カテゴリ
-
最近の投稿
アーカイブ
- 2018 年十月
- 2018 年九月
- 2018 年八月
- 2018 年七月
- 2018 年四月
- 2018 年三月
- 2018 年二月
- 2018 年一月
- 2017 年八月
- 2016 年九月
- 2016 年八月
- 2016 年四月
- 2015 年十一月
- 2015 年十月
- 2015 年九月
- 2015 年八月
- 2015 年七月
- 2015 年六月
- 2015 年五月
- 2015 年四月
- 2015 年三月
- 2015 年二月
- 2015 年一月
- 2014 年十二月
- 2014 年十一月
- 2013 年六月
- 2013 年五月
- 2013 年四月
- 2013 年三月
- 2013 年二月
- 2013 年一月
- 2012 年十二月
- 2012 年十一月
- 2012 年十月
- 2012 年九月
- 2012 年八月
- 2012 年七月
- 2012 年六月
- 2012 年五月
- 2012 年四月
- 2012 年三月
- 2012 年二月
- 2012 年一月
- 2011 年十二月
links
タグ
ledライト 歯科用 led光重合器 led照射器 オートクレーブ コントラアングル スキンアナライザー スケーラー ハンドピース ホワイトニング ホワイトニング装置 光重合 光重合器 双眼 ルーペ 口腔内カメラ 嗽水 増速コントラ 根管治療 根管長測定 歯の矯正 歯科x線 歯科 ルーペ 歯科ハンドピース 歯科バー 歯科レントゲン 歯科医療機器 歯科口腔内カメラ 歯科器具 歯科材料 歯科機器 歯科機器 通販 歯科用 歯科用バー 歯科用ルーペ 歯科用双眼ルーペ 歯科用品 歯科用拡大鏡 歯科通販 歯科重合用光照射器 超音波クリーナー 超音波スケーラー 超音波洗浄器 超音波洗浄機 重合器 高圧蒸気滅菌器 高速ハンドピース
标签归档:歯科材料
フッ素って本当に歯にいいのですか
「歯磨きに使う量以上の量」=毒 ということですが、なんでも口に入れてしまう1〜2歳の子ども、歯磨きの後に吐き出すということが難しい年齢の子どもには、規定量を守ることは、難しいことではないでしょうか?ましては、子どもの歯磨き粉(歯科材料)には、子どもが「おいし〜〜〜」と思えるように、イチゴ味だのバブルガム味だの色んな味が添加してあるわけですし・・・。そして、最近アメリカのスーパーの棚で見かけるようになった子ども向けフッ素を添加したスプリング・ウォーター(日本で言うミネラル・ウォーター・エビアンとか六甲の水とか)、その名も「Fluoride to GO」(Dannon社・・日本だとヨーグルトで知られていますね。)。1リットル当たりに1mg のフッ素が加えられています。 歯磨き粉に毒物であるという表示をする一方で、(子どもがどの位の量、飲んでしまうかもわからないのに)子ども向けの飲み水に添加されるという、この矛盾が私には理解できません。 因みに、ベルギー政府は、フッ素の過剰使用が骨粗しょう症のリスクを増加させ、神経系統を阻害する可能性もあるとして、2002年8月1日付で、虫歯予防のためのフッ素サプリメントを販売禁止にする措置をとったそうです。 また、フランス政府も、フッ素が長期接種された場合のフッ素症のリスクの高さを考慮して2002年にフッ化ナトリウムを含む製品を市場から撤去する措置をとったそうです。 オーストリアでは水道省が、「毒性のあるフッ素を公共の水に加えたことは決してない。」と断言しています。歯磨き粉以外にも歯医者で塗るフッ素などにも細かく規定が定められています。このように日本で使われるフッ素は非常に安全なものなのです。 海外で健康被害がでたというのはいつの時代の話なのかわかりませんが、おそらくその急性症状が出たということでしょう。(ちなみにもしフッ素の急性症状が出たら直ちに牛乳を飲ませるのがいいです) 日本はむしろフッ素の取り込みが世界では少ないほうだといわれています。