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月归档:七月 2012
歯の痛みと虫歯の大きさ
歯の上の目で見えていた部分が崩壊し、歯根だけが残った状態。根の先に膿みの袋ができる場合があります。その場合、噛んだときに痛みを感じます。 歯の中には、「歯髄」と呼ばれる神経や血管を含む組織があります。超音波洗浄機は大切です。 虫歯や外傷によって、歯髄が感染したり、壊死(えし)したりしてしまうと、歯髄を取り除く根管治療が必要になります。診療ユニットは便利です。 また、一度根管治療を行なったにもかかわらず、再び根管が感染してしまったり、感染が残っていたりする場合は、再根管治療が必要となります。 歯の神経の治療というのは、むし歯の穴を削って詰める治療よりずっと複雑です。先生から話だけきいてもちんぷんかんぷんということが多いのがこの治療内容です。 チェアー(診療台)に寝そべって「まな板の上の鯉」になっているだけでもいやなのに、何をされてるんだかちっともわからないのでは恐怖を感じても不思議ありません。 そこで、今回のトピックスでは神経の治療の仕組みを詳しくお話し、安心して治療を受けていただけたらと考えています。 痛みが出てきておいしくご飯が食べられなくなったり、夜眠れなくなったりします。痛みを我慢していると歯の神経が死んでしまい一旦痛みは治まることがありますが、そのまま放っておくと歯の中の細菌が増殖してまた痛みが出てきたり、残っている健康な歯に悪影響を与える恐れがあります。 進行した虫歯を放っておくと、最終的には歯を抜かなくてはならなくなります。大きな虫歯をそのままにしていたり、歯が抜けたままにしておくと、歯並びが悪くなったり、噛み合わせが悪くなったりして、残っている全ての歯に対して悪影響を与えることもあります。
虫歯なのに痛みが無い
最初のうちは、所々が虫歯になっていても、痛くないからそのうち治そうと思って放置している方は案外多いものです。ところが虫歯は自然治癒はしませんので、気がついたら、口中がひどい虫歯で、文字通りボロボロになってしまっている方もいます。 もうそうなると、ひどい虫歯の歯は抜かれてしまうのではないか 、歯医者さんに何と言われるだろうかなどといろいろな考えが先に立ってしまい、怖かったり恥ずかしかったりで歯科医院へも行けなくなってしまい、自分でもどうしていいか分からなくなってしまいます。歯科ラボ機器は必要です。 確かに10数年前は、ひどい虫歯は抜いて入れ歯にする方法が主流でした。しかし、現在は一本でも多く自分の歯を残しましょうという方向に歯科の技術は進んでいます。そしてその方法も近年いろいろ開発されてきました。 かなりひどい虫歯の状態でも、全体的に診断を立てて、総合的な治療をすれば、歯を抜くことを最小限にして、良い状態にすることができます。超音波洗浄機は大切です。 一般歯科で最も多いケースは「虫歯」です。虫歯が進んで行くと、歯の中にある神経に虫歯が近づくにつれて歯の痛みは増して行きます。 歯の神経の痛みは、始めは冷たいものに反応しますが、次第に虫歯が進んでゆくと何もしなくてもズキズキとした、かなりの痛みがでてきます。 小さい虫歯であれば麻酔をしなくても、虫歯の部分(やわらかくなった象牙質)を削っても実際にはあまり痛みはありませんから、そのような場合は麻酔は極力しないようにしております(特に小児に対して)。 痛くもないのに歯茎に注射されるのは、患者さんにとって不快であると当院は考えております。 しかし、虫歯が神経の近くまで到達している場合は、虫歯の痛みはかなり激しいですから、このような場合は 必要十分な麻酔をして、麻酔がきちんと効いている状態で歯の神経を取る治療を行います。 歯の神経をとる治療のことを「抜髄(ばつずい)」と言います。 この膿が骨から歯肉へ移行すると顔が腫れたり、顔面神経痛を誘発する事も有ります。その後、膿の袋が破けて瘻孔が出来ます。瘻孔ができて膿が出れば内圧も下がって一旦痛みは取れますが、原因が取れないので再発をくり返します。 虫歯に限らず歯周病でも基本的には細菌感染です。これら細菌が出す毒素や酵素が原因で心臓病になることもあり、さらには緑膿菌による敗血症、菌血症による感染性心内膜炎(IE)、老人の死亡原因の1位である誤嚥性肺炎の原因になることは周知の事実です。 虫歯を侮ると命に係わる場合もあるのです。
