カテゴリ
-
最近の投稿
アーカイブ
- 2018 年十月
- 2018 年九月
- 2018 年八月
- 2018 年七月
- 2018 年四月
- 2018 年三月
- 2018 年二月
- 2018 年一月
- 2017 年八月
- 2016 年九月
- 2016 年八月
- 2016 年四月
- 2015 年十一月
- 2015 年十月
- 2015 年九月
- 2015 年八月
- 2015 年七月
- 2015 年六月
- 2015 年五月
- 2015 年四月
- 2015 年三月
- 2015 年二月
- 2015 年一月
- 2014 年十二月
- 2014 年十一月
- 2013 年六月
- 2013 年五月
- 2013 年四月
- 2013 年三月
- 2013 年二月
- 2013 年一月
- 2012 年十二月
- 2012 年十一月
- 2012 年十月
- 2012 年九月
- 2012 年八月
- 2012 年七月
- 2012 年六月
- 2012 年五月
- 2012 年四月
- 2012 年三月
- 2012 年二月
- 2012 年一月
- 2011 年十二月
links
タグ
ledライト 歯科用 led光重合器 led照射器 オートクレーブ コントラアングル スキンアナライザー スケーラー ハンドピース ホワイトニング ホワイトニング装置 光重合 光重合器 双眼 ルーペ 口腔内カメラ 嗽水 増速コントラ 根管治療 根管長測定 歯の矯正 歯科x線 歯科 ルーペ 歯科ハンドピース 歯科バー 歯科レントゲン 歯科医療機器 歯科口腔内カメラ 歯科器具 歯科材料 歯科機器 歯科機器 通販 歯科用 歯科用バー 歯科用ルーペ 歯科用双眼ルーペ 歯科用品 歯科用拡大鏡 歯科通販 歯科重合用光照射器 超音波クリーナー 超音波スケーラー 超音波洗浄器 超音波洗浄機 重合器 高圧蒸気滅菌器 高速ハンドピース
标签归档:口腔内カメラ
硫化水素は口臭の原因となる物質のひとつです
硫化水素は口臭の原因物質の一つ。揮発性硫黄化合物に属されます。この硫化水素は毒性が強く、臭いは卵の腐ったような硫黄のような独特で鼻につく強い刺激臭がします。唾液内に含まれるタンパク質やお口内の腔粘から剥がれ落ちた上皮細胞が細菌によって還元されて、この硫化水素を生成させています。また舌苔も関係があります。口腔内カメラでよく検査しましょう。 硫黄が嫌気性細菌によって還元されて硫化水素が発生する仕組みになっています。硫化水素の臭いは、硫黄特有の、卵の腐ったような特徴的な強い刺激臭であると言われています。硫化水素は毒性が強く、ヒトの口臭の中に含まれる硫化水素の量は0.3PPMくらいだと言われていますが、硫化水素の致死量は300PPMくらいなので、単純に計算すると1000人の口臭で死んでしまう計算になります。そのくらい、硫化水素は毒性があるのです。超音波スケーラーは大切です。 また、0.3PPMなら大丈夫というわけではありません。少しの量でも、硫化水素を長い時間吸い込むことによって、体への悪影響はあります。また、硫化水素は発がん性があると言われている物質のひとつです。このように、硫化水素は、悪臭を放つだけではなく、体に影響のある、とても恐い、物質なのです。 では、この恐い物質、硫化水素は、どのようにして作られてるのでしょう?口の腔粘から剥がれ落ちた上皮細胞や、唾液中のタンパク質が細菌によって代謝され、硫化水素を作り出しています。 また、日本人は、分解してくれる酵素の量が少ないので、少量のアルコールでも、口臭の原因になってしまうことを理解しておきましょう。 このように、アルコールによる臭いの物質のアセトアルデヒドは、しつこい臭いの物質です。お酒が弱い人や、体調の悪い人は、臭いの発生がひどくなる場合があるので、気をつけましょう。 また、お酒を飲むと、自分の口臭や体臭を察知する、臭いの感覚が麻痺します。