水道水にフッ素が含まれている国もあるほどです。その国は虫歯の人の割合がかなり少ないそうです さらにフッ素は子供だけではなく成人にも有効です。 WHOでは、6歳未満の子供に対し、フッ素を多量に摂取してしまう恐れが強いため、フッ素洗口を禁止しています。 日本ではそんなフッ素を「水道水の中に入れましょう」という運動が起きて進んでいます。フッ素を生きていくのに必要かつ、安全である塩と同じで、使う量さえ守れば安全だと言っている人もいます。それは自分で使う分ならばまだ良いですが、必要としてない人にまで無理やりに摂取させようというのは、問題があると思いませんか? 水道水に入れるということはそういうことなのです。公衆衛生の名のもとに。 フッ素洗口に使うフッ素は、自然界のものから抽出された天然の物ではないかもしれないので危ないかも、とご心配されていますが、フッ素(NaF)は2個の原子が結びついた簡単な構造ですので、食塩(NaCl)と同じで化学的に合成しようが、天然素材から抽出しようが、製法は違っても同じものしかできません。 今年6月、北海道議会は、虫歯予防にフッ素を利用していくことを議決しました。虫歯予防に使うフッ素は安全で何の害もありません。安心して虫歯予防にフッ素を使ってください。 日本人は薬を出してくれる医者が良い医者だと思う風習があるようです。 しかし、フッ素は虫歯の治療薬ではありません。虫歯は食育と歯磨きをするだけで防くことができるのですから、わざわざ薬であるフッ素をうすめて使わなくても虫歯予防はできます。超音波スケーラーは大事です。 虫歯がたくさんできてしまう歯質のお子さんなど、使うことが望ましい場合には薬剤として、フッ素ジェルなど局所的に使うことも考えられますが、虫歯もなくお手入れが上手な子にまでフッ素を使う必要はないのではないでしょうか?その子のカリエスリスク(虫歯になり易さ)を考慮した予防対策が大事です。
舌は健康状態を示すバロメーターといわれる
舌の表面には細長い形をした糸状乳頭と呼ぶ組織がある。この表面に口の中で繁殖した細菌が付着したものが舌苔だ。歯のあたる部分や裏側にはできない。普通に食事をとっていればこすれて適度にはがれるが、年をとると唾液(だえき)の分泌量も減りできやすくなる。舌は健康状態を示すバロメーターといわれる。歯科x線は大人気です。体調が悪いと表面に白い舌苔(ぜったい)がべっとりこびりつき、口臭の原因にもなる。舌磨きの専用ブラシなども市販されているが、使いかたを誤ると傷つけてしまい、味覚障害を引き起こすので気をつけたい。 歯磨きなどを怠って口の中を不衛生にしておくと、できやすくなると思っている人は少なくないが、健康な人でもうっすらと白い舌苔が付着しているもの。逆に舌苔が全くなくピンク色できれいに見えるつるつるした状態は、体調が崩れた場合に起きやすい。舌がぴりぴり感じることになる。舌苔を除去するには、パイナップルを使うと良いと聞いたことがあります。高齢者の方にパイナップルを使う人もいます。しかし、高齢者の方はもともと唾液が少ないのでパイナップルを使うのは禁忌なんですね。 液の量が多くて、さらに舌の動きがしっかりとしていれば舌苔を緩和することができます。確かにパイナップルはたんぱく質を溶解する作用がありますが、舌の糸状乳頭の角化部分だけでなく、正常な粘膜部分も溶かしてしまうこともあります。 しがたがって、高齢者の方に舌苔などの口腔ケアを行うのはあまり正しいことではありません。やはり、舌苔を除去するなら歯ブラシや指で軽い力を加えながら清掃したほうがいいかもしれません。 逆に強い力を使ってゴシゴシと磨くと、舌の乳頭を傷付け、舌苔がよりつきやすくなりますのでご注意くださいね。 舌苔をしっかり取り除くことを推奨して、舌の表面を強くこすって除去する方法が口コミ・レビューサイトなどで紹介されています。 しかし、舌苔の発生原因を考えれば、そのような強制的な除去方法は行うべきではありません。舌苔を取り除く場合は正しいやり方で舌ケアを心がけましょう。 確かに舌苔は細菌の塊ですから、理論的にも体に入れないほうがよいのでしょう。 口臭治療の先進国アメリカでも、口臭治療の主流として舌みがきが推奨されているそうです。郷ひろみさんは長い米国暮らしでその影響を受けたのでしょうか。こうしてはるか昔から舌苔除去の記録があるということは、当時の人も、舌苔は「臭う」「くさい」というのをよく知っており、いろいろと苦労していたようですね。舌苔は、人類の長い歴史の中の人間の共通の ”悩み” であるのです。口腔内カメラでよく検査しましょう。