歯周病Q&A
歯周病は歯周ポケットに菌が繁殖することで発生します。歯周病になると歯肉が腫れ、膿が出たり、歯槽骨が溶けたりして歯がぐらつき、ついには歯を失うことになります。歯周病と食事とはさまざまな関連があります。 超音波スケーラーは大人気です。 歯周病は何歳くらいから気をつければよいのでしょうか?歯周病の原因は歯の磨き残しから歯に付着するプラーク(プラークバイオフィルム)と呼ばれるものです。よって日々その原因が蓄積されますから、歯が生えた時点から注意する必要があります。 一般的な歯周病は40歳前後に発症する場合が多いです。 予防のために歯科医院に通うメリットはどんなものがありますか?虫歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため治療にかかる時間とお金が節約できます。また問題が何も見つからなかった場合でも、個人に応じたブラッシング指導を受けたり歯のクリーニングなどが受けられます。 「食事の後には歯を磨きなさいと」。こう言われて育った人は少なくないはずです。だから、『食事』=『お口を汚すこと』と考えている人も多いのではないかと思います。 でもそれは間違いです。実は、唾液中に含まれる細菌の数は食事の後には激減します。これは、食べ物を咀嚼することで大量の唾液が分泌され、口の中の細菌が食べ物と一緒に井の中に流されるからです。歯科ハンドピースは必要な機械です。 「食べ物の残渣という点で見ると食後の口の中では食べかすが増えますが、口内細菌の数の点で見れば口腔内はむしろきれいになる」と言えます。 だから口の中をきれいにするには、「食後の残渣が残りにくい食べ物を選ぶ」ことと、「良く噛むことが出来て、しっかり唾液を出させる食べ物を選ぶ」ことが大切です。つまり食事こそお口の環境を整える第一歩という事なのです。 口内には、歯周病や虫歯の菌だけでなく、肺炎、腸炎の菌、ピロリ菌、インフルエンザウイルスなど、数え切れないほど多種多様の菌が生息しています。しかし、健康な身体であれば、どれほど多くの病原菌が侵入しても、発病することはありません。 なぜなら、人々から恐れられているどんな病原菌でも、生きられる環境がなければ、簡単に死滅してしまう脆く弱いものだからです。菌は餌がなければ生きられません。病原菌の餌は、有機物の分解産物です。特に、タンパク質の腐敗産物は、病原菌が最も好むものです。 体内で菌が繁殖しやすい人は、腐敗産物と同じものが滞っているのです。歯周病の真の原因は菌ではなく、菌が繁殖しやすい環境を作る原因物質です。体内で老廃物が最も滞りやすいのは、動きの少ないところです。そして、歯茎は最も動きの少ない器官の1つなのです。
歯周病と骨粗鬆症の関係について
歯周病は歯槽骨吸収を伴い、重症の場合は歯を失う疾患ですが骨粗鬆症との関係性も重要視されてきており、愛知学院大学歯周病学講座野口先生らは、歯周病と骨粗鬆症との関係について長期にわたり研究をされています。 骨粗鬆症は、米国国立公衆衛生研究所のコンセンサス会議で『骨強度(骨密度と骨質)の低下によって骨折リスクが高くなる骨格の疾患』と定義されています。骨強度は、従来重視されていた骨密度と骨質の双方を総合的に評価して決定されています。 骨粗鬆症と歯の喪失に大きく寄与する歯周病との関係は、1960年代後半より骨粗鬆法や骨量減少症に起因する全身の骨量減少と歯周炎に起因する局所の歯槽骨吸収に関心がもたれ、その因果関係を解明するために多くの研究が報告されてきました。 日本人の大部分の人が摂りたいと思っているが実は摂れていないカルシウム摂取量は、最低1日600mg(国民栄養調査)です。 しかし、「美食・飽食」「運動不足」「ストレス」「日に当たらない」「コーヒー」「アルコール」「たばこ」などの 不摂生が原因で、このカルシウムの1日の摂取量は最低限の必要量ですが、適当量ではありません。 では、骨粗しょう症(骨粗鬆症)にならなくて済む、充分なカルシウムの摂り方はいくらなのでしょうか?それは、1日2,500mg です。 これだけ摂ると年を取っても血中副甲状腺ホルモンは、骨からカルシウムを引き出して骨粗しょう症(歯科材料) を起こさないので、老化とこれに伴う生活習慣病を予防出来ます。 