アセトアルデヒドが発生するから、飲むのはやめましょうとは言いませんが、アルコールによる体臭や、口臭が発生することは覚えておいてください。ですので、歯周病原因の歯石・歯垢などずっと放置しているとこの硫化水素が増えて口臭発生の原因になるのです。また健康面にも影響を及ぼす恐れもあります。 口の中は今の健康状態を教えてくれる大切な場所です。歯磨きをしないと口臭の原因になることは誰でも知っているところですが、口臭の成分が硫化水素であったり、それが深刻な病気に発展する可能性があることはあまりご存知ないと思うので、この機会に自分の口腔内を汚れ度をチェックしてみてほしいと思います。
お母さんから虫歯菌が移る
赤ちゃんは、無菌的な状態で生まれてきます。生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中を調べて見ると、虫歯菌はひとつもありません。では、どうして虫歯になってしまうのでしょう?口腔内カメラでよく検査しましょう。 それは、特に生後19ヶ月〜36(31)ヶ月の間( window of infectivity と呼ばれています )に、何かの機会に家族の誰か(主に、母親)から、赤ちゃんのお口の中に虫歯菌が感染してしまうからです。犬や猫などのペットからの感染も報告されています。 どうしたら、感染させずにすむのでしょうか? 残念なことに、現在は、まだ完全なる虫歯のワクチンは開発されていませんので、お母さんや、家族の方のお口の中の虫歯菌の数を減らすことから努力しましょう。母乳を与える時は、まず、手洗いして、乳首の回りを消毒してから、与えると思います。同じように、赤ちゃんと接する時は、良く歯磨きして、お口の中もきれいにしてから接してあげて下さい。当然、口で砕いて柔らかくした物を与えたり、食べ物を冷やすために母親のスプーンでフーフーしたりは、やらない方が良いです。 虫歯菌のまったくいない子どもに虫歯菌をうつす経路は次のようなことが考えられます.可愛い赤ちゃんを見ていると、思わずキスしてしまいたくなります。これは口から口への虫歯菌の感染の原因になります。食事の際のスプーンやコップなど、大人が利用した食器などを共有した際に間接的に虫歯菌に感染する原因となります。超音波スケーラーで清潔を守ることは大事です。 熱い食べ物などを親が温度などを口で確かめたり、硬い食べ物を、親が柔らかく噛み砕いてから食べさせたりすることも、虫歯菌が感染する原因となります。それでは、ミュータンス菌の母子感染を防ぐにはどうしたらいいでしょうか?まずは、お母さんの口の中のミュータンス菌を減らすようにします。そして、ミュータンス菌に感染する時期を遅らせれば、遅らせるほど感染しにくくなるといえます。ミュータンス菌を感染させず、そして感染する時期をなるべく遅らせることが子どもの虫歯を予防することになります。 それでは、お母さんの口の中のミュータンス菌を減らすにはどうしたらいいのでしょうか?実はそれは、虫歯予防の基本、原点でもあります。 気にしすぎてスキンシップが減ってしまい、愛情不足になってしまう方が心配ですから、ご両親が常に口の中を清潔にして赤ちゃんと接するようにして下さい。軽いキス程度でしたらそこまで心配しなくても大丈夫ですよ。 虫歯菌の侵入を防ぐことも大切ですが、歯磨きなどのケアも大切です。歯が生えてきてから歯磨きをしてあげようとしても嫌がってしまう赤ちゃんも多いですから、小さいうちから歯ブラシに慣れておくとよいでしょう。お母さんとの遊びの中に歯ブラシ遊びを取り入れ、たまに口の中を刺激してあげると違和感を感じずに歯ブラシをすることができるようになります。その際にはあくまでも痛みを感じない柔らかな歯ブラシで危険のないように口に入れてあげてくださいね
舌は健康状態を示すバロメーターといわれる