口内炎について
口内炎になるとつらいですよね。食べたり、飲み物をのんだり、歯磨きするのも大変・・・なんてこと経験されているかたも少なくはないでしょう。わたしも口内炎になるとなかなか治らなくて初期のころは食べたり、歯磨きに苦労します。完治するころにあやまって口のなかの肉を噛んでしまいさらに悪化してしまうなんてこともあります。口内炎にならないためにはきちんと原因を知っておいたほうが良いでしょう。 口内炎の原因についてですが、口の中をあやまって噛んでしまったという他にも、胃が悪いからとか聞いたりします。その原因によってきちんとした治療を行わなければなかなかなおりませんよね。簡単な治療方法としては、市販の薬、歯科材料を使ってみるのもよいでしょう。1番てっとり早いのかもしれません。それでもなかなか口内炎が治らない場合には、病院で治療をうけることが一番だと思います。 口内炎は、口の中の粘膜であれば、頬の内側や唇の内側、歯ぐき、舌など、どこにでもできます。乳幼児から高齢者まで、幅広く発症し、原因は、口の中を誤って噛んでしまったり、体力の低下やビタミンなどの栄養不足、口腔内が不潔であるなどが考えられます。中には、ウィルスやカビやアレルギーなどが原因の口内炎もあります。口内炎は、痛みを伴い、飲食や会話など、日常生活に必要なことに、不快を感じます。食事や飲み物を摂るときに、しみたり、場所によっては、会話などで口を動かす度に痛みを感じ、出血することもあります。 口内炎はその名の通り、口の中のできものなので、普通の皮膚にできるニキビや吹き出物と異なり食事たびに痛みが付きまといますので非常に厄介です。 さらに口内炎ができることで同じ場所を2〜3回噛んだりしてしまうこともあり、さらに症状が悪化すると、傷みのあまり食べ物どころかおしゃべりにも影響がでることもあるようです。最近では、口内炎に効くとされるたくさんの薬がドラッグストアなどでも売られています。以前は塗り薬が主体だったようですが、最近では飲み薬や貼るタイプのものなども登場しています。 歯科x線は大人気です。 口内炎で 単純ヘルペスが原因と考えられる場合は 抗ウィルス薬を内服すると かなり有効であると考えられます。口内炎の種類によっては 劇的に功を奏します。しかし 抗ウィルス薬でも 下記のように有効性が実感できない例もあります。二次的に細菌感染 ・・・・・ 口内炎が悪化したり 大きな口内炎になっている場合他の口内炎と同じように治りにくい内服は早い段階で行わないと効果が出にくい抗ウィルス薬は高価な薬である ・・・・・ 再発性口内炎のたびにしょっちゅう内服するのも 経済状況により制限があります。体質的に 単純ヘルペスによる口内炎も 熱の花が出やすい人があるのと同様に出やすい人がいます。 このような人は 口内炎と 長く付き合っていかないと仕方がありません。しかし 再発性アフタ性口内炎の人は 60歳を過ぎるころから 年齢とともに少なくなっていきます。自然に軽くなる事が期待できます。
知覚過敏の治療法