最近の研究では、骨粗鬆症も歯周病と同様に歯の周りの骨を溶かすこと、そして、双方の骨を溶かすメカニズムが極めて類似しているということが解明されました。 この事は、骨粗鬆症の方は歯周病にもかかり易く、尚かつ重症化し易い、すなわち歯が抜け易いということを意味します。更に困ったことに、骨粗鬆症の治療薬の1種であるビスフォスフォネート剤は、顎骨(がっこつ)壊死(えし)を発症する危険性が指摘されていて、歯科治療の内容によっては顎骨壊死やその他の危険性が増大する可能性が考えられます。 現在、我々はこれらの互いに密接に関係しあう疾患の進行を遅延させ、副作用を予防すべく、疾患の早期発見・早期治療、および定期的なお口のお手入れに取り組んでいるところですが、この薬を服用されている患者様に対して、歯科医は特に慎重な対応が求められます。 歯周病は慢性疾患であり長期的に放置される傾向が強いのですが、罹患期間が長ければ長いほど歯槽骨の吸収も進行しているため歯を喪失したのちの顎骨の形態にも影響を及ぼします。臨床的にも義歯患者さんで、歯周病が原因で歯を喪失した方の顎は歯周病以外で歯を喪失した場合よりも骨吸収が進行している場合が多いことがわかっています。歯科口腔内カメラは大事です。 世界一の高齢社会となった日本ですから加齢変化に伴う骨強度の低下と閉経後女性の骨粗鬆症は顎の骨強度にも少なからず影響を与えていることは多くの研究データからもあきらかになってきています。早い時期から歯周病予防に取り組む必要性があることと骨粗鬆症に対する対応が相互に重要であるということです。
口臭予防には唾液が重要
唾液の分泌量によって、口臭は大きく左右されるのです。何故かといいますと、唾液の中にあるリゾチームが、超音波スケーラーで雑菌を除去してくれる作用があるからです。 このように、口臭を抑える役割とともに、虫歯や歯周病を防ぐ作用もあります。ですから、唾液の分泌量を増やす事が口内細菌を除去し口臭予防につながるのです。つまり、唾液とは、虫歯や歯周病や口臭等を防ぐ為の最大の武器といえるでしょう。口臭防止に私たちの口の中の唾液が重要な働きをしてくれているんです。通常、だ液の菌力が口の中の雑菌の繁殖を抑え、不要になった細胞や食べカスも洗い流してくれます。 つまり、だ液が口臭を防止してくれているのです。だ液の分泌量は1日に1〜1.5リットル程度分泌されるんですが、安静時には減少します。例えば、朝起き抜けに口臭を感じるのは、夜寝ている間にだ液の分泌量が減少して、自浄作用が弱まるからです。 また、だ液の分泌は交感神経と副交感神経の影響を受けます。だれでもストレスや緊張によって口の中がカラカラに渇いたという経験があるはずです。これは、交感神経の影響で粘りの多い唾液が分泌されたからです。 多くあてはまるようならば、歯科医などの専門に相談することをおすすめします。それでは、ドライマウスとは一体何でしょうか?ドライマウスの原因としては、金属によるアレルギーやストレスや大量の薬剤投歯科機器通販与等全身的な病気です。 口臭予防に効果的なものとして、代替医療的な治療法があります。どのようなものが効果があるか検証した結果、音楽療法やスポーツが効果的でした。また、口内細菌がタンパク質を分解して発生する硫水水素やメチルメルカプタンなどのガスによるものが、ほとんどの口臭の原因です。一日の時間帯の中で、口臭も変わりますので、発生する原因を見つけ、口臭予防の対策を立てましょう。
お口の臭いが気になる方へ口臭測定器
口臭測定器「ハリメーター」は、口臭の主な原因と言われるVSCガス(揮発性硫化化合物=臭いの元の1つ)をparts-per-billion(10億分の1)単位という高精度な検出を行うことができる装置です。超音波スケーラーは大事です。 人の嗅覚で口臭を感じ取る単位を ppb[ ピーピービー ] と言います。このppb(10億分の1)単位で測定できる事は、口臭測定器としてきわめて重要なことなのです。 このハリメーターによる高精度の測定と、歯科医師の経験値による測定を組み合わせる事によって、口臭測定診断をより正確に行うことができます。 口臭が気になる方や、自分の口臭を一度測定してみたいという方は一度お気軽にご相談ください。