スケーラーは歯石を取るために用いられる歯科用器具です。
エアスケーラーと超音波スケーラーとハンドスケーラーに分けられます。
エアスケーラーとは、歯根面に付着した歯石やバイオフィルムなどを、空気圧で振動させて除去する歯科医療用機器です。エアスケーラーで歯石を除去する方法ですと、出血が多くなったり、痛みが強めになってデメリットがありますね。
超音波スケーラーとは、超音波という周波の波動を機械的な微振動に変換し、歯石を揺さぶり崩すようにして剥がしていく歯科医療用機器です。振動の調節が簡単にできますから、出血や痛みを少なくするメリットがあります。
ハンドスケーラーは歯石や歯垢を手動で除去するスケーラーです。細かな箇所に対応でき、丁寧な仕上げを可能にします。手軽にできるので、短時間の効果もあります。
どれを用いるか感染予防するために、きちんと消毒滅菌をしなければなりませんね。
器具の滅菌はハンドピースをオートクレーブ滅菌器にて滅菌するのが一般的です。エアースケーラーは金属性であるため、オートクレーブ使用は問題がないです。しかし、超音波スケーラーのハンドピースの外側は樹脂製のため、オートクレーブの滅菌ができないものが多かったが、最近の製品ではオートクレーブ滅菌の対応もされるようになっています。
ここでは、超音波スケーラーA8金属製ハンドピースをお勧めです。
ハンドピースは取り外し可能な金属製ハンドピースですので、135℃までの高温度及び高圧力でオートクレーブ滅菌ができます。ハンドピース内部の各パーツにチタン合金を使用することで、高い機能性と耐久性があります。