テレビのコマーシャルでもよく聞く「知覚過敏」。どのような状態のことを言うのでしょうか?冷たい飲み物を飲んだときや歯磨きをしているときなどに,キーンという鋭い痛みがするのが,知覚過敏です。特に,虫歯のない状態でそのような症状が出る場合を言います。何もしていなくてもズキズキ痛むようなときは,知覚過敏ではなく虫歯などが疑われます。知覚過敏の特徴と言えるのが,歯と歯ぐきの際の部分のエナメル質やセメント質が剥がれてくさび状に削れていることです。 知覚過敏の治療法にはどんなものがあるでしょうか?一つには,刺激を遮断する目的で薬を使ったり詰め物,カバーなどをしたりします。これはある意味で対症療法的な治療ですので,その後のケアや対策を十分に行なわないと再発する可能性が高くなります。また,レーザー照射での治療方法もあります。こうした方法でも良くならない場合には,最終手段として神経を抜く手術が行なわれます。ですが,神経を抜くことにはデメリットも多いですので,ほとんどの場合,それより軽い治療法で治していくのが一般的です。 歯は、頭の部分はエナメル質という非常に硬い素材に覆われ、次に象牙質、そして神経(歯髄)が通っています。ところが根(歯根)の表面にはエナメル質がないため、歯根が歯ぐき(歯肉)から露出すると象牙質には無数の小さな穴があいており、これ(象牙細管)が刺激の伝達に関わっています。 知覚過敏の原因はさまざまです。根管治療は必要です。 歯根の表面が露出していても知覚過敏が必ず起こるわけではありません。象牙細管の穴がふさがって刺激が伝わりにくくなればしみないのです。ところが次のような場合は、知覚過敏を起こしやすくなる可能性があります。露出した歯根がプラークで汚れている。 露出した歯根を歯ブラシで強く磨く、あるいは歯磨き粉の研磨剤(歯科材料)で傷つける。歯ぎしりや食いしばりで過剰な力がかかり、歯根の表面が割れる、はがれる。 程度にもよりますが、虫歯の場合、慢性的な痛みを伴う事が多いのに対し、知覚過敏の場合は冷たい物を食べたり飲んだりしたときなどに、一時的に歯がしみるだけで、その痛みは持続しない事が多いのです。ですので、歯がしみる症状が軽く、その症状が一時的だとしても、冷たい物を飲食したり、歯に風が当たったときなどに歯がしみれば知覚過敏の可能性が高いといえるかもしれません(症状が進むほど、温かい物までに歯がしみるようになります)。 象牙質の露出している部分で、神経にまで刺激が伝わらないようにすれば、知覚過敏をなくしたり改善することができます。象牙質にある細い管を封鎖すればよいのですから、管の中を封鎖する方法と、管の入り口を覆う方法とがあります。 管の中を封鎖するには、フッ化物などを表面から塗布して管の中に結晶を形成して封鎖することができます。同じような作用を持つ歯磨き材を使用することで、症状が改善されることもあります。 表面を覆うには、歯に接着しやすい材料を使って表面に膜を形成して、管の入り口付近を封鎖します。表面に凹みがあるような場合には、凹みを埋めるようにして敏感な部分を覆います。
歯の根が割れる
歯の噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや強く噛むクセがあったりすると、口内に様々なトラブルが発生します。噛み合わせが悪いと、歯が欠けたり割れたりする原因となり、時には身体全体に影響を及ぼすこともあります。深刻な症状が出る前に、日頃から口内ケアを心がけましょう。 骨が折れると「骨折」と言いますが、歯の場合は「破折(はせつ)」と呼びます。口の中で普段目にしている白い部分(歯冠部)が割れたりかけたりすることを歯冠破折(しかんはせつ)と呼び、歯茎の中にある歯の根っこの部分(歯根)が割れたりかけたりすることを歯根破折(しこんはせつ)と呼んでいます。 歯根破折は、口腔内カメラで検査すると、ほとんどがそれまでに神経を取り除いたりした治療が行なわれた歯に起こります。神経を取り除いていない生きている歯には、ごくたまに起こる程度で次のような症状がよく見られます。 考えられる原因 (1)何かにぶつかって前歯が折れてしまった(前に倒れて地面にぶつかった等) (2)堅いものを噛んで前歯が折れてしまった(割れてしまった) (3)歯周病が原因による場合 歯周病とは、歯の周辺から歯の根っこまでバイ菌が入り込み、そのバイ菌が歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。