ハリメーターの結果、残念ながら口臭があると結果が出た患者様は、その場で口臭の原因をつきとめ、口臭対策の為の予防プログラムを受けることをお勧めします。 また、タニタの口臭測定器は.ポケットサイズ(9x3x1.6cm 約45g)なので目立たず持ち運びにとても便利です。会社や学校、デートにも気軽に 携帯でき、いつでも口臭がチェックできてしまいます。値段も3000円前後と意外と安いんですよ。 本当にポケットサイズなのでいいですよね。ポーチの中にも入ります。値段も安いのでびっくりです。私も買っちゃおうかな~なんて思いました。お口のニオイって人からは指摘しにくく、気づきにくいので余計に心配なんですよね~ でもこれがあれば安心です。 では、どのようにして自分の口臭を知るべきか、実は口臭をチェックするためのチェッカーが市販されています。このチェッカーを使えばある程度自分の口臭を数値として知る事ができますが、その信ぴょう性はどの程度のものなのでしょうか? 実はこの口臭チェッカーの精度は、全幅の信頼を置いていいほどまでには高くありません。多くの口臭を気にする人は「自分の息は臭いのかも」という疑いを持っていますので、そういった状態でこのチェッカーを使い数値が出てしまうと、どんどん気になっていくという負のスパイラルに取り込まれる可能性もあります。 あくまで、指標の一つとして。チェッカーを使って数値が出た場合には、専門医にかかり本当の状況を知ることが重要になることでしょう。中には口臭によって判断できる疾病もありますので、そういった疾病の早期発見という意味も込めての診察をお勧めします。ただ、こうした市販の口臭測定器歯科材料に対する専門家の声には厳しいものがあります。 まず、そのカバー力の限界に対する指摘があります。口臭の原因となるにおい物質は複数あるのに、市販の口臭測定器ではその一部しか検出できません。また一方で、余計なものまで口臭として検出してしまうそうです。タバコやアルコールのにおいはともかく、歯磨き粉や洗口剤の香料まで、悪臭としてカウントしてしまうそうなのです。そう聞くと、測定結果への信頼はかなり揺らぎますよね。 口臭外来の歯医者さんによると、医療用の高価な口臭測定器ですらそれだけで判断出来るものではなく、最終的には歯医者さん自らが直接においをかぐ「官能試験」が必要なのだそうです。
便秘と口臭の関係について
腸内の悪玉菌が、摂取した食物中の炭水化物、脂肪、タンパク質などを腐敗発酵させて悪臭ガスを発生させます。(歯科材料)これが口臭へと繋がってしまうのです。 健康なときは便はある一定の時間を経ると排出されるが、便秘で腸内に便が長く留まることによって悪臭ガスが腸壁から吸収され、血液内を巡ってやがては肺にたどり着いて口臭となって出ていきます。 どのような臭いなのか、それはこのガスの構成成分が「オナラ」と同じということで想像に難くないだろう。口臭はガムなどで一時的に緩和することも可能だが、根本から解決するにはやはり便秘の解消が不可欠。 腸内に停滞している便(俗に宿便と呼ばれたりしますが)が、腐敗した停滞物がガスを発生させます。やはり、便秘になるとオナラが臭くなるようです。そして、食べ物の種類によっても、オナラが臭くなります、これは悪玉菌が増えるから・・ その主な食べ物は、お肉などの「たんぱく質」お肉中心の食生活は、オナラの臭いがくさくなりやすいので気をつけましょう。 そして、便秘は、おならだけではなく体臭や口臭にも影響を与えるのか?そんな悩みを持っている人は、多くいます。最近は、清潔好きな人がとても増えていますので、自分の体臭や口臭に悩み、逆にストレスを抱えてしまうことも多いのだそう。超音波クリーナーは大切です。それが、便秘と関係があるとしたら・・ 心配ですが・・。 なぜ、便秘が口臭の原因となってしまうことがあるのでしょうか。それは腸内の悪玉菌が、摂取した食物中の炭水化物、脂肪、タンパク質などを腐敗発酵させて悪臭ガスを発生させることが主な原因なのだそうです。 普通は、ある一定の時間を経ると便が排出されますが、便秘で腸内に便が長く留まっていると、悪臭ガスが腸壁から吸収され血液内を巡り、肺にたどり着き、口臭となって出て行くとのこと。 臭いおならや、口臭体臭にに悩む人は、自分の腸内の悪玉菌を追い払う努力をしましょう。そのためにはやはり食生活の改善です。 中でも豆や海藻に多く含まれる食物繊維は、悪玉菌の発する臭い成分や毒素などをまとめて便として体外に排出させる働きがあります。 悪玉菌を掃除してくれる食物繊維を積極的に摂るようにしましょう。また、悪玉菌を追い出すために、腸内の善玉菌を育てることも大切です。はちみつや大豆、ごぼうなどに含まれるオリゴ糖は、腸の中の善玉菌を元気にしてくれます。 また市販されているオリゴ糖を料理に使ったりコーヒーやヨーグルトに混ぜて食べるのもよいでしょう。