舌の表面には細長い形をした糸状乳頭と呼ぶ組織がある。この表面に口の中で繁殖した細菌が付着したものが舌苔だ。歯のあたる部分や裏側にはできない。普通に食事をとっていればこすれて適度にはがれるが、年をとると唾液(だえき)の分泌量も減りできやすくなる。舌は健康状態を示すバロメーターといわれる。歯科x線は大人気です。体調が悪いと表面に白い舌苔(ぜったい)がべっとりこびりつき、口臭の原因にもなる。舌磨きの専用ブラシなども市販されているが、使いかたを誤ると傷つけてしまい、味覚障害を引き起こすので気をつけたい。 歯磨きなどを怠って口の中を不衛生にしておくと、できやすくなると思っている人は少なくないが、健康な人でもうっすらと白い舌苔が付着しているもの。逆に舌苔が全くなくピンク色できれいに見えるつるつるした状態は、体調が崩れた場合に起きやすい。舌がぴりぴり感じることになる。舌苔を除去するには、パイナップルを使うと良いと聞いたことがあります。高齢者の方にパイナップルを使う人もいます。しかし、高齢者の方はもともと唾液が少ないのでパイナップルを使うのは禁忌なんですね。 液の量が多くて、さらに舌の動きがしっかりとしていれば舌苔を緩和することができます。確かにパイナップルはたんぱく質を溶解する作用がありますが、舌の糸状乳頭の角化部分だけでなく、正常な粘膜部分も溶かしてしまうこともあります。 しがたがって、高齢者の方に舌苔などの口腔ケアを行うのはあまり正しいことではありません。やはり、舌苔を除去するなら歯ブラシや指で軽い力を加えながら清掃したほうがいいかもしれません。 逆に強い力を使ってゴシゴシと磨くと、舌の乳頭を傷付け、舌苔がよりつきやすくなりますのでご注意くださいね。 舌苔をしっかり取り除くことを推奨して、舌の表面を強くこすって除去する方法が口コミ・レビューサイトなどで紹介されています。 しかし、舌苔の発生原因を考えれば、そのような強制的な除去方法は行うべきではありません。舌苔を取り除く場合は正しいやり方で舌ケアを心がけましょう。 確かに舌苔は細菌の塊ですから、理論的にも体に入れないほうがよいのでしょう。 口臭治療の先進国アメリカでも、口臭治療の主流として舌みがきが推奨されているそうです。郷ひろみさんは長い米国暮らしでその影響を受けたのでしょうか。こうしてはるか昔から舌苔除去の記録があるということは、当時の人も、舌苔は「臭う」「くさい」というのをよく知っており、いろいろと苦労していたようですね。舌苔は、人類の長い歴史の中の人間の共通の ”悩み” であるのです。口腔内カメラでよく検査しましょう。
口角炎の原因
口角炎の原因には、どのようなものがあるのでしょうか。口角炎とは、上下の唇の境目あたりが切れてしまって、血が出てきたり、口を開けるたびに痛くなるという症状です。 そういえばそんな症状になったことがあるという方は、意外に多いのではないでしょうか?口腔内カメラでよく検査しましょう。 そんな口角炎の原因には、様々なものがあります。まず、カンジダやヘルペスウイルスなどの細菌による感染があるといわれています。また、よだれが多い人や、唇をなめる癖がある人も、感染しやすいといわれています。さらに、ビタミンB2、B6の不足や貧血なども原因になるとされています。口角炎は、原因をある程度特定できれば、治療法も限られてきて治療しやすいのですが、口角炎には様々な要素が絡み合っているため、なかなか治りづらいというのが実際のところです。 時々しかならないという方は一般的な治療法で十分ですが、度々かかるという方は、皮膚科や耳鼻科に相談してみることをおすすめします。超音波スケーラーは大人気です。 カンジダが原因の場合、カンジダが口角に増殖することで起こり、白い苔のようなものが付着したり、ただれがあります。細菌では、ブドウ球菌や連鎖状球菌の感染によるものがほとんどで、黄色のかさぶたができたります。ウィルスは、ヘルペスウィルスによるもので、一般的には子供に多く、ヘルペス性口内炎が起きてから口角炎が起こります。大人の場合は、口角炎だけが起こるようです。ビタミン不足は、口角炎だけでなく、口内炎の原因ともされていますが、特に、ビタミンB2の欠乏が口角炎の原因とされています。