歯科x線は必要です。歯を支える骨を溶かすことにより、歯肉が腫れたり、出血したり、歯がグラグラしてほんの少しの咬む力で前歯が折れてしまうことがあります。 (4)親知らずが原因 親知らずを抜かずに放置している場合にもこのような症状が起こります。 親知らずは生えてくるスペースがないと、すぐ横の歯を無理に押して出てくることがあります。その親知らずが健全な歯並びを悪くし、かみ合わせを悪くします。 また、親知らずが斜めや真横に傾いて生えている場合は、かなり強い力で横の歯を押してきます。そのことによってドミノ倒しのように健全な歯並びを乱し、少しの咬む力で前歯が折れてしまうことがあります。 歯の噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりや強く噛むクセがあったりすると、口内に様々なトラブルが発生します。噛み合わせが悪いと、歯が欠けたり割れたりする原因となり、時には身体全体に影響を及ぼすこともあります。深刻な症状が出る前に、日頃から口内ケアを心がけましょう。 歯の根元が折れてしまった場合は、基本的には抜歯することになります。放置すると、割れた隙間から細菌が入り込んでしまったり、アゴの骨がなくなって治療が困難となってしまったりします。症状を悪化させて後悔しないためにも、早めの治療が肝心。 歯が口の外に脱落した場合は、歯を持って歯科を受診する前に次の事を守ってください。なぜならば、 歯根の表面には歯根膜というとても大事な組織があり、この状態の良否が結果を左右するからです。
漢方を利用して口臭や体質を改善
漢方の力で胃熱を抑えたり唾液の分泌を多くして口臭を抑えることができる。注意すべきは独断で使わないということ。また漢方は舌についた舌苔という白い汚れも落とすことができる。漢方は胃弱だったり下痢や軟便を繰り返す体質の人を改善することもできる。漢方は口やのどの渇きを治療することもできます。漢方(歯科材料)はうがいにも使え口の中を消毒できます。 漢方は強力過ぎる薬品と違い悪玉菌だけを消してくれるので口臭を消すのに役立ちます。漢方薬の費用ですが大体1月で10000円〜ぐらいになるそうです。漢方薬単品では二千円や三千円なんですがトータル的に平均すると一万円以上になるそうです。 胃がむかつくとか、胃が疲れている、胃弱だ、肌が荒れている、風邪気味、食欲がないなど、漢方は治すことができます。湿気が多いと体調が悪くなるそうです。特に梅雨の時期なんかそうです。口腔内カメラでよく検査しましょう。 漢方は体の外に湿気を出してくれるそうです。 甘い物・味の濃い物・脂っこい物・香辛料などを過食したり、お酒の飲み過ぎや食べ過ぎは、胃に熱を加える事になります。またストレスなど、間接的に胃に熱を加える要因もあります。この胃の熱を冷ますと、だいたいの口臭は取り除けますが、食生活や生活習慣も見直さなければなりません。 逆に、このような口臭は、ご自分の努力次第で簡単に治すことが出来ます。ただ、根本にある体質を考慮せず安易に胃の熱を冷ますと、下痢を起こしてますます口臭を悪化させる事がありますので、漢方を熟知していない者が判断するのは良くありません。 誤った漢方薬の使用で、簡単に治せていた口臭をこじらせてしまう症例もよく見かけます。また、口臭の匂い(ウンコ臭、イオウ臭や腐敗臭、生臭い匂いなど)によっても、体質や治し方が異なります。口臭の治療も体質によっては、非常に難しい場合があります。特に幼い頃からずっと継続して口臭が有る方は、難しい場合が少なくありません。また、口臭に加えて鼻臭もある場合は、膿栓の可能性もあります。 口臭にはいろいろ原因がありますが、その原因によっては漢方薬で治すこともできます。ケミカルなものが苦手な方なら、漢方薬なら多少、安心なのではないでしょうか。匂いのきつい食べ物を食べたときの口臭は一時的なものですし、ストレスとか神経的なものも生活リズムを改善したりすれば、口臭にも効果が出てくるでしょう。 