虫歯の進行と症状
できるだけ削らない、 抜かない、だから痛くない。そんな根管治療を心がけ、虫歯・歯周病に かからないための日ごろの予防に力を入れる新しいタイプの歯科 「予防歯科」のことです。みなさまの歯の健康に貢献させていただきます。痛くない最小限の虫歯治療で予防歯科の可能性を知ってください! 治療した歯でも、メンテナンスを受けずにそのままにしておくと、再び虫歯や歯周病を招く危険性が十分あります。 一度治療したところは、磨きにくい弱点部分であったり、詰め物やかぶせ物をした境目のところは歯垢(バイオフィルム)が付きやすく、再び悪くなるリスクが高くなるからです。治療した歯はその後、歯科医院での十分なケアが必要となります。 C0:虫歯になる前兆で、歯の表面のエナメル質が透明感をなくして、白濁している状態をいいます。 C1: 初期段階のむし歯です。 エナメル質の中にむし歯がありますが、 象牙質まではすすんでいません。 進行を止める方策が必要です。 C2: 象牙質にまで進行したむし歯です。 内部で広がっていることが多いので、 治療すると大きな穴になることもあります。 侵された部分を除去して、 丈夫な材料で埋める治療が必要です。 C3: 歯の神経(歯髄)まで影響が及んだむし歯です。 耐え難い痛みが出ることもあります。 神経を取り除いて、歯の根っこの内部まできれいに 掃除をする治療(根管治療)が必要になります。 C4: 神経の中まで細菌に侵され、 神経は死んでしまった状態。 根の先端から顎の骨のほうにまで病変が 及ぶと治療も大変になる。顔が大きく腫れて 熱が出るようなこともある。 若くて知識の無い頃には気づかないことが多いのですが、歯科治療の多くは再治療です。前項でも述べた通り、口腔内は不潔域であることもあり、虫歯は再発しやすいものです。どんなに完璧と思えるような治療をしたとしても、歯が存在する限りは虫歯が進行する可能性を秘めています。 「とりあえず(金属などを)外してみますね。」などという台詞をどれだけ聞いたことがありますか?超音波スケーラーは大人気です。 技術的に自信を持っていて、同業者から見ても、治療をさせると確かに上手と言える歯科医師であっても、いつかどこかで改めて虫歯になってしまうケースが多いのです。 先に書いたように、生え立ての永久歯では虫歯の進行が早いので、もし虫歯とわかったら早めに治療する必要があります。しかし、生えてからだいぶ年数がたっている場合、つまり成人以降では虫歯の進行はそれほど早くありませんから、ごく初期の虫歯であれば、それ以上拡がらないようによくブラッシングしてもらい、経過をみることもあります。 しかしある程度大きく進行してしまった虫歯については、それ以上進まないように治療する必要があります。多くの場合、最初の歯の治療となるのは、虫歯となっている部分をとり除き、その部分をレジンや金属(インレー)で補う方法です。現在はほとんど行われていませんが、かつてはアマルガムという材料もよく使われていました。いずれも部分的な修復といえます。
妊娠中の口内炎
口内炎や口角炎は、体調が疲れていたり風邪をひいて抵抗力が弱まっているときにできやすいもので、ちょっとした粘膜の刺激だけでもできる場合があります。この粘膜の炎症を起こしにくくし、治りやすくするために重要な栄養素は「ビタミンB2」と「ビタミンC」です。 このうち、「ビタミンB2」の大切さははまだあまり皆さんに知られていません。そこで、まずどんな食品に含まれているのか見てみましょう。 妊娠することによって、女性ホルモンが妊娠前に比べて大量に分泌されるため、体内のホルモンバランスは大きく変化します、そのため、口内炎が発症することも多いといわれています。それでは、妊娠中に口内炎になってしまったら、どのようなことに気をつければいいのでしょうか? 