乳幼児では、よだれが多いことが原因で口角炎になることがあります。また、唇を舐める癖がある人は、口角が常に湿った状態になるので、口角炎になりやすくなります。 口角炎とヘルペスの見分け方としては疾患ができる部位、口角炎なら唇の端、ヘルペスは唇の端以外の場所にも発症します。あとは水ぶくれができているのか、単に切れて炎症を起こしているのかなどで大まかに判断することは可能ですが、口角炎もときに水ぶくれを起こします。 口唇の端に炎症がおきた場合はいずれにせよ皮膚科で診てもらう方が良いといえるでしょう。 ビタミンの補給には、ビタミン剤も有効でしょう。エスエス製薬のマルチビタミンゴールドAは、11種類のビタミンに加えてカルシウム、マグネシウム、鉄分配合の総合ビタミン剤です。
口角炎の原因と症状について
口角炎は、くちびるの両端が赤くはれた状態になり、ただれてしまう病気です。くちびるの両端が赤くはれた症状ができ、ただれやかさぶたになったり、なかには深い亀裂の症状があらわれたりします。口腔内カメラでよく検査しましょう。 口角炎は起こる原因には、ドライマウス、アトピー性皮膚炎、貧血、糖尿病、ビタミン欠乏、免疫不全、ステロイド薬または、抗菌薬の長期の投与、などがありますが、微生物による感染症主な原因です。 口唇炎をともなっている口角炎の場合は、ビタミンB2の不足が考えられます。高熱をともなった病気や、貧血症状など全身におこる病気などからおこることがあります。 口角炎の診断には、細菌検査が基本で、検査の結果から適切な薬剤を選ぶことが重要になります。口角炎の症状をおこしてしまうような全身的な病気がないか検査することも大切です。 口の運動、変形の回数が多い口角なので、この疾患に陥ると、なかなか不便で、つらいものです。毎日毎日使うのが口です。しゃべらず、食べず、なんて人はいないと思うので・・・。息をするだけでも口を使いますし。(余談ですが、口が普段開いている人というのは鼻より口で息を吸っている頻度が高いからだそうです。) それくらい重要で毎日使う口ですから、口を動かすと、引き裂くような痛みが生じるので開口障害が起きます。つまり、口を開けたくないという守りに入る症状が起きる事になります。歯科x線はとても大事です。 口角炎の症状は、至って分かりやすいものです。 例えば、上下の唇の境目あたりが切れてしまって血が出てきたり、口を開けるたびに痛くなるというような症状です。 あるいは、赤い発疹のようなものができたり、かさぶたができたりすることもあるようです。 人によって口角炎の症状は異なりますが、いずれにしても、口のまわりの不快感や違和感を感じる症状といえます。 上下の唇の境目あたりといっても、普段はそれほど意識する場所ではないと思いますが、一度痛くなったり、血が出たりすると、かなり気になるものですよね。 特に女性の場合は、リップメイクのポイントにもなるところですから、鏡を見るたびにガックリしてしまう方もいるかもしれません。 口角炎の治療は、早ければ早いほど治療も簡単ですし、早く治りますので、口角炎の症状に気づいたら、まず皮膚科や耳鼻科に行かれることをおすすめします。 原因を見極めた上で、軟膏を塗ったり、ビタミン剤やサプリメントを飲んだりして、適切な対処をすると良いでしょう。 口角炎は口内炎と同様に、ものを食べたり、話したりする刺激で痛みを伴い大変辛いです。口角炎に気付いたら悪化させる前に早めの治療をしましょう。 また口角炎にならないように予防するのも大切です。レバーや牛乳、果物や緑黄色野菜などの食べ物からビタミンをしっかり取り、うがいをするなど清潔に保ちましょう。疲労やストレスで抵抗力が落ちている場合も口角炎や口内炎を発症しやすいです。早めの睡眠を心がけ規則正しい生活習慣を身につけることも治療・予防につながります。
アフタ性口内炎 Stomatitis Aphthosa