しかし、病気が原因の口臭だと、自分でどうにかできるものではありません。例えば歯の疾患で起こる口臭なら、歯医者に行かなければなりませんし、口や喉、鼻、気管支や肺、食道や胃なら相応の科へかからなければなりません。 漢方薬は、生薬を主体に使用していますので副作用がないと一般的には考えられています。事実、めったに副作用は起こらないものですが、処方によっては、まれに副作用のような下痢・嘔吐・むかつきなどがある場合があります。 また、漢方には上記の副作用と似ていて、実は副作用ではないという反応があります。これは瞑眩(メンゲン)といい治療中に漢方薬の効果があがり、治癒していく前の一時的な不快症状で、その後完全に回復します。 いったい副作用であるか、瞑眩(メンゲン)であるかという判断は普通は難しいと思います。
1498年の大発明「歯ブラシ」歯磨きの歴史
1498年、中国の皇帝が世界初の歯ブラシを使い始めた。この歯ブラシは、骨や竹の台に、豚の固い毛をかまぼこ形に植え付けたものだった。歯の衛生はこのときから向上し始めたのだ。 歯ブラシ(歯科材料)が登場するまで人々がどうやって歯をきれいにしていたのか、またそもそも歯の手入れをしていたのかは、文化や階級によって異なる。昔のチュー・スティック(チューイングス・ティックまたはトゥーススティック)は小枝だった。小枝の片側の端を完全にほつれるまで噛み、そのほつれた端の部分で歯を磨いたり擦ったりしていたのだ。 古代エジプトの墓には、埋蔵品の中にトゥーススティックが含まれているものがある。故人があの世でも歯をきれいにしておけるようにするためだ。 ギリシア時代やローマ時代の古文書には、人々が爪楊枝を使って歯をきれいにしていたことが記されている。お金持ちなら、真ちゅうや銀で作られた爪楊枝を買うこともでき、そうした爪楊枝の多くには、これ見よがしと言えるほど手の込んだデザインの取っ手が付いていた。 最初の歯ブラシは木の枝を除いたケースであります。楊枝がデザイン化されました。装飾品として使われている時代もありました。イスラム教徒は、必ず、浄化の場所で、「ミスワーク」と呼ばれる木片で歯を磨きます。そのあと、仏教徒と同じように鼻や耳の穴を洗浄します。西洋では、17世紀代に「現代と同じ形の歯ブラシ」が作られたと言われているのです。 しかし、18世紀になってもまだまだ使用されませんでした。17世紀ごろからヨーロッパでも使用されるようになりました。19世紀に大量生産されるようになるまで一般的ではなかったのです。これが歯磨きの歴史です。 アステカ族やナワ族の祖先は、古代中国やインドに見られる歯木を使いました。歯茎に適度な刺激を与え、マッサージをしていました。歯ブラシは、サトウキビやユリの根や桜桃の木などで作られ、噛んで歯を磨いていたのです。 その西洋で開発された植え込み式の歯ブラシは、徐々に認められ、ついには知識人の間で話題の種までになるにいたりました。1903年(大正3年)に小林富次郎商店の現在のライオンが歯ブラシの歴史を変えたのです。萬歳歯刷子(歯科用品)の発売です。 1938年2月24日にはデュポン社がナイロン製の歯ブラシを初めて売りました。江戸時代になると、房楊枝や爪楊枝を売る専門店「楊枝屋」も登場し、広く一般に普及しました。浮世絵にもしばしば房楊枝を使用しているところがみられます。 日本で現在のような歯ブラシが作られたのは明治5年です。インドから輸入したイギリス製の歯ブラシを見本に、鯨のヒゲで柄を作り、馬の毛を植えました。クジラ楊枝と呼ばれました。初めは横楊枝(西洋式)、歯楊枝、歯磨楊枝といった名で呼ばれていたのですが、明治23年の第3回内国勧業博覧会で歯刷子の名称で出品されたのが、「歯ブラシ」という言葉が使われた始まりといわれます。
入れ歯の基礎知識