口内炎の治療には、(歯科機器)塗り薬や飲み薬が用いられますが、妊娠中のお母さんが服用する薬は胎盤を通じて、体内の赤ちゃんにも影響を与えてしまいます、そのため、妊娠中に服用する薬には十分に注意しなくてはなりません。 妊娠中のプレママは陣痛などで食事の用意やバランスを考えるのが辛いときがあります。ビタミン摂取などのバランスが崩れると通常の人間でも口内炎はできます。特に妊娠中に言えるのは、女性ホルモンが関係しているようで、抵抗力が弱ったときに出てくるようです。治療には一般の人と同じようにビタミンB系の服用や軟膏やシールでの治療が簡単でしょうね。いかんせん、妊娠中なので薬の服用に関しては、医師や薬剤師に必ず相談することがよいでしょうね。 服用するお薬(歯科材料)ではその体内をめぐる濃度も桁違いですが、塗布したお薬がそれ程の影響を及ぼすとは考えにくいのが実際と思います。 だからといってむやみにお薬を使用してよいという意味ではありませんので、今度からはご自身で解決しようとはせずに産科の担当医にまず聞いてもらってからにすればよいと思います。 ただし、塩酸ミノサイクリン軟膏の妊産婦への使用に関しては、薬剤の添付資料にもあるように、「使用の安全性は確立されていない」のであり、「治療上の有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること」が原則です。
口内炎に効く食べ物
口内炎になると、口の中に痛みや違和感があり、食欲も落ちてしまいがちです、だからといって食事をおろそかにすると栄養バランスが崩れ、口内炎の治りも遅くなってしまいます。 また、口内炎の発症の原因のひとつにビタミン不足が挙げられるように、バランスのよい食事を取ることは口内炎の再発予防につながります。 それでは、口内炎のときには、どのような食事がいいのでしょうか?口内炎の痛みから、普段に比べかむ回数も減りがちです、消化のよいメニューを取り入れるようにしましょう。口腔内カメラでよく検査しましょう。 口内炎ができやすい、治りにくい方は、「毎回の食事がゆううつです」と元気がない表情になるのも無理はありません。 多くの方は治るまでしばらく我慢しておくか、塗り薬などで対処していることと思いますが、「口内炎に効く食べ物」で予防できたらうれしいですよね。 「食欲の秋」にちなんで食べ物でお口の健康アップを!と、栄養士の資格をもつ当院の歯科助手 つきじさんに「口内炎に効く食べ物」を紹介してもらうことになりました。 院内掲示用のポスターとして製作し、患者さまに大好評!当ホームページのトピックスでもご紹介したいと思います。 ちなみに、ポスター上にある絵はすべて衛生士まよちゃんの手作りです。製作中は非常に面白そうで、診療より熱中していた(!?)力作ですので、口内炎には縁がない方もぜひのぞいてください。 口内炎が出来ている時に、堅いものを口するとかなり苦痛を感じることになってしまいます。いわば口のなかが地獄のような状態です。サラダなどの生野菜が患部にあったたとしても痛くて辛いでしょう。でも、栄養不足だと口内炎の治りも遅くなってしまうので栄養はきちんと取るようにしたほうがよいでしょう。これは後から気づくことも多そうです。 口内炎のときによく食べるのは、ポタージュ系のスープなどがいいかもしれません。コーンクリームやヴィシソワーズなどが良いでしょう。また野菜やお肉を離乳食くらいに細かく刻んで煮込んだシチューなどもおすすめです。熱いうちに食べてしまえば、とても沁みますので辛いのですが、冷まして食べればほとんど痛みは感じません。気をつけたいのは味付けです。では、栄養のある、バランスの取れた食事,口内炎の回復にいい食事とは〜。 まず、食事の味付けは薄味にしましょう。刺激の強い物、甘すぎる、塩辛い、酸っぱい物、極端に苦い物など水分の少ない料理など直に刺激がある物は控えましょう。 カレーやキムチなど香辛料が強い物も控えましょう。 消化しやすい柔らかい物、きざんでやわらく煮込んだ料理も口内炎には向いていますし一度に多くの栄養を補給することが出来ます。 高速ハンドピースは大人気です。 牛乳やヨーグルトなど粘膜を保護する食品も有効です。ビタミンB1、B2、B6が不足した場合口内炎になりやすいです。特にビタミンB2リボフラビンの多い。