口腔粘膜(こうくうねんまく)に、円形あるいは楕円形(だえんけい)の浅い潰瘍(かいよう)(アフタ(コラム「アフタと潰瘍」))ができるもので、1個の場合もあれば、多数できる場合もあります。 潰瘍のふちが周囲の粘膜よりも赤く、ものが触れたりすると強く痛みます。このアフタが再発をくり返す場合を、再発性アフタといい、7~10日ぐらいであとを残さず治りますが、また再発します。 年に数回から月に一度程度の頻度で再発することもあります。くちびるや頬(ほお)の内側の粘膜、舌、歯ぐきによくおこります。アフタ性潰瘍は舌、口唇、歯肉、頬粘膜に好発し、硬口蓋、赤唇部には少ないです。 すなわち、角化層の明瞭な部位には発生が少ない傾向がみられます。興味あることは喫煙者にはアフタの発生が少ないとする報告があります。超音波スケーラーは大切です。 これはアフタの発生部位が角化層のない所に好発することより、喫煙による口腔粘膜の角化促進に関係があると考えられています。 発生は単発性または多発性ですが、1〜3個程度と少ないことが多いです。 初期、違和感〜軽度疼痛を伴う小赤斑をもって始まり、完成したアフタは3〜5mm程度の類円形の浅い潰瘍で、周辺に紅暈を認めます。通常1〜2週間程度の経過で、治癒後に瘢痕形成はありません。また、全身症状もほとんどありません。しばしばある期間をおいて再発しますが、再発部は必ずしも同一とは限りません。 口腔内カメラでよく検査しましょう。 アフタ性口内炎とベーチェット病による口内炎の症状や見た目はほぼ同じであり、自分で判断することはできません。口内炎を繰り返し起こす場合などは、注意が必要です。アフタ性口内炎にならないためにも、予防は大切です。口の中を清潔に保ち、傷をつけないように注意しましょう。入れ歯や矯正器具が口腔内粘膜に接触するなどの場合は、行きつけの歯科に相談し、改善してもらいます。ストレスや疲れをためないように、また、夜更かしなどは避け、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの取れた食事を摂るようにしましょう。 中高年の男性には「白板症」による口内炎、中高年の女性には「扁平苔癬」による口内炎と類似の変化がよくみられます。白板症では舌などに板状の、痛みはないが、ざらざらした、白っぽいものができます。 舌癌や口腔底癌の前癌状態で見られる白斑と白板は擦っただけでは取れませんが、舌の白苔は擦って取れるので区別出来ます。喫煙が関係していることがあり、がん化の恐れがあり、病理組織検査のために試験切除することもあります。扁平苔癬は、ほおなどにでき、ただれて、しみますが、治療となると難しいことになります。口内炎には、失明の危険性などもあるベーチェット病や白血病など全身のやっかいな病気が隠れている場合もあり、注意が必要です。
歯の根が割れる
歯の噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや強く噛むクセがあったりすると、口内に様々なトラブルが発生します。噛み合わせが悪いと、歯が欠けたり割れたりする原因となり、時には身体全体に影響を及ぼすこともあります。深刻な症状が出る前に、日頃から口内ケアを心がけましょう。 骨が折れると「骨折」と言いますが、歯の場合は「破折(はせつ)」と呼びます。口の中で普段目にしている白い部分(歯冠部)が割れたりかけたりすることを歯冠破折(しかんはせつ)と呼び、歯茎の中にある歯の根っこの部分(歯根)が割れたりかけたりすることを歯根破折(しこんはせつ)と呼んでいます。 歯根破折は、口腔内カメラで検査すると、ほとんどがそれまでに神経を取り除いたりした治療が行なわれた歯に起こります。神経を取り除いていない生きている歯には、ごくたまに起こる程度で次のような症状がよく見られます。 