つばを飲む、食事をする、話す、呼吸をする。お口の中は、様々な動作に合わせて動いています。どんなに密着する入れ歯を作ったとしても、あごの動きにかみ合わせがが調和していなければ、お口の中で入れ歯がずれ、「かむと痛い」「外れる」「壊れる」「上手に喋れない」などの弊害が出てきてしまいます。 部分入れ歯のバネは、今までは金属(歯科材料)で作るものが主流で、審美的にはあまり良くありませんでした。 白いバネの入れ歯(ホワイトクラスプ入れ歯)は、バネ部分がアセタル樹脂という熱可塑性レジン(歯科用プラスチック)で作られています。 一般的に部分入れ歯 に使われる金属のバネです。今までは、お口の中の詰め物や被せ物を白いものに変えても、最後に部分入れ歯を入れると、金属のバネが見えて、審美的に満足のいかない場合が多くありました。 部分入れ歯から総入れ歯まで、基本的にどんな入れ歯でも保険で作ることが可能です。部分入れ歯の場合は、「クラスプ」と呼ばれる金具(バネ)を、残っている歯の部分に巻き付けるようにして取り付けます。 針金のようなクラスプは、一つの入れ歯に2~4本あり、入れ歯が浮き上がって外れないよう固定するのが普通です。費用は、部分入れ歯の場合、5,000~14,000円程度。総入れ歯の場合、10,000~15,000円程度です。(いずれも概算、3割負担での支払い金、個数1の場合) 保険内の入れ歯は、審美性や耐久性よりもコスト意識。そのため様々な入れ歯の中でも最もシンプル。また、保険で入れ歯を作った場合、一度作ると6ヶ月経過しないと病院を変えたとしても次の入れ歯の作り直しはできないいわゆる「6ヶ月ルール」が存在します。 厚生労働省が実施した、「平成17年歯科疾患実態調査」によると、30~34歳の0.8%が、「部分入れ歯」として初めての入れ歯を装着しているようです。「総入れ歯」は、40~44歳で0.4%の人が使い始めています。その後年齢とともに入れ歯の使用率は次第に増え、85歳以上になると63.9%の人が総入れ歯となっているのが現状です。 ちなみに80歳で20本以上の自分の歯を持っている人は推定値で24.1%。平成5年の調査時は10.9%であったため、この間12年で約2倍以上の人が8020を達成したことになっています。 入れ歯は、歯のない部分に新しい歯を生み出す治療法(根管治療)。虫歯治療よりもさらに職人芸的な要素が高くなります。価格が高いか安いかではなく、作る側の技術がとても重要なのです。もし作る側の技術がしっかりしていなければ、どちらを作っても同じ結果となってしまうでしょう。 しかし作り手がしっかりとした知識と技術があると話は別。コスト重視の入れ歯では、分かっているけど作れない、やりたくても出来ないといった部分も出てくるのが普通。しかしそういった部分をしっかり作ることでそれまでと違った入れ歯になったりするのです。
歯根嚢胞 について
歯根嚢胞とは、本来であれば、骨に覆われているはずの歯根の先端部分に袋状の空間が出来てそこに膿などが溜まっている状態のことです。一般には歯の内部の神経がある部分が細菌に感染して引き起こされます。小さいうちは歯根の治療をし、大きくなると歯を抜かなければいけなくなる場合があります。 歯科材料で治療することは必要です。 歯根嚢胞は骨の中にできるためレントゲンで確認することができます。歯根嚢胞は生きている歯には起こらないもので、神経が死んでいる歯や神経を取る治療を行なった歯に起こる病気です。歯の内部の神経が入っていた部分が細菌に侵されて繁殖すると、そこに膿が溜まってしまうのです。 歯根嚢胞の原因は歯の内部の空間が汚れてしまうことなので、歯の根に対する治療を行います。治療では被せものや詰め物をはずした後、神経があった部分まで歯の内部をたどり、根の先端部分にある膿の袋までつながるように穴をあけると、骨の中に閉じ込められていた膿が出てきます。 虫歯が進行していくと、やがて神経にまで達します。すると神経が猛烈な痛みを発するようになります。これをさらにほっておくと痛みは消えます。しかし、決して治ったわけではありません。神経が死んでしまったのです。死んでしまった神経は腐ってしまい、根の先が化のうして、うみをもつようになるのです。 うみは少しずつあごの骨の中にたまっていきます。