狭くなり側方クロバイトになりやすく、また、中間顎の左右幅が十分でない場合も多いことから、中切歯2本が正常に萌出しにくくなります。

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偏性嫌気性菌

歯茎にかくれた歯周ポケットの中のプラークは、歯周ポケットの壁(歯の根)にくっついているプラークと、歯周ポケットのなかにたまっているプラークに分けて考えることができます。くっついているプラークは鏡で見えるプラークとその組成が似ています。このプラークは歯肉溝液に含まれるミネラルを取り込み、歯石をつくります。 歯周ポケットのなかの見えないところにも歯石はできているのです。この歯石は目に見える歯石とちがって、毒素をたくさん含んでいます。歯の根の表面は、からだのなかのたえずつくりがわっている細胞に富んだ骨と同じ組織ですから、時間がたつと根の表面 にくっついた歯石は、根の表面と入り組んで成長します。歯茎の上のめに見える歯石は、じつは、それほど害はないのです。問題は、このかくれた歯石です。 歯の根にくっついていない歯周ポケットにたまっているほうのプラークは、ほとんどグラム陰性の、しかも酸素がないところでしか育たない菌です。そこには、らせん菌やスピロヘータという、活発に自分で動く細菌も含まれています。虫歯の細菌には虫のように動く細菌はいませんが、歯周ポケットのなかの細菌は虫のように動く細菌が多いのです。この歯周ポケットにたまったプラークが、歯周炎に直接かかわっています。 歯周炎の患者さんの歯茎の溝のなかにいる細菌は、歯肉炎だけの患者さんではあまり見つからない酸素の嫌いな細菌やスピロヘータが大勢を占めているのです。このうち、自分で動きまわる細菌は、炎症を起こしている歯肉のなかに直接入り込むこともあります。 プラークとひとまとめにしていますが、歯肉にかくれたプラークの毒性は歯肉の外の目に見えるプラークの、ざっと六〇倍にもなります。歯周炎の原因菌は、この歯周ポケットのなかのプラークなのです。

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咽頭期嚥下

医療面接は嚥下障害の発症時期、原因、部位およびその程度を推定するために極めて重要です。唾液の口腔内貯留や食塊の口腔内残留などの訴えからは舌の送り込み障害が疑われ、嚥下動作前の流れ込みは舌による食塊保持能力の低下や咽頭期嚥下の惹起不全が、咽頭部の停滞感では食道入口部の開大不全や喉頭挙上障害あるいは食塊に加わる嚥下圧の低下が推定されます。 また食事中のむせからは誤嚥が疑われ、かつ咳嗽反射は喪失していないことが推定されます。摂食中の鼻腔内逆流を訴える場合には鼻咽腔閉鎖不全や食道入口部の開大不全が疑われます。患者様によっても異なりますが、一般に嚥下口腔期の障害では固形物が、嚥下咽頭期の障害では液体が嚥下障害を起こしやすいとされ、嚥下しやすい食物や姿勢からは障害の部位が推定されると同時に障害に対する患者の適応能力を把握することができます。 体重の増減も必ず聴取するべき事項で、体重減少中の時期には、栄養摂取方法や摂取量を変えたり、疲労を伴う積極的な嚥下訓練は暫く控えることを考慮する必要があります。また肺炎の既往がある場合はいわゆる不顕性誤嚥も含め誤嚥(気管内侵入)の可能性が疑われます。 視診および触診は嚥下に関与する神経筋群の障害の程度や各器官の形態や運動能を評価するために行ないます。まず嚥下に関与する器官について形態異常の有無を一通り診査した後、口唇・頬部については柔軟性と運動能および知覚異常と流涎の有無、舌については運動能および知覚異常と攣縮の有無、顎運動の異常の有無、発声時の鼻腔からの呼気漏出の有無、軟口蓋の挙上運動と知覚、唾液分泌、咽頭部の知覚異常と嚥下反射の有無、頸部の可動性などを調べます。

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旧石器時代の歯周病

飼い主と同じものを与えたり甘いものが好きなペットは、歯の周りから血が出たり歯がグラグラになって、歯周病(歯槽膿漏)にかかっていることが少なくありません。動物でも火を通した繊維性の少ない、柔らかい食べ物ばかり食べるのが習慣になると、歯周病にかかるようになってきます。 人類と歯周病との付き合いは大変古く、旧石器時代の早期ネアンデルタール人(エーリングドルフ人)の顎の骨にも認められます。また最近では、猿人(オーストラロピテクス・アフリカーヌス)の骨にも歯周病が見つかりました。猿と猿人の違いは、直立歩行と火の使用ともいわれますが、まさしく火を使うようになって以来、人類は歯周病に悩まされ続けているといえるでしょう。 古代エジプト時代になると、歯周病はかなり一般的な病気となったようです。たとえば古代エジプトのメレンブター王(紀元前十三世紀)のミイラのX線写真をみると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてなくなり歯が抜けてしまった状態や、歯がグラグラになっている状態が認められます。この王様は歯周病で歯を失ったと考えられ、きっと歯周病に悩まされていたことでしょう。 いろいろな古代人の歯周病の状態を比較すると、身分の高い人ほど病状がひどいことから、食べ物に恵まれ、美食をしていた人ほど歯周病にかかっていたと考えられます。つまり歯周病は食習慣に影響されていたのです。一方、むし歯は、とくに砂糖の消費量と密接な関係にあります。むし歯の原因となる砂糖の入った食べ物の乏しかった旧石器時代はもちろん、古代エジプト時代でもむし歯はまれであったといわれています。

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舌接触補助床

舌の動きが悪くなっている患者さんに装着し,舌を口蓋に接触しやすくすることでしゃべったり飲み込んだりする機能を回復します。脳卒中や神経疾患にも適用可能です。上あごに装着して厚みをもたせ、短くなった舌先が上あごに接触しやすくする装置です。舌が上あごに着くことで、発音の改善も期待できます。記事中の女性のように、舌を大きく切ってしまった場合は、 下あごにも舌の代わりのプレートを入れることで、食べ物を のどの方に送りやすくなります。 脳卒中などによる舌の運動障害がある場合にも使われます。 使用を続けることで、舌の動きが良くなることもあるようです。舌接触補助床を入れた様子です。 上あごの壁が厚くなっているのがよく分かります。 切除や運動障害を原因とした著しい舌の機能低下により舌と硬・軟口蓋の接触が得られない患者に対して用いる「上顎義歯の口蓋部を肥厚させた形態の装置」、または「口蓋部分を覆う装置」。上顎に歯の欠損がある義歯装着者に対しては、義歯の床を舌機能低下に応じて肥厚させて作製し、上顎に歯の欠損がない患者に対しては、口蓋部分を被覆する床を舌機能低下に応じて肥厚させて作製する。 口蓋の形態を変えることで舌の機能低下を補い、摂食・嚥下障害や構音障害の改善を促す。摂食・嚥下障害に対する効果としては、頭頸部癌術後患者において PAP を装着することにより、食塊の送り込みを容易にする効果や、嚥下効率の改善に効果があることが文献的に示され、VF 所見として、食塊の口腔通過時間の短縮や咽頭通過時間の短縮が報告されている。また、舌と PAP の接触が得られることにより、舌運動を賦活化させ、アンカー機能により舌根後方運動が増強されることも報告されている。

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