考えられる原因 (1)何かにぶつかって前歯が折れてしまった(前に倒れて地面にぶつかった等) (2)堅いものを噛んで前歯が折れてしまった(割れてしまった) (3)歯周病が原因による場合 歯周病とは、歯の周辺から歯の根っこまでバイ菌が入り込み、そのバイ菌が歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。歯科x線は必要です。歯を支える骨を溶かすことにより、歯肉が腫れたり、出血したり、歯がグラグラしてほんの少しの咬む力で前歯が折れてしまうことがあります。 (4)親知らずが原因 親知らずを抜かずに放置している場合にもこのような症状が起こります。 親知らずは生えてくるスペースがないと、すぐ横の歯を無理に押して出てくることがあります。その親知らずが健全な歯並びを悪くし、かみ合わせを悪くします。 また、親知らずが斜めや真横に傾いて生えている場合は、かなり強い力で横の歯を押してきます。そのことによってドミノ倒しのように健全な歯並びを乱し、少しの咬む力で前歯が折れてしまうことがあります。 歯の噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや強く噛むクセがあったりすると、口内に様々なトラブルが発生します。噛み合わせが悪いと、歯が欠けたり割れたりする原因となり、時には身体全体に影響を及ぼすこともあります。深刻な症状が出る前に、日頃から口内ケアを心がけましょう。 歯の根元が折れてしまった場合は、基本的には抜歯することになります。放置すると、割れた隙間から細菌が入り込んでしまったり、アゴの骨がなくなって治療が困難となってしまったりします。症状を悪化させて後悔しないためにも、早めの治療が肝心。 歯が口の外に脱落した場合は、歯を持って歯科を受診する前に次の事を守ってください。なぜならば、 歯根の表面には歯根膜というとても大事な組織があり、この状態の良否が結果を左右するからです。
歯科の定期健診について
「歯医者さん」あなたはお好きですか?。実はあんまりお好きでないという方が多いはず。まして何の自覚症状もないのに「検診」(口腔内カメラ)にいくなどもってのほかと思っていらっしやる方が大半でしょう。どの様な疾患でも早期発見・早期治療が患者さん、術者の双方にとって技術・時間的にそして経済的にも負担が少ないことは常識です。現代は長寿社会といわれ、このこと自体は喜ばしいことですがそれも五体健全であってこそ。歯がしっかりしていて美味しく食事が味わえるということは人人生の喜びであると同時に全身の健康にもおおいに関係してくることなのです。 メインテナンスは、治療によって得られた口腔の健康を持続させ、再発を防止することを目的としています。虫歯や歯周病を発症する前の潜伏期または、ごく初期の病気のうにに発見し、予防処置を行います。これにより、自分の歯を生涯健康に保つ可能性が高くなります。また、口腔内の健康から全身の健康の維持増進につながるようなメインテナンスに心掛けています。 歯科x線で清潔を守ることは大事です。 定期検診では、まず問診によって患者様の現在の状態や主訴などを伺った後、口腔内診査を行います。口腔内診査では、ミラーなどを使って虫歯やその他の異常が無いか、視覚的にチェックします。 視覚的なチェックが済みましたら、次はお口の中全体のレントゲン写真と口腔内写真を撮影します。(20歳未満の方はレントゲンは撮影しません)視覚的にチェックできるのはあくまでも見えている表面だけですので、詰め物やかぶせ物の中や、歯の根っこの状態などを見るためにはレントゲン写真の撮影は不可欠です。(当医院はデジタルX線を使用しておりますので、放射線被曝は通常のレントゲンの1/10程度です) お口の中の状態を確認できましたら、お口の中の状態と患者様のご希望にそって、治療やお掃除を開始します。一回の診療だけでは終わらない場合は、ご予約をお取り頂いて次回ご来院時に続きを行います。 お痛みが出てから急患でご来院頂く方は、毎週の通院でも治療終了まで1ヶ月以上かかる方もたくさんいらっしゃいます。