その際に骨を溶かして穴を空け、しまいにはうみの袋を作ってしまいます。この病気を歯根(しこん)のう胞といいます。口腔外科で治療する病気の中で多いものの一つです。上あごの前歯や下あごの奥歯によくできます。小さなうちは症状がないことが多く、歯医者さんで歯科x線写真を撮ったときに偶然みつけられることが多いです。 大きくなると歯茎や顔がはれたり、歯が「ぐらぐら」したり、痛みが出たりします。のう胞には歯根のう胞とは違った原因で起こるものもあります。そちらについてはいずれお話しすることにします。 歯根嚢胞(歯根のう胞)はほとんど自覚症状が無いことも多いのですが、放置してそのままにしていると、ある時急に痛みが出始めたり、健康な隣の歯にまで悪影響を及ぼしてしまったりしますので、適切に対処することが必要です。 また、歯根嚢胞(歯根のう胞)が見られたからといって必ず治療が必要だと言うわけではなく、縮小傾向にあるようなものの場合には、そのまま経過観察をすることもあります。 もしも以前行った根管治療の失敗が原因だと考えられる場合には、再度根管治療を行いますが、根管治療を行っても治療不可能だと考えられる場合には抜歯になります。
虫歯とは何か
これまでの虫歯の治療はガンの治療のように「早期発見、早期治療」が良いと信じられていました。カリオロジーの研究によって虫歯の初期の段階では、健康な歯に戻る可能性について報告されています。歯の表面はカルシウムが溶け出す脱灰とカルシウムが付着する再石灰化を繰り返しています。このバランスが脱灰に傾くと虫歯になります。この時フッ素(歯科材料)を歯に塗ると、脱灰を抑制でき、再石灰化を促進して、健康な歯に戻りますので歯を削る必要がありません。 従来までは、初期虫歯は目で見る視診と探針を用いて歯を調べる触診で検査をします。定期検診で「C1,C2」などの言葉を聞かれたことがあると思います。これはC1がエナメル質内の虫歯、C2が象牙質内の虫歯、C3が神経まで至っている虫歯、に分類していました。 初期虫歯を探針で診査することにより危弱なエナメル質を破壊すると共にプラークを虫歯の深部に送り込むことになり、エナメル質の再石灰化のチャンスを奪うことになります。またカンやコツに頼るため正しいデータを取ることが出来ません。歯に黒い汚れがあると虫歯と診断され削ることになります。実際は汚れの場合も考えられます。白い部分でも虫歯で脱灰していることがあります。 虫歯の原因菌は、1ミクロンぐらいの大きさです。治療した歯の詰め物と歯の間には10ミクロンほどの隙間があります。その隙間から進入して、隙間の中に新しい虫歯を作ります。そして、せっかく治療した歯がまた虫歯になってしまい、また治療を繰り返して、詰め物をします。その繰り返しです。 そうすると、どんどん詰め物が大きくなって、やがて歯が失われてしまう可能性があります。一般的に、治療した歯の寿命は、40年ほどと言われています。子供の頃に治療した歯は、40歳~50歳ぐらいで抜歯をしなければいけません。つまり年を取って行くと最後には、入れ歯又はインプラントになってしまうということです。 歯の表面が脱灰(溶ける)されても、初期虫歯であれば、再石灰化が起こることで修復が行なわれ、虫歯になるのを防ぐことが出来ます。 さらに再石灰化現象では、溶かされた歯の表面のエナメル質を、ただ元に戻すのではなく、結晶構造を変化させて、溶ける前の歯よりも硬くて虫歯に強いエナメル質に変化させることが出来るのです。 虫歯の診断は、大きな穴が開いている場合は明らかですが、歯の間に生じた初期の虫歯を視診で発見することは困難です。かつて虫歯は非常に早く進行すると考えられ、見つけたら出来るだけ早期に治療することが重要と考えられていました。根管治療は必要です。しかしながら、今日では数々の研究により、虫歯の進行はかなり緩やかなものであることが明らかになってきています。それに伴い、虫歯の治療も変化し、できるだけ健全歯質を削らない方法で治療するようになってきています。