何年も歯科医院に通院していない方ですと、半年以上も通わなければならないということもあります。定期的に検診をお受けになっている方の多くは、1〜2回のご来院で終了になりますので、結果的に検診を受けている方の方が、トータルの通院日数は圧倒的に少なくて済みます。 「虫歯や歯周病の原因となるのは細菌。その細菌の固まりである強固な歯垢や歯石は、普段の手入れだけでは取りきれない」と、ウチヤマ歯科医院(埼玉県所沢市)の内山茂院長は話す。特に歯と歯の間や歯の裏は磨きにくいため、歯垢がたまりやすい。 PMTCは、主に歯科衛生士が、虫歯の有無や磨き残しをチェックしながら、歯磨きだけでは取りきれない歯垢や、茶渋などによる歯の汚れを取り除いていく。 実際のPMTCの処置は1.歯垢や歯石の付着状態をチェック、2.歯の裏や歯と歯茎の間に付いた歯石の除去、3.歯を強くするフッ化物を含んだ研磨剤で歯ブラシが届きにくい歯を磨く、4.歯の表面やかみ合わせ部分を研磨剤で磨く、5.歯と歯茎の間に入り込んだ研磨剤や歯垢を殺菌剤入の溶液で洗浄、6.歯の表面にフッ素を塗る――といった手順を踏む。 歯の定期検診「PMTC」の流れ 1.歯垢や歯石の付着状態をチェック 2.歯の裏や歯と歯茎の間に付いている 歯石を取る 3.歯ブラシが届きにくい歯間部を フッ化物入りの研磨剤で磨く 4.表面のデコボコをなくし、 歯垢や着色物をつきにくくするため、 歯の表面やかみ合わせ部分を磨く 5.歯と歯茎の間に入り込んだ研磨剤や歯垢を 酸性水や殺菌剤入りの溶液で洗浄 6.歯を強くする効果があるフッ素を 歯の表面に塗る
漢方を利用して口臭や体質を改善
漢方の力で胃熱を抑えたり唾液の分泌を多くして口臭を抑えることができる。注意すべきは独断で使わないということ。また漢方は舌についた舌苔という白い汚れも落とすことができる。漢方は胃弱だったり下痢や軟便を繰り返す体質の人を改善することもできる。漢方は口やのどの渇きを治療することもできます。漢方(歯科材料)はうがいにも使え口の中を消毒できます。 漢方は強力過ぎる薬品と違い悪玉菌だけを消してくれるので口臭を消すのに役立ちます。漢方薬の費用ですが大体1月で10000円〜ぐらいになるそうです。漢方薬単品では二千円や三千円なんですがトータル的に平均すると一万円以上になるそうです。 胃がむかつくとか、胃が疲れている、胃弱だ、肌が荒れている、風邪気味、食欲がないなど、漢方は治すことができます。湿気が多いと体調が悪くなるそうです。特に梅雨の時期なんかそうです。口腔内カメラでよく検査しましょう。 漢方は体の外に湿気を出してくれるそうです。 甘い物・味の濃い物・脂っこい物・香辛料などを過食したり、お酒の飲み過ぎや食べ過ぎは、胃に熱を加える事になります。またストレスなど、間接的に胃に熱を加える要因もあります。この胃の熱を冷ますと、だいたいの口臭は取り除けますが、食生活や生活習慣も見直さなければなりません。 逆に、このような口臭は、ご自分の努力次第で簡単に治すことが出来ます。ただ、根本にある体質を考慮せず安易に胃の熱を冷ますと、下痢を起こしてますます口臭を悪化させる事がありますので、漢方を熟知していない者が判断するのは良くありません。 誤った漢方薬の使用で、簡単に治せていた口臭をこじらせてしまう症例もよく見かけます。また、口臭の匂い(ウンコ臭、イオウ臭や腐敗臭、生臭い匂いなど)によっても、体質や治し方が異なります。口臭の治療も体質によっては、非常に難しい場合があります。特に幼い頃からずっと継続して口臭が有る方は、難しい場合が少なくありません。また、口臭に加えて鼻臭もある場合は、膿栓の可能性もあります。 口臭にはいろいろ原因がありますが、その原因によっては漢方薬で治すこともできます。ケミカルなものが苦手な方なら、漢方薬なら多少、安心なのではないでしょうか。匂いのきつい食べ物を食べたときの口臭は一時的なものですし、ストレスとか神経的なものも生活リズムを改善したりすれば、口臭にも効果が出てくるでしょう。 しかし、病気が原因の口臭だと、自分でどうにかできるものではありません。例えば歯の疾患で起こる口臭なら、歯医者に行かなければなりませんし、口や喉、鼻、気管支や肺、食道や胃なら相応の科へかからなければなりません。 漢方薬は、生薬を主体に使用していますので副作用がないと一般的には考えられています。事実、めったに副作用は起こらないものですが、処方によっては、まれに副作用のような下痢・嘔吐・むかつきなどがある場合があります。 また、漢方には上記の副作用と似ていて、実は副作用ではないという反応があります。これは瞑眩(メンゲン)といい治療中に漢方薬の効果があがり、治癒していく前の一時的な不快症状で、その後完全に回復します。 いったい副作用であるか、瞑眩(メンゲン)であるかという判断は普通は難しいと思います。
味覚障害が起こる抗がん剤の種類や時期はさまざま
義歯を入れてから食べ物の味が変わったとか、食事が美味しくないという訴えは昔からありました。普段、人々が味という場合には、味蕾(みらい:味を感じる細胞)で感じる甘い、辛い、しょっぱい、苦い、酸っぱいといった味覚だけではなく、匂い、温度、口ざわり、歯ざわり、歯ごたえ、形状、大きさなどの総合的な判断をしています。口腔内カメラでよく検査しましょう。したがって、部分義歯や総義歯を口に入れることによって、それらの総合的情報がいかに伝わりにくくなったかが問われるわけですが、味蕾味覚に関する生理的な研究はあっても、残念ながら義歯を入れている人の科学的、総合的な研究は少ないようです。 亜鉛はいくつかの酵素の働きに不可欠な元素です.亜鉛の必要量はごくわずかですが,不足すると味覚障害や嗅覚障害が生じます味覚障害は人口の高齢化,亜鉛キレート作用(ミネラルを包み込む作用)の強いポリリン酸やフィチン酸が繁用されている加工食品への増加,偏食,ダイエットなどによって増加しています。 最も多い原因は薬剤性と食事性の亜鉛欠乏症です.ほかに原因不明の特発性味覚障害,内科的な全身疾患が原因と思われる味覚障害などがあります.。薬剤性亜鉛代謝障害では微量にしかない亜鉛が薬物の「キレート作用」により体外へ捨てられるのために亜鉛欠乏症が生じます。 特に高齢者では亜鉛キレート作用を持つ薬剤(降圧薬,脳循環改善薬,抗腫瘍薬,抗うつ薬など)による亜鉛欠乏症に気をつける必要があります。舌炎や口内乾燥,糖尿病,肝疾患,腎疾患,消化器疾患,胃切除手術後の貧血なども味覚障害の原因となります。味覚障害の原因は明らかになっていないが、次のような要因によって起こると考えられている。 まず、舌や上あごに分布する味蕾という味を感知するセンサーや味蕾に分布する神経が抗がん剤によりダメージを受けると、味覚に異常が起こる。 また、味は唾液を介して感じるため、唾液腺がダメージを受け、唾液が減ると感度が低下する。さらに考えられる要因としては、抗がん剤によって亜あ えん鉛の吸収が妨さまたげられ、亜鉛不足になることだという。 「亜鉛は味蕾の再生を促すといわれています。亜鉛が不足すると抗がん剤でダメージを受けた味蕾の再生が遅くなり、味覚障害が起こりやすくなるというわけです。亜鉛はサプリメントで摂取するのも1つの方法です。超音波スケーラーで口腔内の清潔を守ることは大事です。ちなみに経験的なことですが、抗がん剤治療中に亜鉛製剤や亜鉛サプリメントを飲むと、食欲が増す患者さんもおられます」免疫力を高める:亜鉛は免疫反応を活性化させ、不足すると感染症などにかかりやすくなります。また活性酸素を除去する酵素を助けます。 環境汚染などによる有害重金属(鉛や水銀など)の毒性を弱めてくれます。亜鉛不足で女性ホルモンの働きが低下し、月経周期の乱れ、卵子の発育など妊娠機能にも作用します。また男性の場合も、前立腺に多く存在する亜鉛は、活発な精子づくりを促します。 他にも、コレステロールの沈着を低下する、アルコールの分解酵素に関わり悪酔いを防止する、糖質の代謝、インスリンの合成などにも関係しています。